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マドンナ・ヴェルデ の商品レビュー

3.4

243件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    74

  3. 3つ

    107

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    1

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2014/02/08

「ジーン・ワルツ」の違う視点の作品だが、「医学のたまご」にもつながる。薫のパパが何故いつもメールに食事のメニューを書くのかがわかった。

Posted byブクログ

2014/02/05

男性の作者さんなのに描く女性が面白くて 作者さんに興味は湧きました。 ただスッキリしなかった。 人に寄って様々、正解もないのは解っていても 気持ち良く終わらなかった。 それはワタシが母だからかもしれない。 理恵の始まりが???。 もう少し強いものがあれば終わりにも気持ちが つ...

男性の作者さんなのに描く女性が面白くて 作者さんに興味は湧きました。 ただスッキリしなかった。 人に寄って様々、正解もないのは解っていても 気持ち良く終わらなかった。 それはワタシが母だからかもしれない。 理恵の始まりが???。 もう少し強いものがあれば終わりにも気持ちが ついていけたのかなぁ 女性の母性と理性 ちょっと違う気がしました。

Posted byブクログ

2014/01/15

ジーン・ワルツを、代理母となる理恵の母みどりの立場から描いた物語。 母と娘の確執は、主従関係のようなものとしてそこに存在しているのだろうか?この作者は女性を論理的に描こうとするあまりに、ステレオタイプの”みどり”を描こうとすると、その感情がそこに介在していない印象をうける。 ただ...

ジーン・ワルツを、代理母となる理恵の母みどりの立場から描いた物語。 母と娘の確執は、主従関係のようなものとしてそこに存在しているのだろうか?この作者は女性を論理的に描こうとするあまりに、ステレオタイプの”みどり”を描こうとすると、その感情がそこに介在していない印象をうける。 ただ、”しのぶ”という名前にこだわったところなどはいかにも女性らしいと思う。 双子だったから、また医師だったから理恵の妊娠カルテを作れたが、もし作れなかったら、”みどりの子”として生まれる筈だったのだろうか?と考えると少し怖くなる。

Posted byブクログ

2013/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「ジーン・ワルツ」の主人公;曾根崎理恵の母、山咲みどりの視点から「ジーン・ワルツ」を描いた物語。 みどりは理恵に頼まれ、理恵の代理母を引き受けるが、次第に理恵に対して様々な疑問を持つように・・・。 「ジーン・ワルツ」は随分前に読んだので、細かい内容は忘れてしまったのですが、理恵には共感できないなぁ。 似たもの夫婦で、夫の伸一郎も理恵も、考え方があまりに論理的過ぎて、感情的な部分が抜け落ちすぎている。 まぁ、伸一郎みたいに、「血」にこだわらないのであれば、映画「そして父になる」のテーマ「血か時間か」で悩むことはないんだろうけど。 みどりと双子ちゃんの片割れ;かおる、そして父親となった伸一郎のその後は、「医学のたまご」に描かれていますが、理恵と双子ちゃんのもう片方;しのぶのその後が気になるところ。 理恵はちゃんと母親になれているのでしょうか。 いつか、理恵としのぶの話も読んでみたいです。

Posted byブクログ

2013/09/06

代理母の話だが、事があまりにも素早く展開するのに圧倒された.産婦人科医の娘・理恵から代理母をお願いされた母親・みどりは55歳.医学的に可能なんだろうが、何かしっくりこない.本文にもあったが医学の進歩と法律上の問題、更にはこれまでの常識との乖離、などが絡んだ複雑な案件だからかもしれ...

代理母の話だが、事があまりにも素早く展開するのに圧倒された.産婦人科医の娘・理恵から代理母をお願いされた母親・みどりは55歳.医学的に可能なんだろうが、何かしっくりこない.本文にもあったが医学の進歩と法律上の問題、更にはこれまでの常識との乖離、などが絡んだ複雑な案件だからかもしれない.理恵と夫の伸一郎の関係もドライだがこのような夫婦もありうるのだろう.

Posted byブクログ

2013/08/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジーン・ワルツの時系列を同じくして、代理母となった山咲みどり目線のストーリー。理恵はやっぱりちょっとコワイ。

Posted byブクログ

2013/08/01

代理出産についてと言うより、代理母の気持ちなのかな? 母親の資格が無いって、どうなんだろう?子どもと共に成長していくのではダメなのかな? 本の中の人たちはスッキリしてたけど、読後の気持ちはなんだかなぁー?とスッキリしない。

Posted byブクログ

2013/07/04

ジーン・ワルツのみどりサイドの物語。相変わらずユミちゃんの成長がよい感じです。また別の作品で会えるのかな?医学のたまごも読了済なので、かおるちゃん誕生がうれしかったです。母になること、出産について、そして代理母について改めて考えさせられました。

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2013/06/16

ジーン・ワルツを代理母、。超高齢出産で双子の母親となるみどりの視点から見たお話。親権は解決するが、どのように育っていくのか心配でもある。

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2013/06/13

『ジーン・ワルツ』の出来事を曽根崎理恵の母親である山咲みどりの視点から描いている。『ジーン~』と『医学のたまご』の架け橋的作品。前作でも「クール・ウィッチ」ぶりが際立ってた理恵だが、みどりの視点ではもっと情緒に欠け、冷酷な女性に映っている。代理母という法的に危うい状況で過ごす10...

『ジーン・ワルツ』の出来事を曽根崎理恵の母親である山咲みどりの視点から描いている。『ジーン~』と『医学のたまご』の架け橋的作品。前作でも「クール・ウィッチ」ぶりが際立ってた理恵だが、みどりの視点ではもっと情緒に欠け、冷酷な女性に映っている。代理母という法的に危うい状況で過ごす10ヶ月間、お腹の子や娘の夫に対し気持ちが揺れるのは女性としてわかる気がする。句会の主宰者・丸山の最期の句が切なくて印象的だった。もし理恵が仮にこの句を受け取ってもこの情緒はきっと理解できないのだろう。

Posted byブクログ