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レンタルチャイルド の商品レビュー

3.8

49件のお客様レビュー

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2010/11/09

私はどうやって、この本を読めばいいのだろう。 何かしてあげたいと思えばいいのか。 これが現実だ、と 高みから論じるのか。 こうしている間にも、子どもが死ぬ。 ドラッグにハマる子ども 生まれてすぐに殺される子ども 成人してからも、生は彼らに冷たい 何が、できるのかな

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2011/07/18

読むのがしんどくなる記述ばかりで読み終えた後疲れを感じました。この本は、インドの都市で、自分の体を傷つけてまで物乞いをして生活しているストリートチルドレンを追った本です。このような子供たちをなくすにはどうすればよいのか、考えさせられます。本当に必要なのは、お金やモノではなく、一人...

読むのがしんどくなる記述ばかりで読み終えた後疲れを感じました。この本は、インドの都市で、自分の体を傷つけてまで物乞いをして生活しているストリートチルドレンを追った本です。このような子供たちをなくすにはどうすればよいのか、考えさせられます。本当に必要なのは、お金やモノではなく、一人ひとりが自立して生活できるような教育だと、私は思いました。

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2010/10/08

国が変わればこんなに生活も変わるものかと唖然とした。生きていくのに必死なのは理解出来るけれど、自分自身を傷つけてまで物乞いをする考え方に愕然とした。

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2010/09/10

インドの最下位層をルポ。 生活の凄まじさが伝わってくる。 インドに行ってみたいような、でも怖いような。

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2010/08/04

物乞いに身障者が多いことを調査 貧困の連鎖 物乞いのいりを良くするために赤子をレンタルするシステム

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2010/07/18

「貧困」が「貧困」を呼び起こし、さらなる悪循環を招いている。「正しき」経済発展と統治の絶対的必要性と、それを実行する困難性を深く感じた。

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2010/07/21

貧困とは、ただの貧しさではなく、 貧者が貧者を食い物にする、救いのない世界だと知る。 貧困を知らない自分たちには想像もつかない世界。 これまで、貧困と貧しさは同義だと思っていたが、貧困という時には、貧しさという言葉には含まれない構造的問題がある。 マフィアとは名ばかりで、無秩...

貧困とは、ただの貧しさではなく、 貧者が貧者を食い物にする、救いのない世界だと知る。 貧困を知らない自分たちには想像もつかない世界。 これまで、貧困と貧しさは同義だと思っていたが、貧困という時には、貧しさという言葉には含まれない構造的問題がある。 マフィアとは名ばかりで、無秩序なただのギャングであり、マフィアといっても金を持っているわけではない。 生きる術を他に知らない彼らは、彼らなりのやり方で、精一杯生き抜こうとしているにすぎない。彼らはにそうするしかない。 1年前にインドに行き、インドの貧しさに直面し、インドはこのまま変わらないのではないかと思った。インドは昔もこんなもんだし、10年後も20年後も変わらない思った。 でも、自分の観たインドは、ほんの表層で、 そして、10年前とは大きく様変わりしているのだとわかった。 きっと10年後20年後はまた変わっていくのだろう。 その中で、貧困の中にある人々は、流れに翻弄されていくのだろう。 すべてが良い方向に向かうことを祈ることしかできない。

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2010/06/23

インド・ムンバイでは、子供の身体を傷つけて物乞い、売春、路上生活、臓器売買・・・こうしなければ生きていけない子どもたちがそこらじゅうに溢れている。そうして路上で育った子供は成長して自分たちがされたことを繰り返す。強姦、生まれたばかりの赤ん坊の売買、違法取引・・・。生きるために、意...

インド・ムンバイでは、子供の身体を傷つけて物乞い、売春、路上生活、臓器売買・・・こうしなければ生きていけない子どもたちがそこらじゅうに溢れている。そうして路上で育った子供は成長して自分たちがされたことを繰り返す。強姦、生まれたばかりの赤ん坊の売買、違法取引・・・。生きるために、意地も、プライドも捨てなければならなかった・・・。 同じ時代を生きているのに、世の中にはまだ知らないことが沢山ある。 知らなさすぎることを、知る。その事実に驚愕させられる。 知ったからといってどうすることも出来ずに、只人・自分の無力さを感じる。

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2010/06/22

状況描写など、やや小説がかったところはあるが、それでもインドのスラム街を歩きまわって取材したリアリティは圧倒的。 帯の「執筆に10年をかけた渾身のノンフィクション」に偽りなし。 類書と異なる点は、貧困に置かれた人々と数年ごとに何度も会っているところにある。 貧困にあえいでいた子供...

状況描写など、やや小説がかったところはあるが、それでもインドのスラム街を歩きまわって取材したリアリティは圧倒的。 帯の「執筆に10年をかけた渾身のノンフィクション」に偽りなし。 類書と異なる点は、貧困に置かれた人々と数年ごとに何度も会っているところにある。 貧困にあえいでいた子供たちがその後どう成長したのか、あるいはできなかったのか、という読者が非常に気になるところを丁寧にフォローしている。 子供だけでなく、筆者をサポートする三十代半ばの元浮浪児でもあるガイドの人生も追うことができる。 タイトルどおり、軽い本では全くないので、精神状態の悪い時に読むのはおすすめしない。

Posted byブクログ