くじけないで の商品レビュー

柴田トヨ【著】

2016/06/17

◆きっかけ
図書館
◆感想
医師に、バカな質問はしないでほしい。西条八十の詩は好きか？小泉内閣をどう思うか？そんな質問ならうれしいわと言う柴田さん。そうありたいと思う。

2016/06/21

大おばあちゃんのふんわりポエム、といった感じ。
年賀状の歌は、そのまま郵便局のCMに使えそうというかありそう。ヒットしたらしいのもうなずける、人生の大先輩の仰せは甘くて優しくて清廉。

でもとろりと眠くて、隣に石垣りんの本があってどっち選ぶ？と聞かれたらこちらは選ばないと思う。もうちょい歯応えがあってピリっとした感じが個人的に好みかなあと思った。

2016/02/07

詩集を読んだ経験が少なく抵抗があったけれど、本屋で度々目にするので気になって購入。とても良かったです。いくつか気に入った詩にも出会えました。ありがとう、トヨさん。

2016/01/29

　90歳を過ぎてから詩作を始めたという明治生まれの柴田トヨさんの詩集。思わず手を合わせたくなるようなおだやかなお顔のトヨさんが紡ぎだす言葉は、本当にやさしく、シンプルだけれどもその感性はするどい！

　「自分に」と「貯金」がお気に入り。

　いくつになっても、こんな感性をもって生きていきたいな・・・と思います。

2015/12/28

米寿の祖母から貸してもらって読んだ本。
祖母はもう目が悪いから本読まないと思ってた・・・ヽ(´Д`；)ﾉ
文庫本は読めないけど、こういう字の大きな本なら読むらしい！
今度、祖母に本をプレゼントしよう・・・！

さて、・・・一人で読んで良かった！
泣いてしまうわ！！

特に『貯金』が好き。引用文に登録したけど。
私は、いいことあったら500円玉をノートに貼ってる。
500円玉いいこと日記。
早くノートいっぱいになぁれ♪

2015/09/22

家にあったので軽く読んだ。20150921
「百歳になるとこんな感じなのか少しわかるのがよい」と購入者の母親は言っていた。

2015/09/27

優しいおばあちゃんが自分の経験から、
悩める人達へと贈る無償の愛。
そのはあとの温かさが嬉しい一冊。

○市立図書館所蔵

2015/06/22

喜びも悲しみも経験してきたからこそ綴ることのできる言葉たち。無駄をはぶいたシンプルな言葉は生きる力をくれます。

2015/03/03

今年、80歳になる母とダブらせて読んでました。作者の生きることの肯定、過去の肯定、息子さんへの愛が痛いほど感じられます。また、読み直したいです。

2015/02/19

図書館で泣いてしまいました。入り口付近にいたので、入館者に見られないように。
101歳まで生きられたおばあさん、柴田トヨさんの詩。101歳で処女集というのが驚き。
人生のつらさと喜び孤独、そのことが具体的に書かれています。
個人的には介護する側がメディアに意見することは多いですが、介護される側が活字で、自らの言葉で表現する機会なんて滅多にないのかもしれません。ヘルパーや息子が帰ってしまう寂しさをぐいっと堪える場面が印象的です。
また自然を描写した部分が多くの詩で見られます。風と太陽の光。つらいときは、自然に身を委ねることが必要なのかもしれません。
また彼女の死への捉え方も今後生きる上で勉強になります。