屋上ミサイル(下) の商品レビュー
おもしろいっちゃおもしろいんだけど… 無理矢理感が強かったかなーと。 「これがこう絡むよー!!どうよ!!」ってのがちょっと鼻についたかな。 もーちょい!!
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屋上を守る戦いと世界を守る戦い。決着はいかに! 確かに解説にあるとおり、ご都合主義的なところは否めいない。が、作者の狙ったご都合主義に乗っかって物語を楽しむのもありなんじゃないだろうか。
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上巻同様に凄く面白かったです。 解説の「この文章が楽しめるならこの小説は楽しめるだろう」には凄く納得しました。 現に、その会話文を楽しめなかった母はこの小説を楽しめませんでした。
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登場人物の魅力と、複雑に絡み合った「偶然」が解かれていくのが面白い。 登場人物の国重が「偶然」が多いことを口にするくらい、若干強引な進め方がなされている場面もある。 でも、それは登場人物たちのキャラの濃さでカバーされている。 本書は、一気読み推奨。 そうしないと内容を忘れる恐れア...
登場人物の魅力と、複雑に絡み合った「偶然」が解かれていくのが面白い。 登場人物の国重が「偶然」が多いことを口にするくらい、若干強引な進め方がなされている場面もある。 でも、それは登場人物たちのキャラの濃さでカバーされている。 本書は、一気読み推奨。 そうしないと内容を忘れる恐れアリ。
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第7回 「このミス」大賞受賞作品。 選考では賛否が真っ二つに割れたそうです。 そして僕は「否」派です。 小説の虚構性とは何か、という点にも絡んでくるかと思いますが、 設定構成力に多大なる難ありだと思います。 手前勝手な偶然によって巻き起こる物語は、五千歩譲ってOKだとしても、...
第7回 「このミス」大賞受賞作品。 選考では賛否が真っ二つに割れたそうです。 そして僕は「否」派です。 小説の虚構性とは何か、という点にも絡んでくるかと思いますが、 設定構成力に多大なる難ありだと思います。 手前勝手な偶然によって巻き起こる物語は、五千歩譲ってOKだとしても、 それを補って余りある何かが足りない。てか、ない。 途中途中、「?」って思うところがあってもいいと思うんです。虚構ですから。 ただ、読者に「?」って抱かせたなら、それはどこかで確実に 「おぉ」という物語で回収しないといけないと思うんです。 その「おぉ」がない。偶然を偶然のままで置き去りにしている。 ただし。 私がこの本を手に取った時の「もう、なんでもいいから、気分転換したい。 仕事も忙しくて、気分転換にと思ってページを繰ると余計に凹む重松清はちょっと休みたい」 というニーズには驚くほど満たしてくれました(笑)。
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アメリカの大統領が拉致監禁され、テロリストにミサイルで狙われている。そんな日本の状況の中で、偶然屋上で出会った4人の男女で、唐突に結成された「屋上部」が、非日常な事件をマイペースに解決していく話。 ちょっとご都合主義なとこもあるけど、テンポよく、転がっていくストーリーは割と好み。国重とアカネのあーもうくっついちゃえよ、みたいな距離感も含め、少年マンガっぽいのりのさくっと読める話でした。
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屋上部サイコー。上での複線もうまく回収してた。ミステリーとしては良作なのかな。もうちょっとこういうジャンルの本を読んでみようと思うきっかけになった本。
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あまりにも偶然の重なりあいでちょっと釈然としないとこもあったけど、読みやすくてとてもキャラクターが生き生きしてた。
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なんか話がバラバラでうまくつながっていないなあって感じた。 解説読んだら偶然を重ねたご都合主義とのこと。 なるほどそのせいかも。 キャラクターも感情移入できるのが主役二人だけであとは???って感じ このテロリストに脅かされている世界が今の震災で原発の恐怖を感じている日本と重なった。
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話がちょっと上手く展開しすぎかな,という部分もある.1巻で貼った伏線の回収が読めてしまうのも惜しい.ミステリー小説は伊坂幸太郎と森博嗣しか読んだことがないせいでそう思ってしまうのだろうか. 読後感は良いので,頭をそんなに使わず何か本を読んですかっとしたい時向け.
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