百年の家 の商品レビュー
7歳6ヶ月の息子に読み聞かせ 定点観測だいすきな私には たまらん1冊 やとの家 の 海外バージョンのような。 時代とともに 変わりゆく家と周辺の環境と人々 どの時も 家は静かに人々を支えてくれている。 すごいな。 作物がたくさんとれるようになり 暮らしが豊かになって 家...
7歳6ヶ月の息子に読み聞かせ 定点観測だいすきな私には たまらん1冊 やとの家 の 海外バージョンのような。 時代とともに 変わりゆく家と周辺の環境と人々 どの時も 家は静かに人々を支えてくれている。 すごいな。 作物がたくさんとれるようになり 暮らしが豊かになって 家畜も増え 家も増築され その変化が楽しい。 戦争も絶え みんなの避難所となり でも家主が亡くなったことで また家は朽ちて…と。 人が住まないと すぐに家は元通り。なんだよなあ。。。 でも。 ラストページが まさかの展開で。 新しい人生を歩み出した家に びっくり。 なるほど。すごいな!
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カタチあるものは変化していく。戦争を経験して子どもが生まれて母がなくなって それでも家は変化していく。最後はなくなると思いきや、立て直して生まれ変わる。変化の楽しい絵本。
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古い家が1900年から2000年の歳月を語る。 静かにそこにある家は、人々を見守ってきた。 山火事で廃屋となり、また人の手が入って、結婚を、家族の悲しみを、大きな戦争。 そしてまた、人の訪れがなくなり。 精密で繊細な絵が山奥の人々の暮らしを細かく描写する。荒れ果てた山がぶどう畑...
古い家が1900年から2000年の歳月を語る。 静かにそこにある家は、人々を見守ってきた。 山火事で廃屋となり、また人の手が入って、結婚を、家族の悲しみを、大きな戦争。 そしてまた、人の訪れがなくなり。 精密で繊細な絵が山奥の人々の暮らしを細かく描写する。荒れ果てた山がぶどう畑になり、また朽ちて、猪たちが通り過ぎる。 人の暮らしがページをめくるたびに変化していくドキドキ。井戸が、車が、家の形も変化して。 自分が住んでいる場所にもこんな物語があるのかも、とつい外を眺める。
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1900年から2000年までの100年。石造りの丈夫な家が手入れされながら命が吹き込まれていく様子にワクワクした
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長田弘さんの翻訳 1656年に建てられた古い家、1900年にまた命を吹き込まれるそして100年の物語 実は、350年以上は生きている家 歴史、人の生き様を見つめ続ける家
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同じ画角のイラストが続く絵本。ページをめくる事に年が経ち、周りも家族も、家すらも変わる パラパラとページを捲っては戻ってを繰り返すのが楽しい。その反面、時が経つ残酷さや来て欲しくない未来に目を瞑りそうになる けど、独りだったら耐えられないことでも、誰かと一緒だと思えば耐えられる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
100年の家の歴史、そうです本書の主人公は「家」。 なので、当然そこで生活する人々も描かれるのですが、人の一生は普通に考えれば100年未満ですよね。 生と死、戦争、その時代と共に「家」は存在する。 国際アンデルセン賞画家賞受賞インノチェンティの傑作 人が家に命を吹き込み、家が家族を見守る。家と人が織りなす100年の歳月。 100年の歳月を、ことばの世界と細密な絵の世界で融合させた傑作絵本! 1軒の古い家が自分史を語るように1900年からの歳月を繙きます。静かにそこにある家は、人々が1日1日を紡いでいき、その月日の積み重ねが100年の歴史をつくるということを伝えます。自然豊かななかで、作物を育てる人々と共にある家。幸せな結婚を、また家族の悲しみを見守る家。やがて訪れる大きな戦争に傷を受けながら生き延びる家。そうして、古い家と共に生きた大切な人の死の瞬間に、ただ黙って立ち会う家。ページをめくるごとに人間の生きる力が深く感じられる傑作絵本が、ここに……。 内容(「BOOK」データベースより) 一軒の古い家が自分史を語るように1900年からの歳月を繙きます。静かにそこにある家は、人々が一日一日を紡いでいき、その月日の積み重ねが百年の歴史をつくるということを伝えます。自然豊かななかで、作物を育てる人々と共にある家。幸せな結婚を、また家族の悲しみを見守る家。やがて訪れる大きな戦争に傷を受けながら生き延びる家。そうして、古い家と共に生きた大切な人の死の瞬間に、ただ黙って立ち会う家。ページをめくることに人間の生きる力が深く感じられる傑作絵本がここに…。人が家に命を吹き込み、家が家族を見守る。家と人が織りなす百年の歳月。
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まずなんか絵が惹かれるものがある。 そこにずっと昔からあるもの、自分が知っているどんな場所や世界にも歴史があることを気づかせてくれる作品。 自分が今いる場所や世界が全てではない。 そこには色んなことを経て色んな人がいて今がある。 なんだか場所や物にさえ敬意をはらうようになれます...
まずなんか絵が惹かれるものがある。 そこにずっと昔からあるもの、自分が知っているどんな場所や世界にも歴史があることを気づかせてくれる作品。 自分が今いる場所や世界が全てではない。 そこには色んなことを経て色んな人がいて今がある。 なんだか場所や物にさえ敬意をはらうようになれます。
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本書は先に読んだ「あさのあつこ特別授業『マクベス』」の巻末で、中学生に向けてあさの先生がお勧めした本の中にあったもの。『ヴェニスの商人』『秘密の花園』『人間の絆』『エルマーの冒険』などの定番に混じりこれが入っていた。正直初めて聞いた書名。「大人のための絵本」だそうです。 165...
本書は先に読んだ「あさのあつこ特別授業『マクベス』」の巻末で、中学生に向けてあさの先生がお勧めした本の中にあったもの。『ヴェニスの商人』『秘密の花園』『人間の絆』『エルマーの冒険』などの定番に混じりこれが入っていた。正直初めて聞いた書名。「大人のための絵本」だそうです。 1656年、ペスト流行の年に建てられた「わたし(家)」は長い間ずっと廃屋になっていたけど、きのこ狩りの子供たちに発見してもらう。1900年、狐やウサギも駆け回る森の丘陵地にある古い石と漆喰でつくられた一軒家だった。 19001年、補修工事が始まった。周りの木々は倒され、屋根は丈夫に敷き治された。すぐ近くに畠も耕されている。1905年荒れ果てた段々畠に葡萄が植えられた。1915年お嫁さんがやってきた。1916年産まれた子どもが牧師さんから祝福を受ける。1918年夫が戦死した。 そして、家は建て増しされながら続いてゆく。周りの葡萄畑、麦畑、果樹の畑は豊かに実り、葡萄収穫時には20人もの人々が一挙にワインを作ってゆく。戦争時には、避難場所になった。 あさのあつこさんは言います。 一軒の家とそこに住む人々と流れていく時代。死があり誕生があり、日々の暮らしがあり、戦争があります。これは、かけがえのない何かを喪失した大人のための絵本ではないでしょうか。そして、反戦のための一冊では。独断ですが、強く思います。 70年代になると、また家は荒れ果ててしまう。 そして1999年、丘陵を活かして家は現代風に生まれ変わっていた。古い石は、僅かに壁に塗り込められていた。 多くの人々が生まれ、集い、老い、ファドアウトしていき、新たな人々が家に集まる。百年の歳月を定点観測手法で温かな細密画が、イタリアのひとつの田舎が、描かれていた。 西欧では、家は修理し、建て増して住むのが当たり前だという。日本のように家は仮の住まいではない。日本のように数十年で建て替えするのは、異例なのだろう。 その中で、人びとは誕生し労働し時代に翻弄され、交代してゆく。家の歴史は、歴史そのもの、という気がする。
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古びた一軒家の100年の物語。舞台は1900年代、それから100年間の経過を家視点で描かれたもの。 その長い歳月の中で家の改修から始まり、出会いと別れ、終戦から開戦、その戦時中の暮らしが淡々と書かれており、物寂しい雰囲気の絵本だと思った。
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