おれのおばさん の商品レビュー
主人公が優秀でいい若者だ。逆境にめげず、更に人間性を磨いて欲しい。おばさんのバイタリティーの豊かさもいい感じだ。明るいおばさんでいて欲しい。
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東京の名門私立中学に通う主人公が、父の逮捕をきっかけに一家離散。母の姉が切り盛りする札幌の児童擁護施設で暮らすことに。 重い設定だけど、切れ味のいい文章で、すらすら読み進められる。どんな状況でも頑張ろうという気持ちになる本。
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どの人も辛い境遇を負っているのだけど、爽やかにまとめられていた。高校生向きの本なのかな。ああいうおばさんが日本には必要。 2015.1.25
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不完全燃焼だった「金色のゆりかご」、でもちょっと惹かれるところもあって手に取った佐川さん2冊目…こちらは起承転結もバッチリで小説として楽しめた。 法学生から食肉加工会社へと異色の経歴を持つだけにここでも屠殺シーンは出てくるし福祉関係(特に里親や養子問題)を取り上げ社会に知らしめる...
不完全燃焼だった「金色のゆりかご」、でもちょっと惹かれるところもあって手に取った佐川さん2冊目…こちらは起承転結もバッチリで小説として楽しめた。 法学生から食肉加工会社へと異色の経歴を持つだけにここでも屠殺シーンは出てくるし福祉関係(特に里親や養子問題)を取り上げ社会に知らしめるというのはこの人のスタイルなんだろう。 でもそんな事が嫌味にならないのはお写真で見る通りのお人柄、ご本人はきっといい人なんだろうなと思う。 青春小説としては主人公君が優等生を通り越して諦念に達しちゃってるだろ!ってケチのつけどころもあるが家庭、友情、そして「青年プラスおばさんよ、大志を抱け」的なエッセンスはしっかり詰まった良い本。読み手の年齢によっていろんなことを感じられるんじゃないかな
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図書館で見つけた作品。 タイトル借りです。 内容も読みやすく最後まで飽きず。 サクサク読めちゃいました。 もう一度読み直してみようかな。
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養護施設で暮らす子供たちの話。子供たちから一目おかれるおばさん。かっこいい大人がいれば子供はグレないんだよ!って伊坂さんの小説。たとえ道を外れることがあってもその存在で一歩踏みとどまれる、そういう存在の大人の大事さ。ドラマ明日ママがいないが批判されたけど、現実を知ることそこにいる...
養護施設で暮らす子供たちの話。子供たちから一目おかれるおばさん。かっこいい大人がいれば子供はグレないんだよ!って伊坂さんの小説。たとえ道を外れることがあってもその存在で一歩踏みとどまれる、そういう存在の大人の大事さ。ドラマ明日ママがいないが批判されたけど、現実を知ることそこにいる子供達の心や進路を知ることが大切。現実を知りそれを改善するには…が大事。身勝手な親が増えてるのも現実。子供は親を選べない。でも生きていかなくてはいけない。その中での良き人との出会い、一番大事なこと。ぜひとも子供達にも読んで欲しい!
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名門私立中学校に通う高見陽介は、父の業務上横領が原因で退学を余儀なくされて、伯母の運営する児童養護施設に身を寄せることになるが——。 前向きで頭のいい中学生である主人公が、自らの進むべき道を考える話。主人公は気持ちがいいほど前向きで、掘り下げは浅い気もするが、まあまあ面白かな。一...
名門私立中学校に通う高見陽介は、父の業務上横領が原因で退学を余儀なくされて、伯母の運営する児童養護施設に身を寄せることになるが——。 前向きで頭のいい中学生である主人公が、自らの進むべき道を考える話。主人公は気持ちがいいほど前向きで、掘り下げは浅い気もするが、まあまあ面白かな。一気に読める。
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元気の出る小説。 若くしてこんなに苦労を背負い込むなんて過酷すぎると思ったが、「おばさん」を基軸にそれぞれが前向きに奮闘していく姿に逆に勇気づけられた。 一方で、世の中には親や身内に恵まれない人たちがたくさんいるんだろうなということを再認識させられた。 自分より境遇が恵まれない人...
元気の出る小説。 若くしてこんなに苦労を背負い込むなんて過酷すぎると思ったが、「おばさん」を基軸にそれぞれが前向きに奮闘していく姿に逆に勇気づけられた。 一方で、世の中には親や身内に恵まれない人たちがたくさんいるんだろうなということを再認識させられた。 自分より境遇が恵まれない人を見て、自分を鼓舞するなんてことは許されないだろう。だけども、つらい過去、次々と降りかかってくる苦しい現実に様々な人の協力を得ながらも立ち向かっていく姿を見て、「俺も頑張ろう!」って思わない人はいないだろう。苦労が苦労でなくなると思える清々しいストーリーだった。まだまだ自分はちっぽけだ。
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2013/11/18 913.6||サガ (3階日本の小説類) ある日突然、父親が逮捕! 東京の進学校から一転、変わり者の実のおばさん率いる札幌の児童養護施設の居候となった14歳の陽介。 児童養護施設に暮らす中学生たちの真っ向勝負の「人生との格闘」、体を張って受け止めるおばさ...
2013/11/18 913.6||サガ (3階日本の小説類) ある日突然、父親が逮捕! 東京の進学校から一転、変わり者の実のおばさん率いる札幌の児童養護施設の居候となった14歳の陽介。 児童養護施設に暮らす中学生たちの真っ向勝負の「人生との格闘」、体を張って受け止めるおばさんや大人たちの生きざま… 全編を貫く潔さがあなたの胸にも迫る。
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表紙の青が目に付いたので、なんとなく読んでみたら、ちょうど行こうと計画していた街が出て来て、お!と引き込まれました。 中学生、受験、家族についての思い、遠くへの旅、など、今の自分にとって身近に感じられる要素が多くて、一気読み。
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