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自白 の商品レビュー

3.1

39件のお客様レビュー

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2011/05/08

自分の罪をなんとか隠そうとする心理って分からなくもないけれど、最後は認めてしまうんだ・・。そんなカウンセリングみたいな手法って興味あります。

Posted byブクログ

2011/02/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

人が成長するような話ではなくて達人という設定。 犯人によって対峙の仕方を変える刑事。 理想の上司像がわかるかも。 ◆土門功太朗 捜査一課長。落としの達人。人格者。部下に信頼されている。 「アメリカ渕」 ◆荒木利夫 殺された桑山富佐子の不倫相手。 「渋うちわ」 ◆波賀徳子 人を雇って夫の照男を殺す。鬼嫁。嘘つき。 「また逢う日まで」 ◆平田照美、三田春男 夫婦で窃盗。子供が産まれる。 「どんぶり捜査」 ◆アブーバクル・シン タクシー強盗。日本語話せず。

Posted byブクログ

2010/10/21

感じたのは昭和がぷんぷんする小説だなっと、そして主人公の土門功太郎は「刑事」と書いて「デカ」と言ってもいい人物。

Posted byブクログ

2010/09/28

副題の「刑事・土門功太朗」というのが重要ですね。 というのも、このベテラン刑事が犯人に自白させるという内容の短編だからです。 「自白」と言ってもそんなに劇的な内容を自白するわけではないのです。 犯人も、大抵話の最初には書かれています。 その犯人がポロッと自白していくまでの刑事たち...

副題の「刑事・土門功太朗」というのが重要ですね。 というのも、このベテラン刑事が犯人に自白させるという内容の短編だからです。 「自白」と言ってもそんなに劇的な内容を自白するわけではないのです。 犯人も、大抵話の最初には書かれています。 その犯人がポロッと自白していくまでの刑事たちの活動、作戦などが面白いですね。 刑事さんも一人の人間ですから、家庭での生活もあり、面倒だな~と思うこともあり、事件が起きないことがいいことだとは分かっているけれど事件が起きると自分の出番!と張り切る様子などが伝わってきました。 時代設定が昭和になっていて、その時代の出来事や人物などが出てくるのですが、別に昭和である必要もなかったかな~?とは思いましたけれど。 でも出来上がったばかりのディズニーランドに娘さんたちが行きたがっているシーンでは「うふふ」と思いました。 「どんぶり捜査」という短編が一番心に残りました。 要するに、犯人に対して刑事が自腹で丼ものの差し入れをして、犯人の心に迫るやり方なのだそうです。 凶悪犯も、美味しい食べ物を通した刑事の熱い心に触れるとコロッといくときもあるのですね。面白い!

Posted byブクログ

2011/09/30

 ごくごく平凡な刑事小説。著者の乃南さんは、この平凡さを表現したかったのだろうか。時代背景に昭和を選んだことにも、何か狙いがあったのか。主人公の土門功太朗は魅力的か。捜査陣の考えは穴だらけに思えるが。いろいろと考えさせられた。ただ、読んでよかった、とは最後まで思えなかった。

Posted byブクログ

2010/08/31

新シリーズ。「落としの達人」と言われた刑事が主役なだけあって、捜査よりも取り調べシーンが重視されているかも。意外な犯人・意外なトリックではなく。人の心に関わる「動機」が読みどころのミステリです。 お気に入りは「渋うちわ」。事件そのものにはさほどインパクトもなく、動機も分かりやすい...

新シリーズ。「落としの達人」と言われた刑事が主役なだけあって、捜査よりも取り調べシーンが重視されているかも。意外な犯人・意外なトリックではなく。人の心に関わる「動機」が読みどころのミステリです。 お気に入りは「渋うちわ」。事件そのものにはさほどインパクトもなく、動機も分かりやすいといえば分かりやすい。だけどこの犯人の心情にはなんともいえないものを感じてしまいました。さらに共犯者がなあ。こういう人間がいたりするのは、世も末かも。

Posted byブクログ

2011/07/15

副題:刑事・土門功太朗地味〜な刑事もの。あまりに地味。。昔やってたドラマ「部長刑事」を思い出した。この著者の作品ってもう少し華やかなイメージあったけどなぁ。

Posted byブクログ

2011/09/18

土門刑事がかかわった4つの事件がそれぞれ短編になっています。昭和の出来事を時代背景に、ホームドラマのような読みやすさです。けれど普段事件ものをあまり読まないせいか、事件や被害者や犯人たちのことを思うと気持ちが沈んだ。犯人の動機は成り行き任せにも思えるが、リアリティがある。そんな事...

土門刑事がかかわった4つの事件がそれぞれ短編になっています。昭和の出来事を時代背景に、ホームドラマのような読みやすさです。けれど普段事件ものをあまり読まないせいか、事件や被害者や犯人たちのことを思うと気持ちが沈んだ。犯人の動機は成り行き任せにも思えるが、リアリティがある。そんな事件を起こさずにすんだかもしれないのにねと思わずつぶやきたくなった。

Posted byブクログ

2010/06/29

短編4つ。 刑事の土門功太朗が活躍。『渋うちわ』のおばさんのような人に変な頼みごとされたら困るわ~。知らない人からの頼みごとなんていくら報酬が良かったとしてもお断り。しかも、殺人だなんて。

Posted byブクログ

2010/06/15

足でかせぐ昭和の典型刑事、土門功太朗。 何故か刑事ドラマ全盛期の「太陽にほえろ」を思い出してしまう。 決して派手なアクションは無いが一つ、一つの事象を追ってゆくと蟻の行列のように 核心へと迫って行く。 時系列は行きつ戻りつだが、刑事土門が出来上がってゆく様子が 肌で感じる。 いつ...

足でかせぐ昭和の典型刑事、土門功太朗。 何故か刑事ドラマ全盛期の「太陽にほえろ」を思い出してしまう。 決して派手なアクションは無いが一つ、一つの事象を追ってゆくと蟻の行列のように 核心へと迫って行く。 時系列は行きつ戻りつだが、刑事土門が出来上がってゆく様子が 肌で感じる。 いつか、音道貴子と組んで欲しい。

Posted byブクログ