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マドンナ・ヴェルデ の商品レビュー

3.4

243件のお客様レビュー

  1. 5つ

    20

  2. 4つ

    74

  3. 3つ

    107

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

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2012/01/02

ジーンワルツの裏側の作品。 確かにおもしろいんですけど、結果を知ってしまっているから、そこはちょっとマイナス。 でも、あの時読んだ内容の裏側が分かってかなり納得の部分も。 やっぱり、うまいですよね。

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2011/12/05

「ジーンワルツ」の裏話としてなら、一抹の面白さはあるかな。でも、扱っている問題に対する主人公のスタンスが痛すぎて、読むのはちょっと辛い。海堂氏だから許せる、そんな作品かな。

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2011/12/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

こんなにサクサク読める海堂作品は初めてだぁ ジーンワルツでは読みながら号泣しちゃったけど これは・・・ この娘ありえない・・・と思ったけど 案外うちの母にとっても私はこんな感じなのかもしれない ちょっと反省。今日会ったら少し優しくしよう(笑) 生命の誕生について、タマゴと母性について 医療と感情について 不確かで正解がみつからずに モヤモヤしてしまう ユミ、がんばれ^^

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2011/11/26

 五十代後半のごく普通の主婦みどり。早くに夫を亡くしたが実家が裕福だったため、一人娘の理恵と不自由なく暮らせた。今はその理恵も医者となり、東京の帝華大学の産婦人科にいる。  その理恵が久しぶりに帰省してきた。娘からの相談事とは、自分に代理母になってもらいたいということだった……...

 五十代後半のごく普通の主婦みどり。早くに夫を亡くしたが実家が裕福だったため、一人娘の理恵と不自由なく暮らせた。今はその理恵も医者となり、東京の帝華大学の産婦人科にいる。  その理恵が久しぶりに帰省してきた。娘からの相談事とは、自分に代理母になってもらいたいということだった……。  「チーム・バチスタの栄光」で知られる海堂尊さんの本。現役の医師でもあり、医療の場面でのリアリティがすごい。  普通の主婦の母と、理知的だが冷静過ぎる感じの娘、日本ではまだ市民権を得ていない代理母を通じて、葛藤したり、分かち合えなかったりするみどりの気持ちが感じられます。  倫理的にまだ議論の残る代理母という制度に対しても、考えさせられました。子どもをほしい親の立場からも、倫理的に賛否両論あることも、法体制が整っていない現状も。

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2011/11/17

海堂さんの著書は、非常に読みやすい一方で、現代の医療についての問題提起をしている側面もあり、考えさせられる内容が多いです。この作品は、「ジーンワルツ」で扱われた「出産」にまつわる話しのうち、「代理母出産」にターゲットを絞って、主に代理母を引き受けたみどりの視点から書かれています。...

海堂さんの著書は、非常に読みやすい一方で、現代の医療についての問題提起をしている側面もあり、考えさせられる内容が多いです。この作品は、「ジーンワルツ」で扱われた「出産」にまつわる話しのうち、「代理母出産」にターゲットを絞って、主に代理母を引き受けたみどりの視点から書かれています。最後まで「一体産まれる双子はどちらの子供になるんだろう?」と思っていましたが、無事おさまってホッとしたのは事実。最後の方でのユミの活躍は微笑ましかった。「母は強し」と思いました。

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2011/10/23

前作『ジーン・ワルツ』の中で… 一番…語られることなく…謎めいていて… 最後に…びっくり…させられた… 五人目の妊婦…山吹みどり…と、 産婦人科女医…曽根崎理恵…の、 前作の…裏編…的なお話…。 もちろん…、他の…バチスタ・シリーズ…とも、 密接に…からんで...

前作『ジーン・ワルツ』の中で… 一番…語られることなく…謎めいていて… 最後に…びっくり…させられた… 五人目の妊婦…山吹みどり…と、 産婦人科女医…曽根崎理恵…の、 前作の…裏編…的なお話…。 もちろん…、他の…バチスタ・シリーズ…とも、 密接に…からんでますが…、 他の作品…にあったような… ミステリー…要素…は、ないです…。 作品…そのものは、可もなく不可もなく… かもしれませんが…、 この作品を読んで…、前作を読み直すと…、 前作…が、ぐっ…と…奥深くなります…。

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2011/10/22

面白かったです。 『ジーン・ワルツ』と対で、『医学のたまご』の主人公「薫」が生まれる時の話。『ジーン・ワルツ』では理恵が中心だったけどこちらではみどりが中心。交互に読むとまた面白かったかもね。

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2011/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

NHKのドラマを見て気になったので読んでみた。 面白くはあったが、理恵にはまったく感情移入できないどころか、気持ち悪いとさえ思った。 ドラマのほうが好きだな。 しかし高齢妊婦が双子出産でここまで何の障害もなく済むとは。著者は医師なのだからリスクも充分承知しているだろうに、なぜこんな無理のある展開にしたのだろう?

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2011/10/11

さらりと読めました。 「医学のたまご」「ジーンワルツ」を読んでいたからか、 (更にNHKドラマも観ていたからか) 物語にあまり起伏を感じず終わってしまった感じが残念。 でも、娘を持つ母としては みどり→理恵への想いが興味深く感じた。

Posted byブクログ

2011/10/10

先に出た『ジーンワルツ』と同じくマリアクリニックが舞台の中心で登場人物もほぼ同じ。テーマも人工受精や代理母など共通。 でも決定的に違うのは、前作が産婦人科医の曽根崎理恵の視点で描かれているのに対して、今作は妊婦の山咲みどりの視点で描かれているということ。 考え方ややり方が極端だっ...

先に出た『ジーンワルツ』と同じくマリアクリニックが舞台の中心で登場人物もほぼ同じ。テーマも人工受精や代理母など共通。 でも決定的に違うのは、前作が産婦人科医の曽根崎理恵の視点で描かれているのに対して、今作は妊婦の山咲みどりの視点で描かれているということ。 考え方ややり方が極端だったりもするけれど、本当ならこの時代にもっと真剣に考えられるべきことなのは確か。どちらが正しいなんて簡単に言えないけど、女として母として色々考えた。

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