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日本経済の真実 の商品レビュー

3.7

71件のお客様レビュー

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2011/11/20

GDPとは何かから始まり、日本財政の危機的状況をわかりやすく解説。 GNPよりGDPという主張は腑に落ちた。 GNP = 海外で生産して、日本に輸入して売る。会社は儲かるが日本の雇用につながらない(某衣料メーカー) GDP = 日本の所得を増やすには、日本でモノ、サービスを作る...

GDPとは何かから始まり、日本財政の危機的状況をわかりやすく解説。 GNPよりGDPという主張は腑に落ちた。 GNP = 海外で生産して、日本に輸入して売る。会社は儲かるが日本の雇用につながらない(某衣料メーカー) GDP = 日本の所得を増やすには、日本でモノ、サービスを作ることが大切

Posted byブクログ

2011/07/11

現在の日本の危機的状況を思い知らせてくれる。この本がきっかけで経済関係の本を読むのが楽しくなった。辛坊さんの本は他にも読んでみたいと考えている。

Posted byブクログ

2011/07/11

辛坊さん大好きなので、経済の本でも楽しく読めました。 本当に分かりやすいです。 この人みたいに頭が良いのにそれを鼻にかけなくて、ユーモアがある人が近くにいたらいいなぁ。 しかしこの本読んでいると、もう日本の将来どうにもならないですね。‘自分が今良ければそれで良い’って考え方の人...

辛坊さん大好きなので、経済の本でも楽しく読めました。 本当に分かりやすいです。 この人みたいに頭が良いのにそれを鼻にかけなくて、ユーモアがある人が近くにいたらいいなぁ。 しかしこの本読んでいると、もう日本の将来どうにもならないですね。‘自分が今良ければそれで良い’って考え方の人が多すぎる気がします。政治家でも国民でもね。 じゃあいざ自分に参政権があったらどうするか…。いや、ちゃんと考えるよな、日本の未来。 11.07.09

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2011/06/30

経済の事を分かりやすく解説された内容である。決して難しい内容ではなく誰にでも入門編として良いのでは?もっと高度な専門性・思考力を求めている人には物足りないでしょうね。

Posted byブクログ

2011/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 このままでは日本経済は破綻する、との警鐘を鳴らした本。 「経済の豊かさより心の豊かさが大切」 「大企業優遇はやめろ」 「金持ち優遇は不公正だ」 「外資が日本に乗っ取られる」 「金をばらまけば、景気がよくなる」  という「悪の呪文」をはじめ、 「国債はいくら発行しても大丈夫」 「小泉・竹中は稀代の悪人」  という説にも反駁している。  日本の個人貯蓄1000兆円あまりのうち、約半分は既に国債に充当され、その多くは利用者の少ない港湾や空港に宛てがわれている。積極的な財政出動が景気回復に繋がるとは言うが、こうした現状を踏まえても、果たしてそうなのか。考えさせられる  私は一時期「日本の国債は内国債だから、いくら発行しても大丈夫」という説にかぶれたのですが、これもどうなのか。国債の買い手がいなくなれば、国債価格が暴落する可能性がある、日本の預貯金の半分以上が間接金融として吸い上げられている。すると財政赤字のもとで国際価格が下がっているのに金利は上がり、円相場が暴落するスタグフレーションに陥るかもしれない  小泉時代に格差が拡大したという説が一般的だが、データを見る限りGDP成長率、有効求人倍率、新卒者の就職率は上がり、ジニ係数の上昇は緩やかになっている。  格差のそもそもの原因は、技術革新とグローバル化の進展、橋本内閣以来の緊縮財政と税制改革(所得税の累進課税緩和・法人税減税・消費税増税)であると言える。全体的に読みやすい文体だったが、この章のように説得力を欠く部分も多いように思った。  それでも、三面等価の原則(国内の生産・分配・支出は同額になる)とか、グローバル化する中でGDP(国内総生産)の成長だけに着目すると、実態のない独り歩きの成長を見逃すからGNP(国民総生産)に着目すべきといった今まで気付かなかった記述もあり、その辺りは評価できると思う。

Posted byブクログ

2011/06/19

テレビでの印象が良かった人なので買って読んでみました。 前半部分の日本経済、特に財政についての部分については他の本にも書いている内容が多く、復習の様な内容であったが、大変分かりやすく書かれていた。特に、著者が実際にメディアの人間なのでその横でドンデモ理論を話しているのを聞い...

テレビでの印象が良かった人なので買って読んでみました。 前半部分の日本経済、特に財政についての部分については他の本にも書いている内容が多く、復習の様な内容であったが、大変分かりやすく書かれていた。特に、著者が実際にメディアの人間なのでその横でドンデモ理論を話しているのを聞いているので説得力がある内容であった。 後半部分については小泉政権の彼の評価が書かれている。最近は小泉・竹中の行なってきたことを批判的な部分を聞くことが多かったので、彼らの実績を評価する記述は新鮮であった。内容についてはこの本を読む限りは正しいとは思えるが、この部分については自分自身勉強不足なので改めて他の本を読んで評価をしたい。

Posted byブクログ

2011/06/19

タイトル通り日本経済の状況をわかりやすく解説している。なら、どうするんだ?という処方箋には足りないが、過去と現在を正しく認識するのには良い本。

Posted byブクログ

2011/06/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

非常にわかりやすくて核心を付いている本だと思いました。 基本的に破綻を煽るだけの本は嫌いなのですが、根本の原因や現状を説明しており、対策らしきものも出ているので好感がもてます。日本の財政が危ないことは確かですので、少なからず準備は必要だと感じています(それが具体的に何なのかはわかりませんが。海外に逃げたり、資産を海外に逃せばそれで良いと言う話でもないと思っています。それ以上に負うべき新しいリスクが発生するハズですので...一概には言えません) で、思ったことをつらつらと簡単に記録しときます。 ・GDP GDPの観点から日本の状況を説明しています。破綻本はただただ日本の借金を煽るだけなので、この根本の部分が載っているのはありがたいです。その上で少子高齢化がGDP成長を妨げる要因であると述べています。今の高齢者があらかたポックリいくば高齢化が一区切りつくのかと思いましたが、日本人は減ってるので海外からどんどん人が来ない限りGDPは減りますかねぇ。 ・財政赤字と為替相場 日本の借金とそれが国債で賄われていることが述べられています。現状は非常にマズイのはわかりますのでいつかは破綻すると思いますが、それがいつなのかは誰にもわからない所がなんともです。皆が「国債はヤバイ」と思った時に破綻するのだと思います。x兆円になったから破綻、ではなく人の想いで現実になってしまうという、夢物語のようです... ・為替相場 為替相場についての説明は直物相場・購買力平価など、簡単ですが核心をついた部分が説明されています。昨今でもFXで「スワップの分儲かる」と言う認識の人が多いですが、相手方・売買相手の考えも踏まえて考えるべきと思います。円の暴落を謳っていましたが、いつ起こるのかは不明です。 ・日本の株式 日本株が上がらないのは法人税の高さなのだそうです。資金調達上、借り入れの方が利息を経費化出来るため有利である点が書かれていました。 ・小泉・竹中時代の功績 個人的な痛みを伴う改革であったので嫌われているようですが、彼らの政策は結果良い面をもたらした点をデータ込みで検証されています。 ・日本を滅ぼす5つの「悪の呪文」 これは本当に全て思っていた事でした。心の豊かさが大事・金持ち優遇・大企業優遇...etc。どうも世間は「金持ち=悪で無能、貧乏人=善で優秀」という構図が好きみたい(そう信じたいだけ?)ですが、その考え方を続ける限り、自分が豊かになれないってことに気づいた方が良いと感じます。特に著書内でも書いてあった、所得制限の話はホントにナンセンスです。数千万の税金を払って数十万貰うことが許せないがために、制度を複雑にする...こういう考えが続いたから今の税制が理解でき無いほど複雑になったんじゃないですかね? 破綻すると慌てることはないと思いますが、安閑としてられない、そんな状態だと思います。日本の人はもっと危機感を持つべきだと思います。政治が悪いだのと文句を言っている場合じゃ無いと思います。別に日本が消えても海外の人困んないしね。良くするのに動けるのは自分らしかいないわけで。

Posted byブクログ

2011/04/16

2010年現在の 日本の経済情勢および経済政策を 即理解できる一冊 特に気に入った一説を ・・・ 官僚組織に、革新的な戦略の立案や展開は期待できません。 それができるのは、日々変化する競争環境の最前線に身を晒し、 各分野の先端で変革を迫られつつ創意工夫を重ねている 我々自身の...

2010年現在の 日本の経済情勢および経済政策を 即理解できる一冊 特に気に入った一説を ・・・ 官僚組織に、革新的な戦略の立案や展開は期待できません。 それができるのは、日々変化する競争環境の最前線に身を晒し、 各分野の先端で変革を迫られつつ創意工夫を重ねている 我々自身の自覚と行動です。 ・・・(「おわりに」より)  まさに、私が今の業界に飛び込んだ当時から抱いていた心情を 代弁してくれている気がします。

Posted byブクログ

2011/02/02

2011/02/02 うん、わかりやすかった。 内容的には最近の日本の問題をまぁよく言われてる感じで指摘してる。 おれもそう思う。 たまにもう一個前提を疑ってほしいところがあったかな。

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