なぜ日本人は落合博満が嫌いか? の商品レビュー
テーマは良いが著者が残念
分析ではなく推察、内容に対して裏づけはまったくありません。 執筆にあたり詳細に取材した形跡も特にありません。 昨今の日本の現状をトレースしてもっともらしく関連付けているだけ。 要はなんでもかんでも「日本人は」で片付けるとてもチープなワイドショーレベル。 書名に「日本人は」...
分析ではなく推察、内容に対して裏づけはまったくありません。 執筆にあたり詳細に取材した形跡も特にありません。 昨今の日本の現状をトレースしてもっともらしく関連付けているだけ。 要はなんでもかんでも「日本人は」で片付けるとてもチープなワイドショーレベル。 書名に「日本人は」とつける意義はまったくない。 対象を「現代の若者に受ける人物像」と放った次の章で 「現代では敬遠されがちな戦後昭和の価値観を持つ」と その持論に矛盾も見られる。 結論まで散々対象を持ち上げたあげく、 最後に著者自身も対象と同じ価値観を持っていたと結局は自画自賛で結ぶ。 このあたりはテレビなどで見られる著者自身の人物像と同様の卑しさがみられた。 魅力的な題材、対象である落合監督の詳細なデータが記載された巻末の1ページのみ 価値のある部分。それもインターネットなどで我々が調べられるレベル以上のものはないが。 ・落合監督の魅力を周囲で理解してくれる人がいない ・居酒屋で隣のおじさんが落合監督を語っている のをうんうんとうなづいて共感できるだけで満足であればおススメです。
kowalski
テリー伊藤は好きではないが、落合博満は野球人としては好きだ。 直接自分と接触することがないから好きなので、もし落合博満が身近にいても親しくはなれそうにない。 喜怒哀楽に乏しく自信満々で頑固。何を考えているのか理解不能。常識破り。 だが有言実行できちんと実績を残している。失敗もある...
テリー伊藤は好きではないが、落合博満は野球人としては好きだ。 直接自分と接触することがないから好きなので、もし落合博満が身近にいても親しくはなれそうにない。 喜怒哀楽に乏しく自信満々で頑固。何を考えているのか理解不能。常識破り。 だが有言実行できちんと実績を残している。失敗もあるが全て自分の責任として言い訳しない。 この本は落合が好きな人が手に取る本で、落合が嫌いな理由を知りたい人が読む本ではない。 落合博満を絶賛している内容となっている。 テリー伊藤の思い込みや想像の押し付けが強くて、言ってることにいちいち反論したくなった。 本書は、「なぜ日本人はテリー伊藤が嫌いか?」というタイトルの方が合っているのではないかな?
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左の王貞治、右の落合博満、偉大ですね!テリー伊藤氏の「なぜ日本人は落合博満が嫌いか?」(2010.5)を読みました。私は大好きですが~w。現役時代3度の3冠王、中日の監督就任1年目で優勝。群れず、はしゃがず、黙って信念を貫いていく。媚びず、言い訳せず、寡黙に勝負して、勝つ。古き良...
左の王貞治、右の落合博満、偉大ですね!テリー伊藤氏の「なぜ日本人は落合博満が嫌いか?」(2010.5)を読みました。私は大好きですが~w。現役時代3度の3冠王、中日の監督就任1年目で優勝。群れず、はしゃがず、黙って信念を貫いていく。媚びず、言い訳せず、寡黙に勝負して、勝つ。古き良き日本人が持っていたパワーそのものですね(^-^)「名球会」入りを断る姿に、国民栄誉賞を断るイチローの姿が重なります。大型補強を続ける巨人を横目に、「補強しないで勝つ」と有言実行、研ぎ澄まされた集中力の成果ですね!
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まずまず面白かった。しかし、落合さんは好きなプレイヤー(ただし、ロッテ時代の彼は憎きプレイヤーだったが、それは○○ファンというバイアスがかかっているというだけにすぎない)な上、至極当たり前のことしか書いていないことから、ことさら仰々しくテーマとして挙げたところがよくわからない。
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テリさんの独自の視点でみる落合さん象がなかなか面白い。自分も読む前はあまり好きじゃなかったなぁ。 落合が総理大臣だったら、落合は昭和のおふくろであるとか、面白い。 野球ファン以外の方こそ読んでほしいです
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テリー伊藤による、アンチ近頃の幼稚な日本人論。 均質化というか、幼稚化する大人(世の中)の風潮には辟易していたところなので、落合博満が好きか、嫌いかではなく本書の言わんとすることに納得することが多かった。 Facebookの「いいね」なんて、絶対、押したくなし、押されたって、嬉しくもない。鏡を見て、身だしなみには気を遣うが、セルフィーを公開する気はさらさらない。 イマドキじゃないとしても、それが自分の有り様だし。
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落合氏がGMという立場でドラゴンズに帰ってきた。早速契約更改で信賞必罰な査定をバンバン出している。氏の理論は至ってシンプルだ。勝つために練習する、活躍した者には其れ相応の対価を支払う等…。当たり前の事を誰にも気兼ねなく、躊躇なく行う事に多くの日本人は嫉妬を覚えるのでは無いだろうか...
落合氏がGMという立場でドラゴンズに帰ってきた。早速契約更改で信賞必罰な査定をバンバン出している。氏の理論は至ってシンプルだ。勝つために練習する、活躍した者には其れ相応の対価を支払う等…。当たり前の事を誰にも気兼ねなく、躊躇なく行う事に多くの日本人は嫉妬を覚えるのでは無いだろうか。 平成25年11月6日読了。
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落合が監督時代に書かれた本。終盤の「落合が去ってから評価しても遅い」という主旨の内容は、今読むと「まさにそのとおり」という感じ。本文の内容はちょっと大げさな書き方だと思うが、面白いことは面白い。でも落合に対しては、「周囲ともう少しうまくやればいいのに」と思ってしまう。
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著者の落合監督と野球へのアツい思いがよく伝わってくる内容。ただ、大半が「落合監督だったらこう言うに違いない」という著者の想像の範疇でしかない。だから、まるで落合監督を神格化しているような印象を受けてしまった。内容は野球から現代日本人への批判まで繋げていて面白い分、そこが残念。
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「落合博満は嫌われることを恐れない」それがこの本の中でテリー伊藤が一番伝えたいことを端的に表している個所ではないでしょうか? なんとなく与えられるものを考えずに受け入れてしまっている現代の日本人にとって、落合の潔さは新しい価値観を提案してくれるものだと感じました。 最後の部分で「...
「落合博満は嫌われることを恐れない」それがこの本の中でテリー伊藤が一番伝えたいことを端的に表している個所ではないでしょうか? なんとなく与えられるものを考えずに受け入れてしまっている現代の日本人にとって、落合の潔さは新しい価値観を提案してくれるものだと感じました。 最後の部分で「もっと今のうちに落合に注目し認めていこう、辞めてからではもったいない」というのが今や現実になってしまっているのが残念なところです。
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