6時間後に君は死ぬ の商品レビュー
短編集かなあと思ったら、圭史という青年を軸にした連作集でした。ミステリとしては、先がわかりやすいものもありましたが、ファンタジーとしても楽しめるタイトルからは想像しにくい優しく温かい気持ちになれる作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短編がたくさん載っているだけかと思ったらそれぞれのストーリーに必ず関係する同じ人物がいて1つの世界でそれぞれのストーリーが進んでいた。現実世界に非現実的な能力がある小説で新鮮で楽しかった。しかし、序盤からストーリーの展開に違和感を感じた。こじつけのような因果関係を感じ取ってしまい、ストーリーの展開1つ1つが気になり始めてしまった。終わりまで読むのに苦労した。
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未読破 高校の頃なぜか手に取った本 未来がテーマのミステリー サクッと読みやすい。 未来の予測とか、過去に遡るなど時間の行き来する内容はあまり好みではない。現実離れした想像ができないのが自分の短所なのかもしれない、悔しい!
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有り有り ジェノサイドを読んで、この著者に興味を持ちこの作品を読んだら、メチャ当たり! 表現や描写の仕方が自分にマッチしてるんだと思う 他の著書も読み漁りたい で、作品の評価、感想ですが、6本の短編から構成されていて、全てがキーマンと繋がってるおはなし 心温まるものもあれば...
有り有り ジェノサイドを読んで、この著者に興味を持ちこの作品を読んだら、メチャ当たり! 表現や描写の仕方が自分にマッチしてるんだと思う 他の著書も読み漁りたい で、作品の評価、感想ですが、6本の短編から構成されていて、全てがキーマンと繋がってるおはなし 心温まるものもあれば、ちょっぴり悲しいお話もあり、ツナグにも似た作風でした オススメです
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お下がり本 面白かった!ドキドキした 山葉圭史を主人公に、短編が少しずつ繋がっていきます どのお話も良かった 「時の魔法使い」「ドールハウスのダンサー」 主人公の未来を応援したくなるお話でした 6時間後に始まり、3時間後で終わる 未来は変えられるのか 運命とは絶対なのか ...
お下がり本 面白かった!ドキドキした 山葉圭史を主人公に、短編が少しずつ繋がっていきます どのお話も良かった 「時の魔法使い」「ドールハウスのダンサー」 主人公の未来を応援したくなるお話でした 6時間後に始まり、3時間後で終わる 未来は変えられるのか 運命とは絶対なのか ハッピーエンドになりますように!!と祈りながら読みました
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時の魔法使いの主人公の書く物語の終わり方が不自然なハッピーエンドであるから、という理由で不採用になり悩んでいた事と、ドールハウスのダンサーの、本人にとっての最良の所に落ち着かないが前に進む、という結末が重なった。これは筆者なりの物語の終わらせ方に対するひとつの回答なのだろうか。 ...
時の魔法使いの主人公の書く物語の終わり方が不自然なハッピーエンドであるから、という理由で不採用になり悩んでいた事と、ドールハウスのダンサーの、本人にとっての最良の所に落ち着かないが前に進む、という結末が重なった。これは筆者なりの物語の終わらせ方に対するひとつの回答なのだろうか。 人生全て自分の思い通りにいくことは無いが、その中で予め決められた運命に少しだけ足掻いてみたり、利己心に抗い正しく生きようとすることに優しく後押しをしてくれる作品だった。 やはり高野和明は間違いないな、と思った。まだまだ未読の作品がある事が喜ばしい。
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未来の「ビジョン」が見える圭史を取り巻く人物たちの悲しい未来、温かい未来を人生の一部を覗いているかのような気分で読み進めることができた。短編で構成され、圭史自身も成長し、異なる時間軸の様々な境遇の人物のストーリーが展開されていた。しかし、どの登場人物も絶望の中に明るい未来を期待し...
未来の「ビジョン」が見える圭史を取り巻く人物たちの悲しい未来、温かい未来を人生の一部を覗いているかのような気分で読み進めることができた。短編で構成され、圭史自身も成長し、異なる時間軸の様々な境遇の人物のストーリーが展開されていた。しかし、どの登場人物も絶望の中に明るい未来を期待していたり、運命という決められた未来を必死に変えようと努力する前向きな姿がこの物語を一貫して温かい気持ちにさせてくれた。 豊かな感情、直感、見た目、意地悪さ、愛情、その全てに人間らしさを感じられる作品であった。
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高野和明が女性主人公で書いた作品は初めてで新鮮だった ジェノサイドと13階段がかなり堅かったから、ファンタジーっぽい設定が少し意外だった 上記の2作品と毛色が全く違うけれど、どのような選択をするか、何に葛藤するのか、は変わらず信頼できる描き方でやっぱこの人好き〜と思った 次は幽霊...
高野和明が女性主人公で書いた作品は初めてで新鮮だった ジェノサイドと13階段がかなり堅かったから、ファンタジーっぽい設定が少し意外だった 上記の2作品と毛色が全く違うけれど、どのような選択をするか、何に葛藤するのか、は変わらず信頼できる描き方でやっぱこの人好き〜と思った 次は幽霊人命救助隊を読む
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未来予知をテーマにした短編集。 エピローグで何故か涙が出そうになりました。 運命は自分の力で変えられると思う。
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未来が見える青年圭史。 6時間後の死を予告された美緒(通魔殺人) 3時間後の自分の死を予知した圭史(退官記念会) 未来を変える二人の行動力が凄い。 他3編(神隠,憑依,ドールハウス)
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