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1950年のバックトス の商品レビュー

3.6

33件のお客様レビュー

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2014/01/29

直木賞作家の短編集で23編収録。日常の場面を切り取った人情味あふれる話が次々と披露されていき、各編ともに”つかみ”はOKなのだが、いかんせん”オチ”がない。2つ3つは、まぁ堪えられるが、それがずっと続くとさすがにツラくなる。まさに読んでいて”落ち着かない(オチつかない)”のである...

直木賞作家の短編集で23編収録。日常の場面を切り取った人情味あふれる話が次々と披露されていき、各編ともに”つかみ”はOKなのだが、いかんせん”オチ”がない。2つ3つは、まぁ堪えられるが、それがずっと続くとさすがにツラくなる。まさに読んでいて”落ち着かない(オチつかない)”のである。キチッとまとめた作品もアクセントとして入れて欲しかった。残念。

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2013/08/25

北村薫は大好きだが、何でもおもしろいというわけではないらしい。 最初は怖い話が続いたので怪談かと思いきや、日常の懐かしい話も、たくさん詰まっている。印象深い話が多いのにはスゴイと思う。

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2013/07/07

すごく短い文章もあるんだけど、なんだかドキリとさせられる話が多いです。文章の短さに物足りなさを感じつつ、その文章力に感心してしまうことしきりです。でもやっぱり長編が読みたいなぁ。

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2012/11/01

最初の方のお話は読んだ覚えがあったけど、、 前は途中でやめちゃったのかな(・・?) 百物語とかはすっごく印象に残ってたんだが… 好きなのは アモンチラードの指輪 1950年のバックトス かなー

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2012/04/23

どの作品もよかったが、個人的には、表題にもなっている「1950年のバックトス」が一番心に響いた。 どの作品も洗練されていて、とても楽しく読むことが出来た。

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2013/05/09

大好きな北村さんの短編集。短編集なんてあんまり読まないけど、短編もいいなぁと思った。この人独特の変わったたとえとか、具体的な描写とか、日常の何気ない心の機微の表現が好き。

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2012/03/08

ちょっと北村薫の作品を読み直したい気分になっていて、まずは超短編を集めたこれから始めようかと。とりあえずいろんな味わいが楽しめました。

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2011/09/25

短編~ショートショート。 入り込めるものもあれば、そうでないものもあり。 いくつかの短編はほろっとくることもあり、なんとなく、秋の終わりに読みたい感じでした。

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2011/08/31

北村さんの短編集って、"珠玉の"ってつけたくなる。 一編一編が輝いてて、魅力的で。書き手として本当に羨ましく感じます。 水に眠る、語り女たち、そしてこれ。すべて文庫版で買って手元に置きたい、ぜひ。全力で文庫版を推します。装丁も含めて完成された美しさがあると...

北村さんの短編集って、"珠玉の"ってつけたくなる。 一編一編が輝いてて、魅力的で。書き手として本当に羨ましく感じます。 水に眠る、語り女たち、そしてこれ。すべて文庫版で買って手元に置きたい、ぜひ。全力で文庫版を推します。装丁も含めて完成された美しさがあると思う。ひっそりと、優しくて、つめたい。

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2011/07/17

ナンセンスとは少し違うかもしれないけれど、何とも捉えがたい短編集でした。あ、いいな、と思ったのは「雪が降って来ました」。最後の「ほたてステーキと鰻」もファンには嬉しい短編でした。

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