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銀漢の賦 の商品レビュー

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85件のお客様レビュー

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    20

  2. 4つ

    41

  3. 3つ

    12

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    3

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2017/05/22

面白かったけど、時系列の演出はこれがベストだったのかなぁ。唐突に出て来る回想シーンに若干戸惑いながら読んだ。 吉四郎の切腹シーンには泣けた。

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2016/08/04

昨年NHKでドラマしていたらしい・・ 今から見れないか。ドラマ映えするような魅力的な小説だった。小説は楽しく読めればそれでよい。

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2016/06/15

6月-6。4.0点。 幼馴染みの老中と、地廻り侍。 過去の因縁や、現在の苦難などが語られていく。 絶縁した二人だが、幼い頃からの話がとても良い。 もう一人、一気の首謀者の幼馴染みも。 終わり方も納得。とても感動した。

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2016/05/30

主人公を中心に幼かった男三人組の運命が成長と共に重なってくる話。 出会って20年後に一度、さらに20年後にもう一度。回想シーンに持ち込むのが上手く、話の流れもスムーズだった。

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2016/03/23

家老、下級武士、農民と身分は違うが、幼馴なじみのお話。 なかなか物語に入り込めなくて、途中でやめそうになった。

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2016/01/02

葉室麟も大衆作家にならざるを得ないのか。 彼のデビューは鮮烈だった。約束された切腹へと時を刻んでゆく緊張感、という難しいテーマに挑む姿に好感を持っていたのだが、本作まで来ると、何というか大衆向けのポイントをよく押さえた作品になっている。 過去の文壇の偉人達も多かれ少なかれ同じ...

葉室麟も大衆作家にならざるを得ないのか。 彼のデビューは鮮烈だった。約束された切腹へと時を刻んでゆく緊張感、という難しいテーマに挑む姿に好感を持っていたのだが、本作まで来ると、何というか大衆向けのポイントをよく押さえた作品になっている。 過去の文壇の偉人達も多かれ少なかれ同じことなのかもしれず、やむを得ないのだろうが。

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2015/12/07

凛とした男気を感じました。身分こそ違えど精神は立派な武士であり、この三人が過ごした少年の頃の時間が尊く、支えになっていたのだと思います。終わり方も清々しい。

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2015/07/10

久々の葉室さん、やっぱりイイ。 身分の違う3人の男の深い友情。それぞれのキャラクターも上手に描かれていて、じっくりと読み進められました。 この時代の人達の、言葉通り命を懸ける生き様や覚悟は、読んでいて身の引き締まる思い。 潔く凛とした姿に、日本人であることを誇らしげになれるほど...

久々の葉室さん、やっぱりイイ。 身分の違う3人の男の深い友情。それぞれのキャラクターも上手に描かれていて、じっくりと読み進められました。 この時代の人達の、言葉通り命を懸ける生き様や覚悟は、読んでいて身の引き締まる思い。 潔く凛とした姿に、日本人であることを誇らしげになれるほど。 読後感も爽やかで気持ちいいです。

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2015/04/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

NHK木曜8時の時代劇で観て、興味を持ち読みました。 葉室さんの作品は初でしたが、時代物にありがちなくどくどしさがなく、登場人物のキャラクターもそれぞれ味があってとても良かったです。 最後の将監の画に山が二つしかなかったのが少し寂しかったです。 ドラマでは源吾→中村雅俊、将監→柴田恭平 で渋い配役だなぁと思いましたが読後もしっくりきましたね。 蕗→桜庭みなみ も印象的でした。

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2015/03/29

今度は漢詩ですか!! 源五と小弥太、十蔵の友情が大人になってそれぞれの立場に別れてもどこかで繋がる。武士、将軍の側に仕える者、百姓。一緒に空を見上げた少年時代のようには、物事は単純ではない。 将軍に煙たがられるようになった小弥太=将監は、源五に手伝ってもらっての命がけの脱藩を試...

今度は漢詩ですか!! 源五と小弥太、十蔵の友情が大人になってそれぞれの立場に別れてもどこかで繋がる。武士、将軍の側に仕える者、百姓。一緒に空を見上げた少年時代のようには、物事は単純ではない。 将軍に煙たがられるようになった小弥太=将監は、源五に手伝ってもらっての命がけの脱藩を試みる。 その中で、なぜ源五が一時期将監をみかぎったのか、十蔵が捕らえられたのか、将監の母が死んだのか、などが、どんどん暴かれていく。源五の不器用でまっすぐな人柄、将監のかしこさにも気づかされる。 人の美しさは覚悟と心映えではないか、という将監の母千鶴の言葉がとても印象的だった。 国のために知恵を尽くして脱藩する友人のために、自身の命を投げ打つ覚悟で戦う決意をする源五、めちゃかっこいい。そして皆強い。 かっこいい、重厚な雰囲気の小説でした。

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