春を嫌いになった理由 の商品レビュー
誉田哲也の作品らしく、一気に読ませるストーリーであっという間に読了。肝心の中身は少しフィクションぽく、代表作のジウとかストロベリーナイトには及ばない。
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女主人公はフリーターで、テレビプロデューサーの叔母から、霊能力者の通訳兼世話役を押し付けられる。霊能力者の透視通りに死体が出現!ヤラセ?それとも・・・ 女主人公の過去、中国からの不法入国者の顛末など、3つというか、4つのお話が並行に進んで、最後に全部収斂していく・・・これぞまさ...
女主人公はフリーターで、テレビプロデューサーの叔母から、霊能力者の通訳兼世話役を押し付けられる。霊能力者の透視通りに死体が出現!ヤラセ?それとも・・・ 女主人公の過去、中国からの不法入国者の顛末など、3つというか、4つのお話が並行に進んで、最後に全部収斂していく・・・これぞまさしく霊体験?! 著者の名前だけで購入した本で、ホラー・ミステリーということが判っていたら、購入しなかったかもしれない本ですが、またしてもこの著者の守備範囲の広さに脱帽です。 (2010/5/26)
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蜜入国中国人とのんびり暮らす日本人家庭の二つの視点がまじわるあたりがおもしろい。最後のオチがイマイチでしたが。。
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話同士の繋がりも悪くなく(でもさして凄いと言うわけでもなく)、最後になるほどと予測してない返され方もあり(どんでん返し好きとしてはそこもイマイチ)、キャラクターも魅力的なはずなのに‥どれも何処か今一つ。全部が「もう一押し、惜しい。悪くはないんだけどなぁ」と言った印象でその辺りに対...
話同士の繋がりも悪くなく(でもさして凄いと言うわけでもなく)、最後になるほどと予測してない返され方もあり(どんでん返し好きとしてはそこもイマイチ)、キャラクターも魅力的なはずなのに‥どれも何処か今一つ。全部が「もう一押し、惜しい。悪くはないんだけどなぁ」と言った印象でその辺りに対して読み終わると同時に落ち着かない作品でした。 必要ないんじゃないかと思う描写が多数あったのも原因の一つか。
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まぁまぁおもしろかったかな。でも、あんまり霊能者ものって好きじゃないんだけど。でも、許せる範囲。しかし、この人の描く女の人が好きだなぁ。強くて癖があるけど、どっかかわいらしくて。キャラクターの造形がうまいというか、私好み。
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油断してた!ヤラレタ! もうこう書いてしまうとこの時点で勘のいい人ならネタバレかもしれない。そうなるとこれを読む楽しみが半減。なのでお嬢さん、できればここで読むのをやめて、ブックオフなり本屋なりに行って、買っちゃいな! とまで言い切りたいくらいの、あたしにとっては大ヒット。...
油断してた!ヤラレタ! もうこう書いてしまうとこの時点で勘のいい人ならネタバレかもしれない。そうなるとこれを読む楽しみが半減。なのでお嬢さん、できればここで読むのをやめて、ブックオフなり本屋なりに行って、買っちゃいな! とまで言い切りたいくらいの、あたしにとっては大ヒット。必要以上に誉田哲也をほめたい気分だ。 実は最初に出会ったのが遺伝子系だったか角川ホラー系だったかでいまいち自分の中では評価低かった誉田作品。ジウ、ストロベリーナイトとそれでもヒットに恵まれて、それでこの本を手にしたという事情がある。 まず裏表紙なり表紙の裏のあらすじを読んでから購入を決める派だ。 今回のコピー:通訳兼世話係を押し付けられ、超常現象を嫌う瑞希がいやいや向かったロケ現場でミイラが見つかり‥で、実は若干トーンダウン。はいマイナス一点。 瑞希がうだうだと過去の回想を差し入れては霊能力者に心の中で悪態をつくシーンの連続で、またまたうんざり、マイナス一点。 ところが。 お風呂の中で斜め読みしていたあたしの背筋が、マジで伸びちゃう5秒前、いやあと10ページで終わりだっていうあたり。 なになになに?あんたなんっつった???ええええええ??? ‥ほう。 そうしてもう一度要所要所を読み直すと、出てくるのは伏線三昧。 しつこいなぁ、って思ったエステラの台詞もあれもそれも、そうか。 ひょうきんな表現や軽やかな笑いに気を取られて、うっかり気を抜いたらそこにG! いやはや、ヤラレタ。誉田作品、今後はホの字が出た時点で、レジに向かうことを誓います。多分。
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帯に騙された…。 どこがノンストップエンターテイメントなのか。 ところどころグロテスクな表現のあるホラーミステリーでした。 最後にバラバラに進んできた物語が繋がるのはうまいけど、いろんな要素がある分薄っぺらい印象も受けました。
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オモシロイんだが、いかんせんこの人の少しグロイ描写は好きではない。 必要か?そのグロ描写。 まったく違う話が最後には一つになって、、、というのはもうお決まりのパターンのようだ。 だもんで、一見関連性が見えない事柄二つが最後にどうつながるのか?が楽しみであり、すんなり読了。 最...
オモシロイんだが、いかんせんこの人の少しグロイ描写は好きではない。 必要か?そのグロ描写。 まったく違う話が最後には一つになって、、、というのはもうお決まりのパターンのようだ。 だもんで、一見関連性が見えない事柄二つが最後にどうつながるのか?が楽しみであり、すんなり読了。 最終的に霊的な話、スピリチュアルなものを用意されていたので、飲み込めていない。 とはいえ、それがメインでもなくサラリとしていたので許容範囲。 だがやっぱりそれはちょっとと思わんでもない。
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ジウを読んで誉田作品の世界感に引き込まれ、本作品も手にとりました。随所に「誉田作品らしい」表現が散りばめられており満足出来る内容ですが、一部の設定に無理やり感があり「おしい!」感じは受けました。
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ご飯食べてる時に読み始めてはダメだ・・・ 最初の2ページで失敗したと思った。 でも、中身は好み。 オチはうすうすわかっていたけれど、こうくるとはって感じだったから、いい意味で裏切られた。 物語が平行で進んで行き、最後に交差する形式の話は私のツボらしい。
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