マドンナ・ヴェルデ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ジーン・ワルツ」の理恵先生のおかーさん・・・つまり、代理母になった女性側からのお話。 理恵先生がしたことは、やっぱり私にしたら、どうしても気持ち悪い・・・・ でも、この物語で、あの後味の悪さが少しぬぐい去れたような気がする。
Posted by
娘理恵に頼まれて、みどりは代理母に、そして双子を妊娠。勝手な娘に不安を持ったみどりは伸一郎に手紙を書く、、 「医学のたまご」の曾根崎かおるはこうして生まれたのかって納得。曾根崎伸一郎の最後の葉書が良かった。 「Dear KAORU , Welcome to Our Earth」
Posted by
「ジーン・ワルツ」の、謎の部分がわかって、いっきに読んでしまいました。 また、新たに違う人を主人公で書いてくれるのを、ついつい期待してしまうのは、私だけでしょうか・・・。
Posted by
一気に読みました。 時系列的に『ジーン・ワルツ』の舞台がそのまま舞台。 ただ、ジーンと時間は同じだけど、主人公が違う。 海堂氏曰く『左右本』とのこと。 マドンナは代理母が主題。 代理母の『みどり』とクール・ウィッチと異名を取る娘『理恵』。 娘の婿である『曾根崎伸一郎』と双子の...
一気に読みました。 時系列的に『ジーン・ワルツ』の舞台がそのまま舞台。 ただ、ジーンと時間は同じだけど、主人公が違う。 海堂氏曰く『左右本』とのこと。 マドンナは代理母が主題。 代理母の『みどり』とクール・ウィッチと異名を取る娘『理恵』。 娘の婿である『曾根崎伸一郎』と双子の『しのぶ』と『かおる』。 この『かおる』君は後に『医学のたまご』の主人公となる。 相変わらずのクロスオーバーは、かえって気持ちいい。 時間が交錯するのも、キチンと背景が揃っていれば面白いです。 ただ、お腹一杯かと聞かれれば『もうちょっと』って感じですね。
Posted by
医学の進歩は、生物学的由来の「愛」から生殖を切り離そうとしている。医学者でもありかつ「母」であることを望む曾根崎理恵と、その母、みどり(ヴェルデ)の、交錯を描く。
Posted by
◎第23回(2010年)山本周五郎賞候補作品。 2010年7月25日(日)読了。 2010−59。
Posted by
自分の人生を目一杯満たしてしまえば、欠落など気にしている暇はありませんし、そもそも、まったく欠落がない人間など、この世には存在しません。
Posted by
「ジーン・ワルツ」の裏側の物語。これは「ジーン・ワルツ」を先に読んでおくことをお勧めします。 代理出産問題、難しいです。必要な人には本当に切実だろうし、でも法的な問題が難しい、ということも分かりますイレギュラーな事態を考慮に入れると、収拾つかなくなるんだろうな。当事者同士でもめた...
「ジーン・ワルツ」の裏側の物語。これは「ジーン・ワルツ」を先に読んでおくことをお勧めします。 代理出産問題、難しいです。必要な人には本当に切実だろうし、でも法的な問題が難しい、ということも分かりますイレギュラーな事態を考慮に入れると、収拾つかなくなるんだろうな。当事者同士でもめたりすることもありそうだし。 理恵のしたことは「いいのか?」と思うことが多いし、実際ばれたらとんでもないことだけれど。結果論だと……いいのかなあ? いったい何が正しいことなのか考えさせられるのだけれど、答えは出ません。
Posted by
「ジーン・ワルツ」に連なる産院を舞台にした物語。 代理出産って言葉では聞いたことがあるケド、こうして読んでみると「色んな問題があるんだなぁ」と思った。それにしても慎一郎って男には、感情ってもんがないんだろうか?そんな人間っているのか?今回も、他の海堂作品とのリンクがあって、久々だ...
「ジーン・ワルツ」に連なる産院を舞台にした物語。 代理出産って言葉では聞いたことがあるケド、こうして読んでみると「色んな問題があるんだなぁ」と思った。それにしても慎一郎って男には、感情ってもんがないんだろうか?そんな人間っているのか?今回も、他の海堂作品とのリンクがあって、久々だったケド楽しかった。
Posted by
ジーン・ワルツの裏側。同じストーリーが、代理母であり、理恵の母である、みどり目線で語られているヴァージョン。 普通に、飽きずにサクサク読める感じ。ただ、ジーン・ワルツ読んでから読んだ方がいいかも。
Posted by