羊の目 の商品レビュー
神崎武美。 なかなか面白い。彼の本心の詳細がついぞ語られることはなかったけれど、こんなにも人物像を浮かび上がらせることができるのか。 読ませる文章力がすごい。
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2025.10~11月? Perthにて。 超絶久々の読書!最高! やっぱり紙だよ。 9月の軽井沢の古本屋でたまたま見かけて 買ったやつ。 初・伊集院静。 めちゃくちゃ良かった。 10年ぶり?にもなろうかという ザ・ガッツリ読書! 大人になってからの読書は超面白い。 場面...
2025.10~11月? Perthにて。 超絶久々の読書!最高! やっぱり紙だよ。 9月の軽井沢の古本屋でたまたま見かけて 買ったやつ。 初・伊集院静。 めちゃくちゃ良かった。 10年ぶり?にもなろうかという ザ・ガッツリ読書! 大人になってからの読書は超面白い。 場面がありありと頭に浮かぶし、 知らない語彙や土地名を調べながら 背景に想いを巡らせる。 もっと読みたいな。 Australia, Perthの電車での伊集院静 世界が歪む笑
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伊集院静初めて読みました。 眠る蝶から一気に話が面白くなりました。 やくざの世界とか全く知らず、刺青に偏見を持っていたのですが、刺青を入れる理由が少し理解できました。 結局、主人公は巡り巡っていろんな人の御加護を受けていたんだな、と思いました。(というかストーリーが全部関連が...
伊集院静初めて読みました。 眠る蝶から一気に話が面白くなりました。 やくざの世界とか全く知らず、刺青に偏見を持っていたのですが、刺青を入れる理由が少し理解できました。 結局、主人公は巡り巡っていろんな人の御加護を受けていたんだな、と思いました。(というかストーリーが全部関連があって、まとまり方もすごいと思いました) (ちなみに、ライオンの舌の日本兵は、タケミという解釈でよろしいのてしょうか? ライオンの舌で、タケミがアメリカ兵を助けた理由が分からなかったです、誰か教えて欲しいです) 主人公がとにかく魅力的で、映画化するなら神尾楓珠とか黒川想矢とかかなぁ(笑)
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ヤクザ・神崎武美の壮絶な生涯。 初めて読むジャンルで、2章あたりまではそんなに感情移入出来なかったが、気づいたらのめり込んでいた。時代の移り変わりと共に裏社会の「義」が様変わりしていく中、最後まで親への確固たる忠誠を貫き通したその姿が、かっこよくもあり、哀しくもあり、、。 様々な...
ヤクザ・神崎武美の壮絶な生涯。 初めて読むジャンルで、2章あたりまではそんなに感情移入出来なかったが、気づいたらのめり込んでいた。時代の移り変わりと共に裏社会の「義」が様変わりしていく中、最後まで親への確固たる忠誠を貫き通したその姿が、かっこよくもあり、哀しくもあり、、。 様々な人の視点から、武美が客観的に描かれているというのは特徴的で面白かった。どんどん登場人物の話が繋がっていく感じも面白かった。 神崎武美の男っぷりが、読んでいて本当に清々しい。男に好かれる男というか。自分の中にただ1つ、信じるものがあるだけで、生き方や生きる意味が定まって行くのだろうか。 濃厚な物語だった。
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- ネタバレ
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伊集院さんの書く本には凄味がある。 時代遅れとも思える作風とストーリーかもしれないが、圧倒的な迫力を感じる。 信じる者のために、ひたすらに迷わず敵を屠り続ける武美の姿はまさに鬼神。 神の救いはあったのかな。 東さんの榊原健三に姿がダブるのだが、もっと悲しく凄惨だなあ。
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あまりこのジャンルの小説は読まないが、装丁が目に焼き付くような感じで著者追悼ということも目にし、読んでみたというところだが、結果、面白かった。よく俳句の添削で映像が思い浮かぶような、ということを言われるが、本作品も読んでいて映像がありありと浮かぶ、そんな感じであった。
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新たな世界を見せていただきました。本物のヤクザとは強靭な精神力と親への忠義を持った人たちなのだと。また刺青の本来の意味等勉強になりました。
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読後、深いため息を吐いた。なんとすごい本を読んだのか。やくざ界の絶対の掟の中でそれを貫く主人公。 短編のようでもあるが、伏線を忍ばせて読み進めると明らかになる人間関係。なんと言っても主人公が魅力的。 彼と息子のその後が知りたい。想像が膨らむ。
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昔気質の一人のヤクザの人生。侠客と言うべきか。真っ直ぐで静謐で。もちろん彼がやってることは犯罪(殺人・暴力)だけど守りたいものを命をかけて守る。純真で控えめで。タイトルの羊の目とは最後のエピソードの中で。
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戦前・戦中・戦後、激動の昭和を苛烈に駆け抜けた男の数奇な人生。 主人公・武美はどこまでもひたむきに辰三を親と仰ぎ献身を捧げる。 辰三に仇なすものは容赦なく葬り去り、辰三が死ねといえば過たず死ぬほどの忠誠を誓う武美の姿は切ない。 しかし武美の目はどれだけ人を殺しても汚れない。決し...
戦前・戦中・戦後、激動の昭和を苛烈に駆け抜けた男の数奇な人生。 主人公・武美はどこまでもひたむきに辰三を親と仰ぎ献身を捧げる。 辰三に仇なすものは容赦なく葬り去り、辰三が死ねといえば過たず死ぬほどの忠誠を誓う武美の姿は切ない。 しかし武美の目はどれだけ人を殺しても汚れない。決して濁らない。 辰三の命により背中に彫った獅子とは裏腹に、どれだけ手を血に染めても、その目だけは生まれ持った純粋さを失わず澄み続ける。 「私は神を信じません。 私が信じるのは親だけです」 侠客の物語である。 おそるべき暗殺者の物語である。 あまりに哀しい男の物語である。 羊の目をしながら群れからはぐれ、羊として生きられず、一匹の獅子として修羅に身を投じた武美。 売られ裏切られ遠い異郷の地に身をひそめても一途に辰三を信じ、辰三の為にできることを模索し続ける生き様に胸が苦しくなる。 沈黙者ーサイレントマン、神崎武美。 静かなる暗殺者。 神を信じず、唯一の親だけを信じ仰ぐ無垢で孤独な羊。 神とは、救いとは。 昭和の闇の永きを彷徨する孤独な魂は救われたのか。 武美が最後に回想する情景の美しさには涙が出る。
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