先生、カエルが脱皮してその皮を食べています! の商品レビュー
著者は鳥取環境大学の人間動物行動学の先生です。 書名もユニークなら内容も実に面白い!! 人間も含めた動物の行動の不思議を楽しく読みながら、私たちを取り巻く自然環境の問題にまで及びます。 シリーズになっており、次々に楽しめます。 湘南OPAC : http://sopac.lib...
著者は鳥取環境大学の人間動物行動学の先生です。 書名もユニークなら内容も実に面白い!! 人間も含めた動物の行動の不思議を楽しく読みながら、私たちを取り巻く自然環境の問題にまで及びます。 シリーズになっており、次々に楽しめます。 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1583304
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[日販MARCより] 春の田んぼでホオジロがイタチを追いかけ、アカハライモリはシジミに指をはさまれる…。日々起きる動物珍事件を人間動物行動学の“鋭い”視点で把握し、分析し、描き出す絶好調、先生シリーズ。 [BOOKデータベースより] 日々起きる動物珍事件を人間動物行動学の“鋭い”視点で把握し、分析し、描き出す。絶好調、先生シリーズ。 ヒキガエルも脱皮する、そして皮を食べるのだ―実はアカハライモリもそうだった; ヤギの脱走と講義を両立させる方法―驚きや意外性は生存や繁殖に有利に働く; 海辺のスナガニにちょっと魅せられて―砂浜に残された動物たちのサインを読む; カラスよ、それは濡れ衣というものだ!―子ガラスを助けたのに親鳥に怒られた話; 春の田んぼでホオジロがイタチを追いかける!―被食動物が捕食動物に対して行なう防衛的行動のお話; NHKのスタジオのテーブルの上を歩きまわった三匹のイモリ―私は“ラジオキャスターのプロ精神”を感じた; ペガサスのように柵を飛び越えて逃げ出すヤギの話―頼むからこれ以上私を苦しめないでおくれ
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先生!シリーズ第4弾。 内容は相変わらずの、動物に対する興味と愛情と好奇心にあふれたもので文句のつけようがないのだけれど、できれば写真をもう少し鮮明なものにできなかったものか、と、それだけが残念。 職場(塾)で、生徒達の論説文アレルギーを治すべく、音読教材としてフル活用させてい...
先生!シリーズ第4弾。 内容は相変わらずの、動物に対する興味と愛情と好奇心にあふれたもので文句のつけようがないのだけれど、できれば写真をもう少し鮮明なものにできなかったものか、と、それだけが残念。 職場(塾)で、生徒達の論説文アレルギーを治すべく、音読教材としてフル活用させていただいたうちの一冊。 「空を飛ぶヤギ」が、特に生徒達のお気に入りでした。 シリーズ四冊目ということで、文体や自己突っ込みがちょっと過剰なのでは、という指摘も多いようですが、読書に慣れていない人を引きこむには、これくらいの過剰さがあってもいいのではないかな、と思ったりなども。
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生き物への愛情あふれるエッセイは、これまで知らなかった生き物行動を教えてくれる。しかし、「笑わせよう」との意図がはっきりしている記述が少々目障りに感じて来た。
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この本読んでいると、実際に小林先生と一緒にたくさんの動物を飼ってる気分になってくる。 蛇もこわくないぞ!(って気分)そしてやっぱり主役はヤギだね!ヤギ!
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ペガサスをめざしているクルミのはなし、心地よく読了。気になるのは、なぜ朋道がみているときは、柵を…。偶然なのか熟慮のうえか、ヤギの心は摩訶不思議です。なにせ、ペガサスをめざしているのですから。。 シリーズものの通弊として、質は低下するものですが、この本も例に洩れずです。伝えたい...
ペガサスをめざしているクルミのはなし、心地よく読了。気になるのは、なぜ朋道がみているときは、柵を…。偶然なのか熟慮のうえか、ヤギの心は摩訶不思議です。なにせ、ペガサスをめざしているのですから。。 シリーズものの通弊として、質は低下するものですが、この本も例に洩れずです。伝えたいことがあって書いているのではなく、書くためのエピソードをさがしてしまっている、という感じです。文章も、ねらいすぎると無味同然。
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大学の講義を受けているような軽妙な文章が実に面白い。 学術的なことを並べているというより、 大学での日常あったことを絡めた日記のような感じで堅さがない。
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動物と人間がくりひろげる報復絶倒な日々! ・華麗に柵を飛びこえ、夜な夜な先生をなやませるヤギ。 ・手をシジミにはさまれたイモリの運命は? 注! バスや電車の中で読んではいけません。 (琉球大学 大学院生)
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図書館から。 先生!シリーズ第4弾。 先生の自画自賛を自己突っ込みのテンポがむちゃくちゃよくなっていて楽しかった。 動物がかかわるからこそとくに、予想外のことが多い授業・・・学生たちの印象に残る授業になっているんだろうなあ。 モビングのことについての話が面白かった。 シマリ...
図書館から。 先生!シリーズ第4弾。 先生の自画自賛を自己突っ込みのテンポがむちゃくちゃよくなっていて楽しかった。 動物がかかわるからこそとくに、予想外のことが多い授業・・・学生たちの印象に残る授業になっているんだろうなあ。 モビングのことについての話が面白かった。 シマリスがヘビの頭を~では、なんとなく特殊な行動のように思っていたが(自分の読み方がちゃんとしてないだけかも) 他の動物たちにもよく見られる行動なのね。 巨大エボシガイがこわい…。
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載ってる動物の写真が、不思議なことに、どれもかわいいのです。 著者である先生がご自身で撮ったものだそうで、おそらく、動物に対する愛情がにじみ出てるのだと思います。 軽妙なエッセイ調で、先生が日々体験している環境学や行動学についてのコトが綴られていて、楽しく読むうちに、それらの学...
載ってる動物の写真が、不思議なことに、どれもかわいいのです。 著者である先生がご自身で撮ったものだそうで、おそらく、動物に対する愛情がにじみ出てるのだと思います。 軽妙なエッセイ調で、先生が日々体験している環境学や行動学についてのコトが綴られていて、楽しく読むうちに、それらの学問についてのさわりが学べたりできちゃいます。 鳥取環境大学の先生による、動物行動学(人間・生徒・先生ご自身含む)についての、分かりやすい読み物。 しかも笑えます。 げらげら笑えます。 大学で飼ってるヤギのヤギコとのあれこれとか。 脱走したヘビのこととか。 ドバトとか。 動物好きには溜まりません。 ますます動物や自然界が愛おしくなります。
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