論点思考 の商品レビュー
BCGの人の本。 『イシューから始めよ』の問題設定のところをズームした感じ。 視点を変える10の方法はめもめも。ここは絶対に役立つ。
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何が書いてあったのか、僕なりにまとめると、 1章 正しい問いを解かないと成果は上がらない。 →成果に関連が強い問いをたてるにはどうしたらいいのか。 与えられた問いは解くに値するのか →その論点は正しいか? ……何でないのかを決める。 2章 論点と事実は違う。 3章 論点に対して ・あたりをつける →その論点が筋がよいのか悪いのか見極める。 ・なぜを5回繰り返す ・依頼者の関心の低い分野を探る 4章 論点に対しては 質問をぶつけ、要素に因数分解していく。 ・相手にする場合 ・自分で仮説をたて検証していく場合 ・実際の現場をみる場合 依頼主から問いが与えられた場合 ・依頼主の意図を考える(ドキドキわくわくさせる提案がしたい) ・自分のデータベースを用意する アナロジカルに考えるためネタとして 逆の視点で考えるため 綜合・分析(マクロ・ミクロ)視点のピントの幅 一人漫才的に考える →村上龍的、サイゾウとダユウ(右脳と左脳、日本的、大陸的) 5章 論点の構造化 論点候補をあげ、それが全体の問題か固有の問題かを考える。 固有の問題であれば、それが論点の可能性高い。 参照したい戦略 ・3C戦略 ・バリューチェーン分析 ・PPM分析 ・製品ライフサイクル ・ロジャースの普及論 ・コトラーの競争差別戦略 ・アンゾフの成長マトリックス 6章 視点を変える ・視野→国内なら海外 ・視座→2つ上のポジションなら →そうした上での現状の課題を考える。 ・視点を変える=考えるための補助線をひく →逆から考える →両極端から考える →アナロジー →綜合・分析 →反対意見を考える といった感じです。 考えるとときの「補助線」の引き方という点でとても参考になりました。
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解くべき問題は何かっていうところからスタートしないといけないですよっていう話。仮説思考より個人的にはこっちのほうが好きかも。
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頭の中が整理されました.どのレベルのビジネスマンにも得るべきことがあると思う.折に触れて何度か読返し、無意識レベルで実行できるようにしたい.
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真の問題は何か?本当に解くべき問題は何か?問題解決にあたって思考停止していた頭に、とても刺激になった。
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論理・理論と、具体性・実行のしやすさが絶妙に配合されている。仕事という問題解決ゲームを楽しむためのヒントがゴロゴロ。早速、学んだことを日々の仕事に意識して取り入れている。稀に出会う素晴らしい本。
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p99 「筋の良い」論点とは、簡単に解け、容易に実行でき、実行すると大きな講kが短時間で表れるもの。 反対に、解くのが亜難しい上に、解いたとしても実行が難しく、実行しても効果がなかなか表れないもの p136 会社は弱いところに症状が出るが、真の原因は別のところにあることが多い ...
p99 「筋の良い」論点とは、簡単に解け、容易に実行でき、実行すると大きな講kが短時間で表れるもの。 反対に、解くのが亜難しい上に、解いたとしても実行が難しく、実行しても効果がなかなか表れないもの p136 会社は弱いところに症状が出るが、真の原因は別のところにあることが多い 人材育成のためには、部下に仮説ではなく論点を与える
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BCG出身の内田和成氏の著書。 前著の「仮説思考」が問題解決の著書であるのに対し、この「論点思考」は問題発見の著書である。 本書では、説くべき問題は何か、つまり論点設定の大切さを説いている。 「間違った問い・問題」に取り組むことはただ「時間のムダ」であり、成果を出すには、「正し...
BCG出身の内田和成氏の著書。 前著の「仮説思考」が問題解決の著書であるのに対し、この「論点思考」は問題発見の著書である。 本書では、説くべき問題は何か、つまり論点設定の大切さを説いている。 「間違った問い・問題」に取り組むことはただ「時間のムダ」であり、成果を出すには、「正しい答え」でなく、「正しい問い」「解くべき問題」が重要だとのこと。ロジカルシンキングを使う前段階の思考法と言える。 当然、本書を読んだからといって一朝一夕で身に付くものではなく、多くの経験とケースをこなす必要があるが、問題発見法の一つとして頭に入れておくのは悪くないと思った。 結局のところ、思考方法とは自分の経験から作り上げていくものだと思わせてくれた本でもある。
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(S) 「仮説思考」と対を成す、元BCG内田さんの書籍。 「仮説思考」が問題解決を主に論じているのに対して、こちらは問題発見が主。つまり、「正しい答え」を得るための方法論ではなく「正しい問い」を見つけるための方法論が書かれている。自分で実行できそうなレベルまで落として解説され...
(S) 「仮説思考」と対を成す、元BCG内田さんの書籍。 「仮説思考」が問題解決を主に論じているのに対して、こちらは問題発見が主。つまり、「正しい答え」を得るための方法論ではなく「正しい問い」を見つけるための方法論が書かれている。自分で実行できそうなレベルまで落として解説されているので、すぐにでも試してみたくなる。 本書では、いわゆるロジカルシンキングが少しマイナスイメージでとらえられ、書かれている。簡単に言ってしまえば「ロジカルシンキングだけでは答えは出ないよ」と書かれている。 この主張には賛成だが、かといってロジカルシンキングを軽視していいわけではない。この本で書かれている方法論やアプローチは、あくまでも正攻法であるロジカルシンキングやMECEをやれることが前提になっている。結局のところ、「なぜ良い論点を思いつくのか?」という質問に対してこの本は「なぜなら思いつくから」としか答えていない。なぜ思いつくのかは、経験や勘に基づく暗黙的な知恵があるからで、それは文字には落とせない。つまり、この本を読んだからといって内田さんと同じことをするのは、まず無理である。 「そんな当たり前のことはわかってるわい」と言える人には買いの一冊。
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経営における最大の過ちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問いに答えることだ 新しい取り組みを始める時にはいつも、できるだけ早い段階で、明白で決定的な勝利のイメージを頭に描く様にしてきた。 路上のゆすりを解決するのに、まず路上の横断を交通法違反として取り締まった 現...
経営における最大の過ちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問いに答えることだ 新しい取り組みを始める時にはいつも、できるだけ早い段階で、明白で決定的な勝利のイメージを頭に描く様にしてきた。 路上のゆすりを解決するのに、まず路上の横断を交通法違反として取り締まった 現象と論点はちがう 少子化 立場により論点違う 視野 普段あまり見ていない方向に目を向ける 視座 二つ上のポジションにいるつもりで仕事をする 視点 切り口を変えてみる
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