ヤングアダルトパパ の商品レビュー
面白かったけど、今までに読んだ山本幸久の小説に比べるとイマイチだった気がする。 とっぽいって言葉を知った。今まで聞いたこと無かった。
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2011/09/08 力の入り過ぎない、でもたまにずんと沁みる文章。一文の長さと読点の位置、漢字とかなの使い分けがちょうど合うみたい。
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どれぐらいヤングアダルトなパパなのかと思って読み始めたらとめられなくなり、ついに全部読みきってしまいました。 内容はうーむ・・・。
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中学生男子が実の子どもを育てるお話。 おいおいおい、それはいかんだろ! と相手の女性のことを思いつつ。 淡々とパパになろうとする男子だが、 そうだよね、中学生だもんな~ と限界もちゃんと感じられつつ。
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静男がここまでユーサクに愛情を注ぐのは、自分が親の愛に飢えてることの裏返しなんだろうな。息子が14歳にして父親になったというのに、父親も母親も他人に言われるまでまったく気にしてないようだし、お相手の花音に至っては何を考えてるんだろ、と呆れるばかり。10歳も年下の子供を誘惑するのもだけど、せめて避妊ぐらいしとけよ。妊娠して出産してそれであとよろしくね、しかもそれが始めてじゃないなんて。そういう人も世の中にはいるのかね。いるんだろうね。 それにしても静男は中学二年生にしては大人だと思うけれど、大人にならざるを得ない環境にいるからなんだろうね。だけどどんなに一生懸命でもやっぱり子供だなあと現実的に考えてしまう。「自分の家族だから」とユーサクを大事にする気持ちはいいけれど、じゃあ現実問題として生活費はどうするんだというかそういう考えはないものね。まあファンタジーと思って読めばいいのかな。
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+++ 夏休みもあと数日。中学2年生の静男は、生後5ヶ月の赤ん坊を負ぶり保育所を探していた。10以上年の離れた花音と恋をして、優作が生まれた。しかし彼女は幼い父子を残し、消えてしまったのだ。もうすぐ二学期が始まる。急がなきゃ。しかし、中学生の保育所探しはどこからも相手にされない。...
+++ 夏休みもあと数日。中学2年生の静男は、生後5ヶ月の赤ん坊を負ぶり保育所を探していた。10以上年の離れた花音と恋をして、優作が生まれた。しかし彼女は幼い父子を残し、消えてしまったのだ。もうすぐ二学期が始まる。急がなきゃ。しかし、中学生の保育所探しはどこからも相手にされない。途方に暮れながらそれでも、静男は優作を守ろうとするのだが…。14歳の父、5ヶ月の息子、幼い父子の、家族物語。 +++ タイトルからも若い父親の物語だということは判るが、あまりにも若い、若すぎる。中学二年、十四歳の父親・静男と五ヶ月の赤ちゃん・優作の物語なのだった。しかも母親は、留守勝ちの父が家政婦の代わりとして連れてきた十歳以上年上の女性であり、三週間前に出て行ったきりなのである。どう考えても設定はむちゃくちゃなのだが、さほど違和感を覚えずに入り込めるのはなぜだろう。静男の優作に向ける無条件の愛あるまなざし故かもしれない。そして責任感。両親と自分という家族関係に恵まれなかった静男の家族が離れ離れになるのは嫌だという強い思いが、周囲や読者を応援したい気持ちにさせるのだろう。現実的ではないが穏やかさと信頼にあふれた一冊である。
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あたたかい話でした。静男の優作への愛に溢れていて。 世間はそんなに甘くないよー的な展開だけど、 小説の中くらいこんな甘さは欲しいなと思う。 善人ばかりではないけど、悪人ばかりでもないよね、世の中って。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog...
あたたかい話でした。静男の優作への愛に溢れていて。 世間はそんなに甘くないよー的な展開だけど、 小説の中くらいこんな甘さは欲しいなと思う。 善人ばかりではないけど、悪人ばかりでもないよね、世の中って。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-608.html
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シズの「子供と一緒にいたい、離れたくない」っていうまっすぐな想いは眩しいくらい。でも、これはありえない話なの??いい年して身勝手な親、しっかりせざるを得ない子供、自分のことしか考えられない女。リアルにある話だ。こんなにうまく事は運ばないだろうけど。
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わが家では、長男が中学生の時、次男が生まれた。こんなに面倒見のいい中学生がいたら、どんなに楽か(笑) 保育園探しの前に、この子の戸籍は? なんて、突っ込みたくなるところもあったけど、全体としては、とても好感が持てて爽やかな気持ちで読み終えた。子どもが生まれて、「自分の代から、家...
わが家では、長男が中学生の時、次男が生まれた。こんなに面倒見のいい中学生がいたら、どんなに楽か(笑) 保育園探しの前に、この子の戸籍は? なんて、突っ込みたくなるところもあったけど、全体としては、とても好感が持てて爽やかな気持ちで読み終えた。子どもが生まれて、「自分の代から、家族が始まる」という自覚。わたしもそうだったので共感を持ちました。がんばれ、静男くん!
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14歳の父の物語。 自分も未だ庇護の対象でありながら、子を持ち、育てようとする静男。 子どもが子どもを育てることの困難性は、父親が子どもであること自体よりも、保育所などの公的なサービスが受けられない、私的なサービスには高いお金がかかって払えない、などの親が子どもであること以外の問題が大きいことが描かれていた。
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