先生、カエルが脱皮してその皮を食べています! の商品レビュー
"人間が、火事や事故の現場に対して示す強い関心"、これは、一種のモビングではないだろうか。 ↑確かに。危ない環境を自ら学びに行くということか。 "驚き"や"意外性"は、「自分はそれを知らない」ということの信号であり、...
"人間が、火事や事故の現場に対して示す強い関心"、これは、一種のモビングではないだろうか。 ↑確かに。危ない環境を自ら学びに行くということか。 "驚き"や"意外性"は、「自分はそれを知らない」ということの信号であり、だから脳は「それを学ぼう」とするのである。それは、生存や繁殖にとってとても有利に働く戦略なのである。 ↑学びの本質なのかもしれない。
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6月も終盤ということは、今年も折り返し点に来たということだ。 本シリーズは年内読破を目指しているので、順調なら9冊目のはずが、まだ4冊目。 興味をそそられる本が次から次へと現れ、このシリーズ読破の優先順位が落ちてしまうのだ。 鳥取環境大学の近くの田んぼには沢山の生き物が集まって...
6月も終盤ということは、今年も折り返し点に来たということだ。 本シリーズは年内読破を目指しているので、順調なら9冊目のはずが、まだ4冊目。 興味をそそられる本が次から次へと現れ、このシリーズ読破の優先順位が落ちてしまうのだ。 鳥取環境大学の近くの田んぼには沢山の生き物が集まってきていて羨ましい。 アカハライモリ、メダカ、カスミサンショウウオ、タニシ、カエル、ドジョウ、ミズカマキリ、カルガモ、ヌートリア、アオダイショウ、ドブシジミ、イタチ、ホオジロ アオダイショウやイタチには遭いたくないが、我が家の近く(散歩圏)で実際に遭遇するのはカルガモくらいだ。 最近はカエルにも出会わない。 本書の話題の一つがカエルの脱皮だが、カエルやイモリが脱皮することは想像したことがなかった。 カエル、イモリ、ヘビ、は好きな生物ではないが、正面から顔だけ見ていると可愛らしいと感じるのが不思議だ(写真だからかな)。 本書はシリーズ4冊目だが、既刊の3冊が面白いのでNHKに出演することになり、イモリ3匹を机の上に解き放った(打ち合わせなしのいたずら)話とか、 5頭いるヤギのうち1頭だけが柵で囲まれた小屋の中と外を自由に出入りする、脱走方法の謎解きの話は面白かった。 次の5冊目は、小林先生の研究室の全容が見れるらしいので興味が増す。 早めに読もう。
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鳥取環境大学の小林先生教授の第4弾です。 3冊目は残念ながら、我らが図書館にはありません。 告解します。 お恥ずかしながら、両生類が脱皮する事を私、知りませんでした。 調べてみると両生類の脱皮した皮は、とても薄く、タイトルの通り大抵は食べてしまうので、ほとんど見かけることはな...
鳥取環境大学の小林先生教授の第4弾です。 3冊目は残念ながら、我らが図書館にはありません。 告解します。 お恥ずかしながら、両生類が脱皮する事を私、知りませんでした。 調べてみると両生類の脱皮した皮は、とても薄く、タイトルの通り大抵は食べてしまうので、ほとんど見かけることはないそうです。 また、鳥の換羽も脱皮に含めるそう。 勉強になった! またモビングや鍵刺激について…そういった行動をとることは知っていたけれど、その意味・意義について学んだ。 ここでもこの行動が、遺伝子に組み込まれているらしいこと。 遺伝的繋がりについて判別するというか…遺伝的な近い遠いを意識しているという事について、どういう仕組みなんだろうと不思議に思う。 それは、その個体の記憶なのか、それとも匂いやなんらか外形的に現れる何かなのか。。 群れを作る生き物であれば、普段からそういったことを意識しているものなのか、どうなのか。 例えば同巣の昆虫でも、その中においても相対的な近い遠いを知っているものなのでしょうか… 生き別れの兄弟なんかでも、わかったりするのか…? 行動学と遺伝の関係、気になります。 とても興味深い。 お話が面白いのはもちろんですが、とてもためになる書籍だと思います!!
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ヤギがユニコーンのように柵を飛び越える!…クルミにはフツーのことのようです…それで薔薇の蕾とか食べたらダメだけど、今回は笑いに笑いこけました!
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p.74 自分の認識が変わること=対象の理解が深まった を喜ぶのである。それが好奇心や学習欲求や芸術活動の生物学的原動力なのである。 p.126
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再読しだして止まらなくなったシリーズ。 ・ヒキガエルの脱皮 ・ヤギコの脱走と講義 ・スナガニ ・子ガラスをレスキュー ・再生池づくりの田んぼ ー前肢の指をドブシジミに挟まれたアカハライモリ モビング ーイタチをモビングするホオジロ ーシベリアシマリス、ヘビに対して行うモビ...
再読しだして止まらなくなったシリーズ。 ・ヒキガエルの脱皮 ・ヤギコの脱走と講義 ・スナガニ ・子ガラスをレスキュー ・再生池づくりの田んぼ ー前肢の指をドブシジミに挟まれたアカハライモリ モビング ーイタチをモビングするホオジロ ーシベリアシマリス、ヘビに対して行うモビング ・NHK出演 ・柵を飛び越えるヤギ、クルミ 何度読んでも爆笑。特に、クルミが面白すぎる。モビングはとても興味があるので、ペーパー掘ろうと思う。スナガニの穴の型取りもしてみたいが、waderの捕食痕とかも型取りしてみたい。ロマンですな。
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シリーズ化されている動物行動学の本。 実体験を基にして洒脱な語り口調で、面白おかしく表現していて、この先生が動物をこよなく愛しているのがよく伝わる。 文章としてはやたらと独りツッコミ的なところがあるが(笑)、読者をより笑いへと誘うもので、決して読むテンポの邪魔にはならない。 個人...
シリーズ化されている動物行動学の本。 実体験を基にして洒脱な語り口調で、面白おかしく表現していて、この先生が動物をこよなく愛しているのがよく伝わる。 文章としてはやたらと独りツッコミ的なところがあるが(笑)、読者をより笑いへと誘うもので、決して読むテンポの邪魔にはならない。 個人的には『モビング』という被食者が捕食者に自ら近づいていき、一定の距離を保ちながら、捕食者のまわりで警戒的な動作や発声を繰り返すという行動に興味が沸いた。 しかもそれを人間にも当てはめようとしているところに、観察眼の鋭さを感じざるをえない。 これは少し対人関係においても応用できそうなものである。 例えば自身が嫌いな人物や上司に、(一定の距離感が難しいが、)敢えて懐に入り込み、相手を好きにならずとも、また退散させることはできないまでも、アイツは他の者と違うといった一目を置かせ、自身に対する攻撃を緩和させるといった行動も可能ではなかろうか。 普段動物に親しくないが、本来は大きく学ぶべきことがあることを本書は教えてくれる。
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2010/6/6 電脳会議を見て予約。 8/17 借りて一気に読み終える。 語り口が楽しく、読みやすい本です。 本当は、すごく学術的な内容もあるのかもしれませんが、さらっと読めます。 誰もがこの本を読んで 生き物やそれを研究することに興味がでてきそうです。 このシリーズ、全部...
2010/6/6 電脳会議を見て予約。 8/17 借りて一気に読み終える。 語り口が楽しく、読みやすい本です。 本当は、すごく学術的な内容もあるのかもしれませんが、さらっと読めます。 誰もがこの本を読んで 生き物やそれを研究することに興味がでてきそうです。 このシリーズ、全部読みたくなりました。 内容と著者は 内容 : 春の田んぼでホオジロがイタチを追いかけ、ヤギ部のヤギは夜な夜な柵越えジャンプで逃げ出す…。 大学内で日々起きる動物珍事件を、人間動物行動学の“鋭い”視点で把握し、分析し、描き出す。 著者 : 1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。鳥取環境大学教授。 専門は動物行動学、人間比較行動学。 著書に「通勤電車の人間行動学」など。 エコナビ 〜 エコレポ 〜 学ぶ 〜 URLはこちら http://econavi.eic.or.jp/ecorepo/learn/2 『大学で学ぶエコ (小林 朋道 さん)』 :
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小林先生はキヨオチだが恋に落ちる時のようにタイトルに落ちて読み始めた。しかし決してタイトルオチではありません。カエルだけではなく疑問符が頭の中に出るようなタイトルばかりが目白押し。何でメジロ押し?先生!調べてみました。疑問に持つこと調べることをこの本から学びましたから。気の毒だが...
小林先生はキヨオチだが恋に落ちる時のようにタイトルに落ちて読み始めた。しかし決してタイトルオチではありません。カエルだけではなく疑問符が頭の中に出るようなタイトルばかりが目白押し。何でメジロ押し?先生!調べてみました。疑問に持つこと調べることをこの本から学びましたから。気の毒だが前肢をドブシジミにはさまれたアカハライモリに大爆笑してしまった。
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こんな学問があるとはおもしろい。 この先生の下で学んでみたかったなーと思うし、若い人にもこういう分野の研究、学問、こういう視点からの考え方もあるんだよってことを知ってほしい。
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