世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上巻) の商品レビュー
そういえば読んだことなかった。ハードボイルドワンダーランドのパートと世界の終りパート、一角獣や心や脳や図書館など別々の世界のようで微妙に交わっていて、続きが気になる。 最近はもはや村上春樹のテンプレと揶揄されてるような女の子と酒と音楽がしょっぱなから出てきて期待を裏切らなち(失...
そういえば読んだことなかった。ハードボイルドワンダーランドのパートと世界の終りパート、一角獣や心や脳や図書館など別々の世界のようで微妙に交わっていて、続きが気になる。 最近はもはや村上春樹のテンプレと揶揄されてるような女の子と酒と音楽がしょっぱなから出てきて期待を裏切らなち(失礼) 個人的な感想なんだけど、帝王切開をした身としてはお腹を切った直後にあれだけ走ったり動いたりしてて読んでてお腹が痛くなる…
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
12年?13年?くらい前に友達から勧められて買った文庫をようやく上巻読み切った。その間に何回か引越ししたりしたから、本を無くしたと思ってもう1冊買っている。でも、ずっとエレベーターのくだりから読み進められず、何回もエレベーターのページを読んだ。 世界の終りパートまで行き着いても、2つの話が何の関係があるかわからずにいて、今回ようやく200ページ以上読んで繋がりがあることがわかった。推察しながら読み進めたいけど、そこまで深く考えられないのでとりあえず読むしかない。 世界の終りの僕の夢読みのように、文字を追っているけど内容が全然頭に入ってこないところが多くて、文字を目で追ってる内に寝ることがしばしば。最後の方は音読しながら無理やり読み切ったんだけど、私に村上春樹は向いていないのでは?っていう気持ちが出てきている… それでも下巻は買ったのでこれから頑張って挫けずに読み切りたい。
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世界の終りとハードボイルドワンダーランド2つの話が交互に構成されており少しずつ重なっていくような感じがとてもワクワクした。 世界の終りでは夢読みの意味や影の考えていること主人公のこころが今後どうなっていくのだろうかと気になった。心はただそこにあるものなんだと図書館の彼女に教えてい...
世界の終りとハードボイルドワンダーランド2つの話が交互に構成されており少しずつ重なっていくような感じがとてもワクワクした。 世界の終りでは夢読みの意味や影の考えていること主人公のこころが今後どうなっていくのだろうかと気になった。心はただそこにあるものなんだと図書館の彼女に教えていたことが印象的。 ハードボイルドワンダーランドでは長いエレベーターからこの先どんな世界に行くのだろうという始まりから登場人物が増え壮大な物語になっていた。記号士や計算士やらが出てきてよくわからないと思ったがそうゆうものがあると深く考えず読むことにした。 下巻はこれから。
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2つの物語を同時に並行させていく村上春樹の長編でよく見る流れ 小さな専門的部分をものすごく壮大にして世界の終わりに発展させていくというよくもまあ思いつくなあと言った感想‥‥と言いたいのですが途中で読むのを中断してしまいあまり内容が入って来なかった 機会があれば再読しようかと思いま...
2つの物語を同時に並行させていく村上春樹の長編でよく見る流れ 小さな専門的部分をものすごく壮大にして世界の終わりに発展させていくというよくもまあ思いつくなあと言った感想‥‥と言いたいのですが途中で読むのを中断してしまいあまり内容が入って来なかった 機会があれば再読しようかと思います。
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何もわからないまま読み進めるうちに、別に何もわからなくていいのだと思えた。主人公は私とは全く違う人なのに、何故かこの人は私なんだと思った。自分の弱さと人生の理不尽さ、人間の性質について考えた。難しいような、でもわかりやすくて心地いいような作品。時間をかけてじっくり読み進めたい。 ...
何もわからないまま読み進めるうちに、別に何もわからなくていいのだと思えた。主人公は私とは全く違う人なのに、何故かこの人は私なんだと思った。自分の弱さと人生の理不尽さ、人間の性質について考えた。難しいような、でもわかりやすくて心地いいような作品。時間をかけてじっくり読み進めたい。 4/14/24読了
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#読了 #村上春樹 2023年発行「街とその不確かな壁」のベース作品で1980年代に発表された村上春樹さんが若い頃に書かれて小説。世界観に入り込むのに上巻半分くらい読み進める必要がありましたが、印象的なストーリーで下巻は興味深く読み進みました。「街とその不確かな壁」を先に読んでし...
#読了 #村上春樹 2023年発行「街とその不確かな壁」のベース作品で1980年代に発表された村上春樹さんが若い頃に書かれて小説。世界観に入り込むのに上巻半分くらい読み進める必要がありましたが、印象的なストーリーで下巻は興味深く読み進みました。「街とその不確かな壁」を先に読んでしまったので、ネタバレがありました。読む順番を間違えた感じはしました。
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同期が卒論をこれで書いた。ふたつの物語が交互に進んでゆく、一風変わった感じの小説だった。「ハードボイルド・ワンダーランド」に登場する、リファレンス係の女の子に関する文章で、「世の中には服を脱ぐのが魅力的な女の子はたくさんいるけど、服を着るのが魅力的な女の子はあまりいない」というよ...
同期が卒論をこれで書いた。ふたつの物語が交互に進んでゆく、一風変わった感じの小説だった。「ハードボイルド・ワンダーランド」に登場する、リファレンス係の女の子に関する文章で、「世の中には服を脱ぐのが魅力的な女の子はたくさんいるけど、服を着るのが魅力的な女の子はあまりいない」というようなところがあり、私はそこが非常に好きだった。最初の数章分を集中して読み、慣れてさえしまえば、あとはすらすら読める。
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《目次 上》 1 ハードボイルド・ワンダーランド(エレベーター、無音、肥満) 2 世界の終り(金色の獣) 3 ハードボイルド・ワンダーランド(雨合羽、やみくろ、洗いだし) 4 世界の終り(図書館) 5 ハードボイルド・ワンダーランド(計算、進化、性欲) 6 世界の終り(影) 7 ...
《目次 上》 1 ハードボイルド・ワンダーランド(エレベーター、無音、肥満) 2 世界の終り(金色の獣) 3 ハードボイルド・ワンダーランド(雨合羽、やみくろ、洗いだし) 4 世界の終り(図書館) 5 ハードボイルド・ワンダーランド(計算、進化、性欲) 6 世界の終り(影) 7 ハードボイルド・ワンダーランド(頭骨、ローレン・バコール、図書館) 8 世界の終り(大佐) 9 ハードボイルド・ワンダーランド(食欲、失意、レニングラード) 10 世界の終り(壁) 11 ハードボイルド・ワンダーランド(着衣、西瓜、混沌) 12 世界の終り(世界の終りの地図) 13 ハードボイルド・ワンダーランド(フランクフルト、ドア、独立組織) 14 世界の終り(森) 15 ハードボイルド・ワンダーランド(ウィスキー、拷問、ツルゲーネフ) 16 世界の終り(冬の到来) 17 ハードボイルド・ワンダーランド(世界の終り、チャーリー・パーカー、時限爆弾) 18 世界の終り(夢読み) 19 ハードボイルド・ワンダーランド(ハンバーガー、スカイライン、デッドライン) 20 世界の終り(獣たちの死) 21 ハードボイルド・ワンダーランド(ブレスレット、ベン・ジョンソン、悪魔) 《目次 下》 22 世界の終り(灰色の煙) 23 ハードボイルド・ワンダーランド(穴、蛭、塔) 24 世界の終り(影の広場) 25 ハードボイルド・ワンダーランド(食事、象工場、罠) 26 世界の終り(発電所) 27 ハードボイルド・ワンダーランド(百科事典棒、不死、ペーパークリップ) 28 世界の終り(楽器) 29 ハードボイルド・ワンダーランド(湖水、近藤正臣、パンティー・ストッキン) 30 世界の終り(穴) 31 ハードボイルド・ワンダーランド(改札、ポリス、合成洗剤) 32 世界の終り(死にゆく影) 33 ハードボイルド・ワンダーランド(雨の日の洗濯、レンタ・カー、ボブ・ディラン) 34 世界の終り(頭骨) 35 ハードボイルド・ワンダーランド(爪切り、バター・ソース、鉄の花瓶) 36 世界の終り(手風琴) 37 ハードボイルド・ワンダーランド(光、内省、清潔) 38 世界の終り(脱出) 39 ハードボイルド・ワンダーランド(ポップコーン、ロード・ジム、消滅) 40 世界の終り(鳥)
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綺麗な文体で描かれており、日常に思えるような情景も春樹らしい言い回しで詳細に表現されている。 個人的には難易度が高くあまり理解ができなかった。物語は2つの世界を行き来する構成であった。もう少し成長してから出直したい。
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新刊を読んですぐに借りる。 すぐにのめり込んだ。 世界の終わりの生活に憧れるが、ハードボイルドワンダーランドの方が読んでいて面白い。 「間違えようのない簡潔な事実というのはこの世で最も好ましいことのひとつだ」 とかいちいち文章がおしゃれ。 ピンクのスーツの太った女の子も魅力的...
新刊を読んですぐに借りる。 すぐにのめり込んだ。 世界の終わりの生活に憧れるが、ハードボイルドワンダーランドの方が読んでいて面白い。 「間違えようのない簡潔な事実というのはこの世で最も好ましいことのひとつだ」 とかいちいち文章がおしゃれ。 ピンクのスーツの太った女の子も魅力的。
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