クジラの彼 の商品レビュー

有川浩【著】

2022/01/05

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クジラに乗ってるハルが好きです。
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聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出掛けてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。職場では本当は彼氏いないんじゃ？と言われ、なぜかボンボンに気に入られ…
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定期的に読みたくなる有川浩さんの甘い小説。『空の中』『海の底』の番外編も入ってたので本編先に読めばよかった！と思ったが読んでなくても楽しめた。
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2か月ぶりのメール(しかも内容はすごくシンプル)やら中々訓練期間は会えないやらすごい障壁の中、我慢強い女性たちが逞しいなと思った。
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2021/12/19

自衛官の恋愛短編小説。6作あるがどれもいい。厳しい規律の中で過酷な訓練をしている自衛官だって男女ともにフツーに人を好きになる。もちろん時間的な制約があったりでダメになるパターンも多々あるようだ。有川さんは取材もそれなりにされてこの作品を書いたのだろう。
なかなか出会うことのない人の世界が垣間見えて興味深かった。
有川さん独特の言い回しが好き。

2021/12/11

いい年して、甘々ラブコメを読んでキュンとしてしまった。
自衛官の恋の短編6作品。
ドラマになりそうな胸キュンラブコメの王道といったところ。
どの作品も自衛官であるが故の恋愛の悩みが描かれてある。
潜水艦の航海スケジュールは防衛機密。家族でさえ航海予定は知らされない。ましてや彼女など。航海に出ると何ヶ月も連絡不能。待つ彼女も辛いが待たせる彼も辛いだろう。
どの話もグッとくる。
「前日どんな喧嘩をしても、翌朝は笑顔で送り出してくれ。その日の晩に二度と帰って来ないかもしれないのが自衛官だ」その言葉が胸に刺さった。
他の作品も読んでみよう。

2021/12/07

クジラの彼がとっても好きでした。
短編小説だけど、話しが続いていて嬉しかったです。しかし、甘すぎるラブストーリーはちょっと私には苦手でした。
国のために働いてくれている、自衛官の人たちにも、しっかり人間味があってなんか、親しみがでてきました。

2021/12/07

自衛官の恋愛物。

どのサイトでも高評価なので読んでみましたが…

私には合いませんでした。

全体的にくさい。
15年ぐらい前に出版された本だから仕方ないのかもしれませんが…
そして登場人物特に女性キャラですが、痛い感が…

文章が読みにくい。
殴り書きのような乱暴な文章に感じられました。
その当時の若者の素直な感情を表現しているんだとは思いますが、とても粗雑な感じがします。

人しか出てこない。
季節や天気、景色など日常の風景、雰囲気がほとんど出ないので、情緒的な物は一切感じず、ただ人と人の会話、感情を読んでいるだけな感じでなんだか疲れてきます。
私の脳内ではただ人がジタバタなんかやってるなーぐらいのイメージしか湧きませんでした。

評価も高く、他にもたくさん高評価な作品を書いてる作家さんだったのでかなり期待していたのですが…とても残念です。

2021/12/02

丁度大人の純愛の小説を読みたくて本当にこの本を読んでよかったです。ツッコミとかも軽くあって短編ですぐ終わっちゃいました。
今まで男性の方だと思ってたけど解説を読んで、女性と知りびっくりしました。

2021/12/02

・クジラの彼
「いや、大変よろしいね。そのセンスは大変よろしいですよ」この言い回し、個人的にかなりヒットした。
頭が切れてワードセンスのある人に、飲みの席でこんな事を言われたら、後の旦那だからいいけど…違ったらヤバいな一生忘れられない男性になるのは間違いない。というくらい強く印象に残るフレーズだった。

ファイターパイロットの君が一番甘かった。
仕事を頑張る強気な女性も、１人の男性からは見透かされ猛烈に愛されてる。そんなベタ甘なラブコメだった。

2021/11/26

短編集。自衛隊を題材としたラブコメ集。（名前だけで）有川さんのことを男性と思っていたが、今作を読んで初めて女性と認識した。図書館シリーズと阪急電車、フリーター家を買うなどの作者と紹介みて、氏の作品を読むのは初めて。なるほど、こういう作品書かれるのかと思った。けっこう甘いかんじのラブコメとの印象。

2021/11/10

潜水艦乗りとの合コンなんてなかなかない設定で考えたこともなかったからなるほど〜と妙に納得。恋愛を継続させるのがかなり大変なのか。
潜水艦を潜るクジラと表現するあたり言葉のチョイスがいいな。
全部が自衛隊シリーズで驚いたが、「国防レンアイ」「脱柵エレジー」あたりを読んでると、恋愛に真っ直ぐな普通の若者なんだなと少し自衛隊員に親しみが湧いてきた。
素敵な恋愛集

2021/11/04

『数ある恋の中で、自衛官との恋ほど過酷な恋はない』

「自衛官も恋愛したり結婚したりするフツーの人間なんだということを書いてやってください」　あとがきより

イヤ、どうもフツーではなさそうですが…

でも、これが有川さんの手にかかると、甘く切ない恋物語に…　流石です！