先生、カエルが脱皮してその皮を食べています! の商品レビュー
「先生…」シリーズ4作め。鳥取環境大学の自然に恵まれた小さな研究室で、日々巻き起こる学生や動物たちをめぐる珍事件を通して、「動物&人間」行動学の視点から愛情こめて語られるエピソードの数々がオモシロく、写真とイラストも温かい。第一作から惹き込まれている、おなじみ小林朋道先生...
「先生…」シリーズ4作め。鳥取環境大学の自然に恵まれた小さな研究室で、日々巻き起こる学生や動物たちをめぐる珍事件を通して、「動物&人間」行動学の視点から愛情こめて語られるエピソードの数々がオモシロく、写真とイラストも温かい。第一作から惹き込まれている、おなじみ小林朋道先生の本!いつも表紙、地味だけどいい味出してます。
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先生、そんなに面白く書こうと気負わなくても、登場生物のエピソードだけで十分おもしろいですから。 もう少し平常心で語ってもらっていいですよ。と肩をたたきたくなるのはシリーズ4作目である今回も同じ。 しかしこんな先生や動物がキャンパスに棲息していたら、大学事務局は大変だろうなあ。近...
先生、そんなに面白く書こうと気負わなくても、登場生物のエピソードだけで十分おもしろいですから。 もう少し平常心で語ってもらっていいですよ。と肩をたたきたくなるのはシリーズ4作目である今回も同じ。 しかしこんな先生や動物がキャンパスに棲息していたら、大学事務局は大変だろうなあ。近隣の住民も大変だろうなあ。 そしてここの事務局は(警察や消防ににらまれ、保健所にマークされつつ)大変におもしろいだろうなあ・・・。
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先生シリーズは読みやすく、面白いです。 できれば4冊とも登録したいのですが、最近読んだのがこの本なのでこの本のみ登録。 既刊は 『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』 『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 』 『先生、子リスたちがイタチを攻撃しています! 』 サブタ...
先生シリーズは読みやすく、面白いです。 できれば4冊とも登録したいのですが、最近読んだのがこの本なのでこの本のみ登録。 既刊は 『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』 『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 』 『先生、子リスたちがイタチを攻撃しています! 』 サブタイトルに「鳥取環境大学の森の人間動物行動学」 が入っています。 動物行動学の本ですが、難しい話ではなく、日常の話や、筆者の小林先生(教授)の考えたこと、研究の解説など。最初の日常話から、専門的な話になるまでの流れがスムーズで、興味を引かれます。噛み砕いて解説されているので、堅苦しくなく、どんどん読めます。実験の発想も、なるほどこういう風に考え付くのか! と感心しきり。 各話ちゃんとまとめられており、どの巻、どの話から読んでも分かりやすいです。 ほんとうにお勧め! 高校生くらいからでも楽しく読めるし、何より大学がどのように勉強する所なのかも垣間見ることができてよいのではないでしょうか。 大学も卒業してずいぶんたつので、もっぱら憧憬の念を持って読んでいますが。 この本のシリーズは4冊出ていますが、前巻の表紙の色が遊び紙になっていて、目に鮮やかで楽しいです。装丁のシンプルさも素敵。表紙に使用され、各章の扉絵になっている小林先生のイラストもちょっと画伯テイストで味があります。
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面白かった!! 愉快な大学での日常を楽しく描き出すエッセイとしてもとても楽しいんですが、同時に動物行動学の重要キーワードもちりばめてある。鍵刺激にはじまり、草が捕食者対策に毒をもっており、草食動物はその回避のために、同じ草ばかりを食べずに、いろんな種類を交互に食べることとか、カラ...
面白かった!! 愉快な大学での日常を楽しく描き出すエッセイとしてもとても楽しいんですが、同時に動物行動学の重要キーワードもちりばめてある。鍵刺激にはじまり、草が捕食者対策に毒をもっており、草食動物はその回避のために、同じ草ばかりを食べずに、いろんな種類を交互に食べることとか、カラスの記憶力とか、興味深い話がたくさん。 この先生に教わる学生さんたちは幸せだろうなあ!
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