四十九日のレシピ の商品レビュー

伊吹有喜【著】

2023/06/02

49日法要ってしんみりしてしまうけど、その人の思い出をみんなで語り合うって素晴らしいと思います。

乙美さんのレシピカードを見てみたくなりました。熱田さんが家事ができるようになっていくのが、凄く細かく書かれているんだろうなと思いました。

不倫やいろいろな事が起こりすぎて展開を理解しづらい部分がありました。

2023/05/21

亡くなった後にこそその人がどのような人生を送ったのかがはっきりと分かる気がします。

これだけ多くの人に愛されていた乙美さん。
彼女の作る料理は間違いなく温かな味で美味しいのでしょう。

一方で、百合子の夫の不倫についてはもやもやが残りました。
不倫相手気持ち悪すぎ。

卵子凍結について母と話していたタイミングだったので、真剣に可能性を考えないとなと思いました。

She left not only many recipes but also a lot of things about how to live.

2023/03/21

食べ物をおいしそうに食べる人っていいよね。多分幸せになれるよね。
最後にもめちゃうと、後からいろいろ後悔してしまうだろうけど、毎日の積み重ねが今に至るわけだから、最後の場面だけじゃなくて今まで寄り添った気持ちすべて、奥さんの気持ち旦那さんに、旦那さんの気持ち奥さんに、最後ちゃんと伝わってたらいいなぁ。

2023/02/22

熱田家の母・乙美が亡くなった。
気力を失った父・良平のもとを訪れたのは、真っ黒に日焼けした金髪の女の子・井本。
乙美の教え子だったという彼女は、生前の母に頼まれて、四十九日までのあいだ家事などを請け負うと言う。
彼女は、乙美が作っていた、ある「レシピ」の存在を、良平に伝えにきたのだった。
(アマゾンより引用)

よくこの旦那と復縁できるな。

2023/01/03

後半になるにつれ、それぞれの苦しみや、寂しさやら色んな感情が溢れでていた。人生とは何なのか、全くもって難しい。

2022/09/11

妻を亡くした男の下に、妻の教え子だと名乗る女性が現れて・・・

さくさく読める優等生的な文章といった印象。
中盤から後半にかけて急ぎ足な面も見られ、登場人物ももう少し際立たせることができたのではないだろうかとも思う。

が、悪いところはあまり見当たら無い。

2022/08/06

娘が5歳の時に父が再婚した女性、乙美が亡くなった。

乙美が遺言的にのこしていた「49日に大宴会をしてほしい」という言葉と共に現れた、黄色い頭をした井本という女性と乙美の残したレシピカードに支えられ父と娘が強く生きていくストーリー。

伊吹さんの作品はとても好きです。
いつもルポルタージュを読んでいたので、小説を読むのは初めて。

ハルミや井本のキャラクターは様々な世界や人に出会ってきた伊吹さんらしいなぁと感じたり。
個性的で暖かい作品でした。
コロッケパンが食べたくなりました。

2022/07/30

あたたかく、前向きになれるお話。

ですが、急に描写が飛んだり、誰の行動なのか、また誰が言ってる台詞かがわかりにくく、なかなか入って来なかったです。他の作品も読んでみようと思います。

2022/06/30

ほんのり切なさを滲ませながらも、強さと優しさの溢れたお話。
私はまだそこまで身近で大切な人が亡くなった経験がないけれど、その時が来たら、ちゃんと前を向いて歩いていきたい。逆も然り。私がいなくなっても彼らが大丈夫なようにしておきたい。
なんてね。

2022/06/06

亡くなった後妻が残したレシピで夫と娘が元気になるお話。出だしはスリリング展開で引き込まれるも、法要兼ねて宴会ところがイマイチのれず。感情を揺すぶられず、途中まで面白かっただけに少し残念な後味。