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プロムナード の商品レビュー

3.7

56件のお客様レビュー

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2010/07/05

作家になるまでの道程から、昔好きだった女の子との話まで…。一篇一篇に驚きが詰まった、新感覚のエッセイ54篇に加え、17歳のときに初めて描いた絵本『緑色のうさぎの話』。19歳のときに初めて文字で綴った戯曲『誰かが出て行く』も特別に収録。

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2010/06/30

エッセイ集。 ホントに普通の人だなぁと・・・サラリーマン生活もしていたということで、なおさら親近感がわいた。 17歳のときに描いた緑色のうさぎの絵本が印象的で、やっぱり、才能は普通じゃなかった。

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2010/06/29

道尾秀介のエッセイ集。 何気ない日常が道尾節で語られるだけで違った見方が出てくるのが面白い。 小説で使われたネタの元ネタの話や昔書いた絵本・戯曲などなど盛りだくさん。 道尾秀介を形作ったものたちを知れて楽しく読めた。

Posted byブクログ

2012/02/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大好きな道尾秀介さんの初めてのエッセイ集。自分の好きな作家が「自分の書く小説が大好き。誰の小説よりも好き」と最初に書き始めてくれるのはなんだか嬉しい。「第?、?、?章」では道尾さんが日常の中で感じたり経験した数々のエピソード、「僕の好きなもの」では映画や本の紹介、また特別収録として、道尾さんが17歳の時に書いた絵本「緑色のうさぎの話」と19歳の時に書いた戯曲「誰かが出て行く」が収められている。この作品の後で読んだ『月の恋人』の中のエピソード(満員電車の携帯バイブの原因とか、花火のこと、4つの十円玉の話)が、実際の道尾さんの体験に基づいてることが分かって面白い。「緑色のうさぎの話」は悲しいお話とイラストのうさぎの表情に思わず目が潤んだ。(戯曲のオチが分からなかったけど…。最後にでていったのは誰?)道尾さんの作品に表れる魅力は、こうしたエッセイにあるような、日常の「くすり」という笑いや鋭い感受性でモノ思う心の振り幅に見られる気がする。「人と違った視点」を持つことと「人と同じ目線に立つこと」とのバランスがいいのかなぁと思ったりもした。デビュー作以降の道尾さんの作品群からどうしてもミステリ作品としての「トリック」「捻り」「騙し」などを期待して読んでいた時期も長かったので、「ジャンルと色眼鏡とリドル・ストーリー」の「(ミステリに限定せず)小説という制約で書いている。先入観なしに読んでほしい」という記述に、彼の作品を読むときの姿勢を考え直す機会にもなった。最近の作品もミステリ一色のものはかえって少ないとは感じていたけれど。とかいってこれもひっかけなんじゃ…?(って、この姿勢がダメ!)文庫で出たら買いたいなぁ、この本。

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2010/06/28

今、乗りに乗ってる旬な作家、道尾さんの初エッセイ集。 『月の恋人』にも出てくるアメンボ、線香花火のエピソード、17歳のときに描いた絵本、初めて文字で綴った戯曲などバラエティにも富んで興味深く楽しく読めました。 何気ない日常のスケッチが道尾目線にかかると新鮮な風景に変身する。 自分...

今、乗りに乗ってる旬な作家、道尾さんの初エッセイ集。 『月の恋人』にも出てくるアメンボ、線香花火のエピソード、17歳のときに描いた絵本、初めて文字で綴った戯曲などバラエティにも富んで興味深く楽しく読めました。 何気ない日常のスケッチが道尾目線にかかると新鮮な風景に変身する。 自分の書く小説が大好きだと言う道尾さんにとって小説家というのは天職なんだと思いました。 とても簡潔で読みやすい文章もよかったですね。

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2010/06/11

道尾さん、初のエッセイ集 分厚いけど軽いタッチで読めちゃいます イオリちゃんの話とアンのが好きです

Posted byブクログ