プロムナード の商品レビュー
自分をすべてさらけ出して どの項も面白い 非常に感受性するどく 頭もよさそう でもご自分では「頭が悪く ごく人並みの感受性しかもっていない。だからこそ 作品には人一倍必死に魂を注ぎ込まなければいけないと思っている」、、、ですと 17才の冬にどうしても描きたくなった漫画 19歳の...
自分をすべてさらけ出して どの項も面白い 非常に感受性するどく 頭もよさそう でもご自分では「頭が悪く ごく人並みの感受性しかもっていない。だからこそ 作品には人一倍必死に魂を注ぎ込まなければいけないと思っている」、、、ですと 17才の冬にどうしても描きたくなった漫画 19歳の春にはじめて綴った戯曲なども載っている 「月と蟹」ではまってしまってこれが2冊目 これからも注目!
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道尾さんを身近に感じることができ、嬉しくなった。冒頭で、「自分の小説が大好き」だときっぱり言い切る著者だからこそ、読んでみたくなります。
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クールでニヒルなイメージの道尾さんの、意外とお茶目な一面や学生時代のワルぶりが垣間見れて面白かった。小学生のとき授業中にに遂行した「完全犯罪」に笑った。
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道尾秀介さんの初エッセイ集。 …と偉そうに書いてみたものの、実は自分にとっては初“道尾秀介”だったりするので、小説と比較してどうこうということは書けない。 さらさらっと読めるお話が多いですが、帯の惹句にあるような“謎多き小説家が綴るおかしな日常”を期待するとガッカリするかも。 “...
道尾秀介さんの初エッセイ集。 …と偉そうに書いてみたものの、実は自分にとっては初“道尾秀介”だったりするので、小説と比較してどうこうということは書けない。 さらさらっと読めるお話が多いですが、帯の惹句にあるような“謎多き小説家が綴るおかしな日常”を期待するとガッカリするかも。 “おかしな日常”どころか、かなりマジメな人なんじゃないかと思う。 とりあえず、小説を読んでみたくはなった。
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初めて道尾さんの文を読んだ。何度か吹き出した。次は小説を読んでみよう。 4コマの逆読みやってみようかな。
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他人のお金で遊ばせてもらう仕事をすることをバイク屋から学ぶ。 小学生のとき夢の中で時を止める力を得て花火を独り占めする。 「心の師とはなるとも 心の師とすべからず 日蓮大聖人」を信条とする。 ハプニングを演出した女性ボーカルに感激する。 馬鹿馬鹿しい想像を形にしたいと考えた人が最...
他人のお金で遊ばせてもらう仕事をすることをバイク屋から学ぶ。 小学生のとき夢の中で時を止める力を得て花火を独り占めする。 「心の師とはなるとも 心の師とすべからず 日蓮大聖人」を信条とする。 ハプニングを演出した女性ボーカルに感激する。 馬鹿馬鹿しい想像を形にしたいと考えた人が最初の作家ではないか。 人は無意識のうちに感情のバランスを求めている。 手を触れず硝子越しにそっと覗くのが思い出である。 蜘蛛を見ることで自分を客観視し、さらにマクロな視点を得る。 冒険をするにはきっかけを信じることが必要だと『グーニーズ』から学ぶ。 文章でしか描けないものの存在を『人間失格』から知る。 男の気を引くにはたまに笑いかけ、別の男と仲良くしてみせること。 最近の読者に不人気な渾沌をいつか書きたい。 小説と教科書の違いは人の姿をしているかどうか。 ジャンルは作品の内容に先行するものではないと言いたい。 四コマ目を見ただけで起承転があてられるような人生を送りたい。 現実と地続きである物語を作るには家にこもっていてはだめだ。 「できないこと」の中で「できること」を模索する重要性。 装丁・本文デザイン:bookwall 装画・挿画:浅妻健司 写真:帆苅一哉 ついに直木賞作家となった道尾さんのエッセイ集。 17歳のときに描いた絵本『緑色のうさぎの話』や 19歳のときに作った戯曲『誰かが出て行く』も収録されていて 道尾ファンなら必読の一冊だと思います。 自分が読みたいものしか書かないという道尾さんが どれだけ魂をこめて小説と向き合っていることか。 読む方の姿勢も正されます。 「ジャンルと色眼鏡とリドル・ストーリー」の構成が面白く、 読み手を楽しませることを忘れていない。 自分=読み手だから客観的な視点を 常に持つことができるのだろうと想像します。
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小説かと思ったんですけどね。エッセー。 そこまで心惹かれることもなかった。残念。 道尾さんの嗜好と思考が見れるのは楽しい。
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この人の小説はおそらく全部読んでるんじゃないかと思う。出たら必ず読むが、好きか?と聞かれたら、うーん自分でもよくわからない。 あまりにも後味の悪い作品が結構あって、それがどうにも辛かった。私はホラーは嫌いじゃないし(どっちかというと「怖いもの見たがり」)大きな声では言えないがグ...
この人の小説はおそらく全部読んでるんじゃないかと思う。出たら必ず読むが、好きか?と聞かれたら、うーん自分でもよくわからない。 あまりにも後味の悪い作品が結構あって、それがどうにも辛かった。私はホラーは嫌いじゃないし(どっちかというと「怖いもの見たがり」)大きな声では言えないがグロテスクなものもOK。でもどんより救いのない感じは苦手だ。それなのに、げっそりしつつまた読む気になるのが道尾作品で、なんでだろと思ってきたのだった。 このエッセイを読んで何となくわかった気がする。作者は、てらいなく言葉や小説への信頼感を語っている。文章にしかできないことがあり、小説にしかできないことがある。作家がこんなにストレートに小説の存在価値を語っているのを久しぶりに目にしたように思う。道尾作品の磁力はおそらくここから来るのだろう。 また、あらためて思ったのだが、文章が端正でうまい。滑らかだがメリハリがあり、文句なく読ませる。若手(だよね)作家ではピカイチだと思う。 大学を出てしばらく営業マンをしていたとは知らなかった。もっと驚いたのは作者が「金髪・長髪に安全ピンの十六歳」だったと書いていること。目のくりっとした好青年風の著者近影からは想像がつかん。ま、作家の自己申告を真にうけたらいけないのかもしれないけれど。
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うんうん、なるほど・・と、道尾作品の舞台裏を見る思いで読めました。ただ、残念ながら、私、道尾さんの作品をそんなには読んでない!(汗)ホラーものが多いというイメージなので、ちょっと敬遠してたのかも、ですね。ファンなら、あぁ、そうだったのか〜〜、というお楽しみが満載だったようなのに、...
うんうん、なるほど・・と、道尾作品の舞台裏を見る思いで読めました。ただ、残念ながら、私、道尾さんの作品をそんなには読んでない!(汗)ホラーものが多いというイメージなので、ちょっと敬遠してたのかも、ですね。ファンなら、あぁ、そうだったのか〜〜、というお楽しみが満載だったようなのに、私にはちょっと勿体なかったかな。でも、真摯な気持ちで日々、創作にあたられている道尾さんの横顔を感じられたのがよかったです。(*^_^*)
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道尾秀介のエッセイ。素直な日常がのぞけて、また、魅力が増した感じ。良かったです。でも、小説のが、好き。
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