1,800円以上の注文で送料無料

クジラの彼 の商品レビュー

4.1

929件のお客様レビュー

  1. 5つ

    300

  2. 4つ

    377

  3. 3つ

    156

  4. 2つ

    17

  5. 1つ

    2

レビューを投稿

2021/08/18

自衛隊との恋愛を畫いた、甘々の恋愛小説。 自衛隊ならではの事情もあって、難しいこともあるけど、そこを乗り越える恋愛。 以前読んだ『ラブコメ今昔』がとても好きなので、これも好きだろうな〜と思ってたけど、やっぱり良かった!

Posted byブクログ

2021/08/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有川さんらしさ全開の自衛隊ラブストーリー集。 全ての登場人物にアジがあり、 読んでいるこちらも恋の行方が気になる! 一気に読み終えてしまいました。 『海の底』読んでからもう一回読もうかなと。

Posted byブクログ

2021/08/15

ずっと前から読みたかった作品。 自分が好きな部類の本だとわかっていたが想像以上に面白く、ほかの自衛隊三部作も読んでみたくなった。

Posted byブクログ

2021/08/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有川さんの自衛隊三部作と呼ばれる一冊。 すでに読了した『空の中』の続編が、しかも前作よりベタベタに甘い恋愛もの。読んでいるこちらが恥ずかしくなってしまうくらい、こういう展開って多分ないよねって言うあま〜い展開でも読んでしまうあたりは有川作品のなせる技か。 『海の底』も早く読みたいところ。

Posted byブクログ

2021/08/12

春名、夏木、秋庭、冬原。 有川ひろさんの書く男性と、男前でかわいい彼女たちが大好きです。 空の中、海の底のカップルたちのその後が見られて、シリーズファンとしてはとても嬉しいです。 個人的には初登場の人物同士の恋愛ものより、春夏秋冬カップルのお話をもっと読みたかった。

Posted byブクログ

2021/08/12

久々の有川浩さん。 一時期ハマってよく読んでいたなぁ。好きな作家さんの一人です。 6つの物語からなる短編集で、いずれも自衛隊の恋愛がテーマ。 原田マハさんが「アート×ミステリー」とすれば、有川さんは「自衛隊×ベタ甘恋物語」が持ち味ですね。 どの作品も、ああ、有川さんらしいわ!と...

久々の有川浩さん。 一時期ハマってよく読んでいたなぁ。好きな作家さんの一人です。 6つの物語からなる短編集で、いずれも自衛隊の恋愛がテーマ。 原田マハさんが「アート×ミステリー」とすれば、有川さんは「自衛隊×ベタ甘恋物語」が持ち味ですね。 どの作品も、ああ、有川さんらしいわ!と思わせてくれる裏切りのない物語になっている。 いちいちこっちが照れるような甘ーい言葉を入れ込んでくるとこも忘れない。 「クジラの彼」 表題作。一般職の彼女が、合コンで出会った潜水士の彼とのもどかしい遠距離恋愛。 この彼氏の冬原くん、優しくて男前で、良いですね。 「ロールアウト」 メーカー勤めの彼女とクライアントである空自の担当者の彼が、「トイレの設計」についてぶつかり合う。 下が絡んでいるんだけど、そこまで汚らしく感じないのは有川さんの手腕。 「国防レンアイ」 自衛官の同期同士の伸下と三池。普段は友達として三池の愚痴を聞く伸下だったが、本当はずっと彼女に思いを寄せていた。 三池の言葉遣いが汚いのが気になり、この話はちょっと苦手だったな。 「有能な彼女」(「海の底」のスピンアウト) クジラの彼の冬原くんの同期である夏木が主人公。ちょっと我の強い年下の彼女に翻弄される。 「海の底」前に読んだけど、もうすっかり忘れてしまってるな。読み返そうかな。 「脱柵エレジー」 若き頃彼女に会うために脱走を図った自衛官は、今や若手の脱走を止める側の立場に。 同じく過去に彼氏に会うために脱走を企てた後輩自衛官とのちょっとキュンとなる会話がツボ。 地味目だけど、結構好きな話だった。 「ファイターパイロットの君」(「空の中」の番外編) 自衛官でありパイロットの光稀を好きになった一般職の高巳。 結婚後は光稀と娘を支える夫となる。「空の中」の番外編なのね。こちらも内容忘れてしまっているのでまた読み返したくなった。 この光稀の勇ましい感じ。「空飛ぶ広報室」の柚木みたいでカッコイイ。 有川さんは実際に自衛隊を取材し、かなり位の高い人たちとも話をフラットに出来るような仲になったという。 そこで色々聞かせてもらった話を様々な作品のアイデアとしているとのこと。 有川さんは自衛隊関連の物語をずっと書き続け、一般の人たちにもそのイメージを柔らかくしたよね。

Posted byブクログ

2021/07/24

自衛隊三部作のスピンアウトだからオイラ好みの物語だと思って安心して読んだ。有川ひろのヒーロー観っていい。自衛隊や警察、消防、医療従事者も有事の時に先頭に立つ人たちだ。お世話にならないのがいちばんだけど、万が一のときは彼らがオイラたちを助けてくれる。厳しい縦社会みたいだけど仕事をす...

自衛隊三部作のスピンアウトだからオイラ好みの物語だと思って安心して読んだ。有川ひろのヒーロー観っていい。自衛隊や警察、消防、医療従事者も有事の時に先頭に立つ人たちだ。お世話にならないのがいちばんだけど、万が一のときは彼らがオイラたちを助けてくれる。厳しい縦社会みたいだけど仕事をする際のその指示系統はカッコいい。上長の命令は絶対だ。誰もが与えられた役割を全うすることに集中する。サラリーマンだと愚痴が出たり飲んで憂さ晴らしが必要になるところだ。縦社会にも問題があるけど、国民、命を守るという大義名分が組織をひとつにしてくれる。それが強いが故に他の組織との軋轢もあるのだろう。オイラから見える彼らには金の匂いがしない。ただ、国民、命を守るということのために日々、全力を出しているイメージだ。実にシンプルだ。不器用で愚直な彼らが大好きだし、オイラもそんな風に生きたいと思う。

Posted byブクログ

2021/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ベタ甘さいっこう!!!リアルで読んでるこっちまで悩んでしまうくらい現実的だけどキラッキラした恋模様が最強に染みた( ; ; )"自衛官"っていう特別さはあるけど恋愛に起こりうるちょっとした出来事とか考え方とかがなんか共感できるし、登場人物たちの言葉の使い方とか言い回しとか心の声とか一つ一つが愛おしかった、、、 是非実写化して欲しい、、、短編映画!!みたいな感じで全部の作品を映像でも見たい、、、もし実現するなら国防レンアイの伸下は綾野剛で、、、お願いします、、、(完全主観)

Posted byブクログ

2021/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

有川浩 3作品目。 自衛隊員同士の、あるいは自衛隊員との恋愛模様の、6短編集。 自衛隊のことはよく知らないけど、これを読む限り、大変だぁ、と一言。私には無理。自衛隊員の生活も恋人の生活も。転勤がある職は、単身赴任か、どちらかが現職を離れるしかないのなら、、、おかしく笑いながらも切なくなりました。 『クジラの彼』 クジラに乗った隊員との、結構きついバージョンの遠距離恋愛。「男はいつも待たせるだけで、女はいつも待ちくたびれて…」か?クジラには何年くらい乗っているんだろう?先日、クジラに女性も乗船との報道が。クジラの彼女も辛そう。 『脱柵エレジー』 「好きな女が大事な時期のとき、バレたら将来に傷がつくような事はさせない。絶対に止める。」これは、男性の美意識ですか? きっと、普通の女性でも同じ。でも、悪女なら?、魔女なら? 『ファイターパイロットの君』 F15のパイロット光稀。「生まれたばかりの子供をほったらかして飛行機に乗るなんて、それでも母親か。そこを衝かれると光稀は常に弱い」これを身内から言われるから、なお辛い。誰かは、誰かの犠牲・諦めのうえに成り立っているのか?

Posted byブクログ

2021/06/03

自衛官の恋愛短編集。 まだ本編を未読だったのに、番外編のものもあったことに気がつかず読んでしまったが、どれも短編として面白く読めました。 番外編を先に読んでから本編でも楽しめそう。 あらためて自衛官のかたに感謝できるし、「ラブコメ今昔」や「空飛ぶ広報室」でも感じたことだけど、仕事...

自衛官の恋愛短編集。 まだ本編を未読だったのに、番外編のものもあったことに気がつかず読んでしまったが、どれも短編として面白く読めました。 番外編を先に読んでから本編でも楽しめそう。 あらためて自衛官のかたに感謝できるし、「ラブコメ今昔」や「空飛ぶ広報室」でも感じたことだけど、仕事が特殊なだけで本当に普通の人たち。 そして、陸海空網羅しているところがさすがの有川浩作品でした。 特に好きだったのは、 表題作「クジラの彼」と「ロールアウト」 特に自衛官の最新トイレ事情知りたくなりました。

Posted byブクログ