考えよ! の商品レビュー
ホームページに感想を書きました。 「「リスクを負わない者は勝利を手にすることができない」」 http://www.ne.jp/asahi/behere/now/newpage131.htm
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翻訳した人が下手すぎ、 リスペクトとか、クリエイティブとか カタカナが多くて読みづらい。 日本人はハングリーがないとか リスクを冒さないとか、よく聞く言葉ばかりだし 買ってまで読む価値のある本じゃない。
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オシムの目から見た"日本人"の考察。サッカーに限らず、指導者全般に向けた本。むしろサッカーにのみ興味がある人にとっては非常につまらないのではないかとさえいえる。 日本人の精神・風土・社会を考察し、進むべき方向を提言している。外国人だからこそ日本人の精神性を客...
オシムの目から見た"日本人"の考察。サッカーに限らず、指導者全般に向けた本。むしろサッカーにのみ興味がある人にとっては非常につまらないのではないかとさえいえる。 日本人の精神・風土・社会を考察し、進むべき方向を提言している。外国人だからこそ日本人の精神性を客観的に見ることができるのだろう。サッカーに興味がなくても何かを指導する立場であれば是非読むべき一冊。
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なぜ日本人はリスクを冒さないのか。という副題のつけられた本書は2010年南アフリカW杯直前にオシム元監督によって書かれた考察本である。 その副題のとおり日本代表がW杯で勝ち上がって行く中で必要なことはリスクをかけたプレーをプレーヤー自身が判断しながら行っていくことだと述べられて...
なぜ日本人はリスクを冒さないのか。という副題のつけられた本書は2010年南アフリカW杯直前にオシム元監督によって書かれた考察本である。 その副題のとおり日本代表がW杯で勝ち上がって行く中で必要なことはリスクをかけたプレーをプレーヤー自身が判断しながら行っていくことだと述べられている。主にW杯にむけた内容なのでW杯の終わった今になって読むと少しつまらない部分も多いが、オシム元監督の持っているサッカー観非常に面白く、サッカーにいかせる部分も、さらには人生にもいかせると思う部分も多くあり非常にこれからのサッカー人生に一つの視点が加えられたことを喜んでいる。 中でも興味深かったのは『敗北の覚悟』を持つという事。相手を軽視して勝ちという目標ばかりを見つめると精神状態は良いようにはならない。相手を正しくリスペクトし、自分たちのできる事・できない事、相手の長所・短所を客観的に見つめてやるべきことを選択して行くのが正しいプロセスなのだと繰り返し解いているこの本からは、僕たち日本人が忘れかけていた真のリスペクトについて思いだすきっかけをもらえる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チェック項目20箇所。日本のサッカー選手は機敏に良く動き、勤勉。敏捷性、尋常ではない闘争心、サッカーに必要な多くの感覚や素晴らしい個人技術・・・しかし技術がチームのためになっていない。ピッチで指示を待ち続けていては試合に負けてしまう。どのチームにもストロングポイントとウィークポイントがある。どんな場合もそれを客観的に精査しなければならない。責任転嫁しない。スターに敬意しすぎる。情報収集は必要だがしすぎると恐怖に変わる。自分たちには何ができて、何ができないのか、相手には何ができて、何ができないのか客観的に分析することが必要。自分を信じることがメンタリティの中でも最優先されるべきこと。相手の一番強いポイントこそ一番の弱みになりうる・・・オランダチームのロッベン。ダビデ対ゴリアテ・・・考え、頭を使う。必要なのは自信。全員で責任を持って問題に取り組む。日本サッカー界・・・W杯出場は義務。最低限の目標。判断スピード他国に比べると遅い。走りながら素早く考えるのがサッカー。中村と本田の共存・・・古い井戸に水があるうちに新しい井戸を掘るのはやめた方がいい。チーム作りは経験のある選手を中心に作る。自分が誰よりも弱いことを認める・・・なぜ弱いかを学べる。監督・コーチ、目上の人に「何をどうすればいいのか?」聴くこと。
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サッカー日本代表元監督のオシム氏のサッカー論。日本人論が多く語られるかと思ったけど、結構なシビアなサッカー論でした。サッカーファンには堪らない戦略論や諸々だと思います。僕は左程サッカーに興味ないので。。。
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考えながら何かをすることの大切さはどんなことにでも言える。 日本のサッカーは近年発展してきたが、昔の育成の現状はひどいものであった。Jリーグの下部組織は別として、地方の公立の中学校など、全く考えず練習をこなしている選手達がほとんどであるという状況を肌で感じてきた。感覚でプレーをし...
考えながら何かをすることの大切さはどんなことにでも言える。 日本のサッカーは近年発展してきたが、昔の育成の現状はひどいものであった。Jリーグの下部組織は別として、地方の公立の中学校など、全く考えず練習をこなしている選手達がほとんどであるという状況を肌で感じてきた。感覚でプレーをしている選手がほとんどで、考えさせようと努力をしていた指導者は多数いたとは思うが、考えながらプレーしていた選手は少数に限られていたと思う。 オシムはそんな日本に当然の考えを持ち込んだ。バレーや柔道など、昔から日本でメジャーなスポーツでは考える文化が存在し、選手達も自動的に考えるように育つ。サッカーはまだそこに達してはいなかった。これから、考えることが文化として根付くことをオシムは期待しているのだと思う。 考えながらプレーをするその積み重ねが素晴らしい創造性を生み、鋭い感覚を生む。サッカーの後進国の日本が、これから進歩していくためのピースとして一番重要な考えることを日本代表の元監督が語っている。
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日本代表の中盤、遠藤に対する当時の印象。この本を読んで、彼はかなり変わったのではないかと思うくらいだ。 あと、日本に外国人ブレイヤーを帰化させる意識はないのかと。 確かに、日本の中盤は海外で活躍している選手が多い中、FWにはいない。 ストライカーがほしいと思う。
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日本人には「ハングリー」さがない。 裕福な生活。日本人独自の美徳。様々な要因が影響している。 しかし、その日本人らしさから抜け出さなければ前進はない。 「日本人らしさ」はリスペクトするべきものである。 成長を望むなら、そこに「リスク」や「変化」などのスパイスを加えてみてはどうか。
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オシムさんは特にだけど、外国の指導者の精神は日本の風土のみでは培われない(にくい)芯がある。いくら厳しく接していても、人間一人一人に対する根本的な敬意を感じる。信仰心とかも関連してるのかな。 エッセイ本としても、風土による考え方の培われ方の違いを知るという意味でもすごく面白い本で...
オシムさんは特にだけど、外国の指導者の精神は日本の風土のみでは培われない(にくい)芯がある。いくら厳しく接していても、人間一人一人に対する根本的な敬意を感じる。信仰心とかも関連してるのかな。 エッセイ本としても、風土による考え方の培われ方の違いを知るという意味でもすごく面白い本でした。
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