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日本の大問題が面白いほど解ける本 の商品レビュー

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40件のお客様レビュー

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2022/03/27

高橋先生のわかりやすい経済書です。少し古い書籍ですが、教育のバウチャーチケットなど、今でも現実に議論されていることが論じられています。10年以上前に指摘されていて、おそらく本内容は今でも変わらないのでしょう。社会の問題点をザクッと理解するための良書でした。

Posted byブクログ

2019/05/31

2010-05-15 12:31:28 マクロ経済とか勉強したこともないし、生半可な知識しかないけれども。 テーマ:政治・経済 【激震2010 民主党政権下の日本】金融政策に無関心な経営者たち…ミクロの成功体験が落とし穴に 高橋洋一さんは、先日「朝まで生テレビ」でご一緒させ...

2010-05-15 12:31:28 マクロ経済とか勉強したこともないし、生半可な知識しかないけれども。 テーマ:政治・経済 【激震2010 民主党政権下の日本】金融政策に無関心な経営者たち…ミクロの成功体験が落とし穴に 高橋洋一さんは、先日「朝まで生テレビ」でご一緒させていただいた。私のマクロ経済の知識は竹中平蔵さんの本やら経済雑誌などでついた知識でしかないから、大学で本格的な経済学を学ばれた方達には及びもつかないし、批判のしようもないが、たぶんこの記事は私なんかとちょっとした論戦になったことを前提に書かれたものだと思う。 彼の言う事は至極もっともだけれども、別に私は金融政策に無関心というわけではない。しかし、車の両輪であるということも否定するわけではない。が、これまでもマクロ経済周りの対策は色々練られてきたわけだし、必ずしも経済学者の思い通りにデフレを克服したり不況から回復しているわけでもない。彼らに言わせればそれはまだまだ不十分だということになるんだろうが、そもそも私の悪い頭ではその辺がピンとこないのだ。じゃあ、日銀とかには頭のいい経済に明るい人が集まっているのに、なんで高橋さんのような頭のいい人の考える政策を実行しないんだろうなあ?と思ってしまうんだ。 金融政策も結構だが、今一番力を入れるべきは、高橋さんの記事にも書いてある通り企業家のマインドを高めるために規制緩和などを行うように政府に働きかけることなんじゃないかと思う。 もうひとつ、高橋さんの書いているように、金融政策などが絵空事のように思えるのは事実である。多くの国民にとってもそうだろう。私なんかよっぽど関心があるほうだ。でもグローバル経済の中での日本的な観点での説明があまり聞かれないのはどうしてなんだろう?デフレや不況は明らかにグローバル経済や情報革命の影響を受けているはずだ。その辺も含めてどう解決していくのかの視点がぼやけているような気がしているのもなんとなく納得いかないところかもしれない。 なんか、竹中さんの本みたいに、マクロとミクロの経済学とかを一緒に分かりやすく説明して今後の対策とかを高橋さんに私が質問したら、生徒に話すみたいに丁寧に答えてくれてそれを本にまとめたりしたら面白いなあとか思ってしまった。 と思ったら、こんな本がでてた。 日本の大問題が面白いほど解ける本 シンプル・ロジカルに考える (光文社新書 459) posted with amazlet at 10.05.14 高橋 洋一 光文社 売り上げランキング: 252 Amazon.co.jp で詳細を見る

Posted byブクログ

2019/05/21

基本的な問題について経済学の立場から議論しているうちは、論理も明確で、すっきりしているのだけれど、具体的な問題になると、とたんに根拠があやふやになってくる。紙面の限界なのかもしれないけれど。

Posted byブクログ

2018/10/20

日本の抱える問題を高橋さんの視点で読み解く。ここで掲げられている問題についてもっと深く掘り下げていきたい。多くの課題が紹介されている。一番興味を持っている地方分権については紙面が少なかった。税の問題も気になる。政治家の方と話ができる程度に理解を深めたい人のきっかけとなる本。

Posted byブクログ

2016/01/13

etcを管理するのは道路システム高度化推進機構という財団法人で国交相の天下り etcの機能は役所のせいでハイスペック、95パーセントは使われていない 児童手当自体は、諸外国でもなされているまっとうな政策 周波数オークションはとてもいいはずだが、マスコミの猛反対があるのでマスコミは...

etcを管理するのは道路システム高度化推進機構という財団法人で国交相の天下り etcの機能は役所のせいでハイスペック、95パーセントは使われていない 児童手当自体は、諸外国でもなされているまっとうな政策 周波数オークションはとてもいいはずだが、マスコミの猛反対があるのでマスコミは取り上げない。

Posted byブクログ

2013/03/18

元官僚の著者が文字通り、日本の政治上の主に財政赤字の問題についてシンプルに記述した一冊。 ただ、震災前なので震災についての記述は一切なく。 著者の言う通りにすれば全てうまくいくかは別として、政治・経済に疎い人間でもわかりやすく書いてあるので、お勧めの一冊。

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2013/02/27

なかなか自分で考えるということは難しいもので、 考えているつもりになっているだけかもしれません。 読んでなるほどと思うことが 正しいことなのかわかりませんが、 なるほどがいっぱい詰まっている本です。 理系頭の私には シンプルにコストベネフィット分析というフレーズは とてもわか...

なかなか自分で考えるということは難しいもので、 考えているつもりになっているだけかもしれません。 読んでなるほどと思うことが 正しいことなのかわかりませんが、 なるほどがいっぱい詰まっている本です。 理系頭の私には シンプルにコストベネフィット分析というフレーズは とてもわかりやすい。 コストはいくらですか? ベネフィットはいくらですか? じゃぁ比較してやりましょう、 やらんときましょう。 基本的にただこれだけ、 これに反論する余地はないといえましょう。 2010年発行なので 民主党の政策にたいすツッコミなのですが、 だからといって考え方の中身は風化するものではありません。 年金問題に対するツッコミはよくわかりません、 私は今から積み立てを開始する者が納得いくものにすることが第一だと考えます。 それ以外の人たちは泣いてもらおうで良いと思うのです。 それが社会というものだから 失敗したときに国民であったことは仕方がないことじゃないですかと、 思うのですよ。 折り合いをつけるのはそれからだと思うのです。 私の思う年金は とりあえず今までいれたお金は一括して返してもらって(笑) 全額税金で良いと思うのです。 一括で返してもらえれば年金は当然へります。 それがイヤであれば返してもらわないという選択肢もありですね。 と 私は思う。 国民総背番号制は しかたがないかなとおもいます。 よりよい社会の為には必要だと思います。 個人的にはいやですが、 社会のためには良いとおもいます。 法人税は基本的にゼロにしたらいいとおもう。 その理由は本書をご覧ください(笑 法人税ってのは二重課税だということですよね。 私もそう思います。 不公平な税制度です。 それらも含めて 国民総背番号制というのは優れているわけですが、 個人的にはいやです(笑 社会的には良いことでしょう。

Posted byブクログ

2012/02/01

読了。ここ1年くらいの財政政策・経済問題の解決策をシンプル・ロジカルに考えている。専門知識がなくても読める、ので細かい部分はかなり省略。民主党経済政策・社会保障制度・税制問題の整理に最適。

Posted byブクログ

2011/11/10

最近テレビや新聞のニュースを見る機会が減ってきている私にとって、「日本の大問題」は何なのか、また、その「解決策」が何なのかがあまり認識できていません。この本の著者は以前に「さらば財務省」という本も書かれた財政通でもあり、難しい問題を分かりやすく解説しています。 難しい問題を難...

最近テレビや新聞のニュースを見る機会が減ってきている私にとって、「日本の大問題」は何なのか、また、その「解決策」が何なのかがあまり認識できていません。この本の著者は以前に「さらば財務省」という本も書かれた財政通でもあり、難しい問題を分かりやすく解説しています。 難しい問題を難しく書くのは多くの人がやっていますが、易しく解説するには本質が分かっていなければできないと思います。この本は普段、新聞だけを読んでいては認識することのできない視点で書かれていて、私にとってはためになる本でした。特に、日本政府がドル買いをするという具体的な内容(=短期国債を発行)は初めて知ったこと(p79)でした。 以下は気になったポイントです。 ・アメリカの高速道路が「フリーウェイ」と言われるのは、立体交差になっていて交差点等でストップすることから解放(フリー)されている意味であり無料ということではない(p21) ・最後には予算は必ず仕上がる、その手段は、1)赤字国債、2)埋蔵金使用、3)予算の組み替え、である(p27) ・政治主導と、前政権のシーリング(予算の上限)否定にこだわった民主党の姿勢は、タガの外れた予算という大失点となった、さらには過去最大の国債発行額の抑制や事業仕分けにおいて財務省に大きく依存するようになった(p32) ・児童手当の廃止で大喜びしたのは、都道府県と市場村、年間7000億円の負担から解放された(p36) ・雇用保険で巻き上げたお金は、雇用能力開発機構等の天下り団体で無駄使いされた、581億円の建設費をかけ、毎年10億円の赤字をだして6年で閉鎖した「私のしごと館」が典型(p45) ・日本の電波利用料収入が653億円、その大半は携帯電話キャリアが負担していて、テレビ局はわずかに38億円、周波数オークションは携帯電話、テレビ業界ともに反対している(p50) ・GDPギャップが40兆円もある状態では、デフレが続くのは当たり前、「デフレは安くなっていい」というのは大きな誤解、良いのは3~5%程度のマイルドインフレ(p55) ・中長期の為替の動きについては、説明可能、長期の動きについては「購買力平価=ビックマック指数」という物価から、中期については「金利差」から可能(p67) ・リーマンショック後の2008年10月、日本は欧米の中央銀行による0.25%協調利下げに参加しなかった、これにより日本の金利は相対的に高くなったと判断されて、円高・株安となった(p75) ・2003年から2004年にかけては大規模な円売りドル買いが行われた、実際には、アメリカ国債(ドル建て)を買う、そのために財務省は外国為替資金証券という短期国債を発行する(p79) ・国際収支の常識方程式:経常収支+資本収支(民間がもつ債権)+外貨準備(公的機関が持つ債権)の増減=ゼロなので、経常収支の黒字は、資本収支か、外貨準備のマイナスとなる(p84、86) ・国債金融政策において、1)固定相場制、2)独立した金融政策、3)自由な資本移動、のうち同時に2つしか実現できない、多くの先進国では2)と3)を守るために1)を放棄、中国では、1)のみを選択、2)3)を放棄している(p89) ・日本のバランスシートによれば、800兆円の借金と同時に、500兆円の資産がある、そのうち300兆円は赤字国債(特殊法人への貸付金、出資金)、200兆円は道路や役所の建物である(p120) ・300兆円の債務超過となるが、国の場合には債務を返済できないことを意味しない、それは国には「課税金」があるから(p121) ・歳入=税収等+国債発行額、歳出=国債費+一般歳出、歳入=歳出なので、税収等-一般歳出=国債費-国債発行額=プライマリーバランスである(p124) ・日本がノーマルな成長をすれば(名目GDPが4%程度)、国債金利もその程度(4%)になる(p133) ・多くの国で法人税を下げているのは、ITや法の整備によって、個人資産や個人所得の精度の高い捕捉が可能になってきたから(p166) ・地方分権のスタートとしては、特別会計の地方移管が望ましい、例えば、国交省の社会資本整備事業特別会計の中の空港整備勘定を分割して地方へ移譲するなど(p190)

Posted byブクログ

2011/10/20

政治のカラクリを著者の面からの一回答として紐解いてくれた本。序盤が非常に面白かったが、後半は専門用語が多くちとついていけませんでした。ただ、メディアに踊らされる俗人としては、色々気づく点も多く、次回作も期待です。

Posted byブクログ