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屋上ミサイル(下) の商品レビュー

3.4

70件のお客様レビュー

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2011/01/04

この小説との出会いは某SNSでしたv タイトルで衝撃を受け、気になりました。 いわゆる青春ものですが、登場人物たちの突飛な考えや行動に笑わせられたり驚かせられたりしました。 楽しんで読めました。

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2019/01/16

読み終わった後、とても清々しい気持ちになった。ほんのりと色づく恋心が個人的にたまらない。キャラクターが皆個性的でかわいい。

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2019/01/16

あとがき?ではご都合主義などと批判的な面が見れるところもある。 たしかにご都合主義の匂いがする内容でもあるが、強引というほどでもない気がする。 ただ最後の展開の動かし方はどうなのだろうか、と疑問の点もあることは確か

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2010/11/28

サクッと読める。キャラがたっていて会話文が多くストーリーの流れもトントン拍子で進む。強引だと感じた箇所も所々ありライトノベルのよう。ミステリーではないと感じた。

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2010/10/28

 第七回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作。    文庫を手に取ったのだけど上巻を読んでからちょっと間があって、下巻を読んだ。普段はこういった読み方はしないのだが、懐事情などもあって下巻がなかなか手に入らなかった。  そのため、少しばかり内容を忘れていたのだが読み進めるう...

 第七回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作。    文庫を手に取ったのだけど上巻を読んでからちょっと間があって、下巻を読んだ。普段はこういった読み方はしないのだが、懐事情などもあって下巻がなかなか手に入らなかった。  そのため、少しばかり内容を忘れていたのだが読み進めるうちにじわじわと思い出してきた。総じて言えることは下巻の方が面白いということ。上巻はなにかが起こりそうだと良作の香りはしたのだけど、完全燃焼とはいえない形で終わっていた。  本書は奇妙な縁で学校の屋上に集まった四人が「屋上部」を結成し、屋上の平和を守るために活動する話である。しかしながら、特に下巻においては屋上で活動する場面は滅多にない。結局のところやっているのはちょっと過激な探偵ごっこであり、「屋上部」の名前がなんともシュールに響く。    本書の評価をわけるとすれば、それは終盤の偶然の連続である。奇妙な合致が続き、強引なまでの勢いで事件の全貌を明らかにしてしまう。いわゆるご都合主義なのである。  けれど、私としてはそれを指摘した上で本書は面白いと思う。  そもそもご都合主義の悪とは、作為的とも感じる偶然そのものではなく、それを呼んだ読者が「なんでもありかよ。つまんねえ」と感じることなのである。ご都合主義というだけで「これは駄作だ」などと頭ごなしに突っぱねる人は形式美に囚われ過ぎているのではないだろうか。少なくとも本書は「本格」ミステリと銘打っているわけではないので、過剰な形式美は目を曇らせるだけである。 「なんでもありかよ。まあ、でも面白いけどな」  そんな感想が読者から聞こえてくるならば、ご都合主義も捨てたものえはない。    P.S 山下貴光のタイトルの付け方にはセンスを感じる。

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2010/10/23

アメリカ軍の基地がテロリストに占領され、同盟国にはミサイルが降ってくるかもしれない中で高校生たちが巻き込まれる(首を突っ込む)事件の数々。 解説にもあるとおり、偶然と偶然が重なり合ってかなり力ずくで全ての伏線が回収されていく。必然性とかを重視する人にとっては納得のいかない展開だろ...

アメリカ軍の基地がテロリストに占領され、同盟国にはミサイルが降ってくるかもしれない中で高校生たちが巻き込まれる(首を突っ込む)事件の数々。 解説にもあるとおり、偶然と偶然が重なり合ってかなり力ずくで全ての伏線が回収されていく。必然性とかを重視する人にとっては納得のいかない展開だろうが、この強引な展開と登場人物の伊坂的な軽妙な会話が重なると、それほど気にならずにどんどん読み進めることができた。 むしろ、これはこれでアリですね。厳密な意味でミステリィではないですが、面白いです。

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2010/10/07

なんか伊坂幸太郎みたいだなと思いながら読み終えたら、 やっぱりそのように批評されてたようで、わたしの感覚は間違いではなかったんだなーと妙にほっとしてしまいました。 ご都合主義とか伊坂さんの影響とか、解説にわたしが感じたようなことは全て書いてありました。 都合のいい偶然が重なる...

なんか伊坂幸太郎みたいだなと思いながら読み終えたら、 やっぱりそのように批評されてたようで、わたしの感覚は間違いではなかったんだなーと妙にほっとしてしまいました。 ご都合主義とか伊坂さんの影響とか、解説にわたしが感じたようなことは全て書いてありました。 都合のいい偶然が重なる展開にはちょっとげんなりしたけど、 それでも爽やかで単純に面白いと思いました。 決して100点ではないんだけど、わたしは割と好きなお話でした。 主人公の女の子がかわいらしかったからかも。

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2010/08/20

偶然過ぎる事件を解決しながら進む物語の後半。川の支流が合流するように事件がつながりをもって絡みあい、解決へ向かう。ラストの一文は結構気に入った

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2010/07/04

伊坂的な部分は、まあ置いとくとして、 (習作だと思えば・・・) やっぱり、いろいろ詰め込み過ぎな気が。 それらの片付け方のイマイチ感は否めない。 この上下巻を、1冊にまとめるくらいでちょうど良かったのでは。 しかし、屋上か~。 私の人生で、屋上が舞台だったことは、一度もないな...

伊坂的な部分は、まあ置いとくとして、 (習作だと思えば・・・) やっぱり、いろいろ詰め込み過ぎな気が。 それらの片付け方のイマイチ感は否めない。 この上下巻を、1冊にまとめるくらいでちょうど良かったのでは。 しかし、屋上か~。 私の人生で、屋上が舞台だったことは、一度もないなあ~。 屋上で友だちとダベる、とか、やりてえなあ。

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2010/05/14

第7回「このミス大賞」受賞作品 「屋上部」の活動目的は、屋上の平和を守ることである。 メンバーは4人の高校生だ。美術科アカネ、リーゼント頭の不良国重、憧れの女の子に告白するまでしゃべらないことに決めた沢木、自殺願望をもつ平原。 アメリカ大統領がテロリストに拉致され、日本に向け...

第7回「このミス大賞」受賞作品 「屋上部」の活動目的は、屋上の平和を守ることである。 メンバーは4人の高校生だ。美術科アカネ、リーゼント頭の不良国重、憧れの女の子に告白するまでしゃべらないことに決めた沢木、自殺願望をもつ平原。 アメリカ大統領がテロリストに拉致され、日本に向けてミサイルが発射されるかもしれないという情報により、パニックが起きる首都圏。 そんな中で彼らは屋上の平和を守るために、罰神様事件、女子生徒ストーカー事件、殺し屋との遭遇……といった事件を解決するために奔走する。 以下でちょっとネタバレ↓ テンポがよくて読みやすいし、屋上部という設定、登場人物も魅力的で面白い。しかし、このミス選考委員で揉めたように、ご都合主義なところは否めない。 結局ミサイルはなんだったのだろう…… そしてあんな殺し屋がいたら色々な意味でたまらない(笑) ミステリに緻密なトリックやロジックを要求する人には物足りない作品かもしれない。

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