1,800円以上の注文で送料無料

Nのために の商品レビュー

3.2

449件のお客様レビュー

  1. 5つ

    25

  2. 4つ

    127

  3. 3つ

    181

  4. 2つ

    58

  5. 1つ

    10

レビューを投稿

2018/06/15

トラウマを抱えていたり、DVから逃れられなかったり、もやもや・・・でも最後は意外と爽快感があったりして。

Posted byブクログ

2018/06/05

タワーマンションで起きた殺人事件。 杉下希美、安藤望、西崎真人、成瀬慎司は お互いそれぞれ少しずつ嘘をつく。 大切な「N」のために。 十年後、それぞれの口から真実が語られる形式で物語は進みます。 今までの作品のような読後感、最悪!ということはなかったけど、 それが少...

タワーマンションで起きた殺人事件。 杉下希美、安藤望、西崎真人、成瀬慎司は お互いそれぞれ少しずつ嘘をつく。 大切な「N」のために。 十年後、それぞれの口から真実が語られる形式で物語は進みます。 今までの作品のような読後感、最悪!ということはなかったけど、 それが少し物足りなかった。

Posted byブクログ

2018/01/12

湊かなえのデビュー作、「告白」を読んで衝撃を受けたのは記憶にまだ新しい。 今作もまた多視点にわたる登場人物の独白パートにより、物語が進行していく。以下、あらすじを記載していく。 高級マンションで大手経営者夫妻が殺害される。現場に居合わせたのは男女合わせて四人。 警察官はそれぞれ...

湊かなえのデビュー作、「告白」を読んで衝撃を受けたのは記憶にまだ新しい。 今作もまた多視点にわたる登場人物の独白パートにより、物語が進行していく。以下、あらすじを記載していく。 高級マンションで大手経営者夫妻が殺害される。現場に居合わせたのは男女合わせて四人。 警察官はそれぞれの現場に居合わせた経緯について四人から聴取する。それぞれの証言は話の冒頭で明らかになる。ありがちな展開だ。そして、独白編が始まり、事件の全容が明らかとなっていく。どうして事件は起こったのか。誰が夫妻を殺害したのか。 どのパートにも共通することは、誰かのために何かをなしているということ。この物語の主人公はおそらく杉下希美であるが、彼女の心に潜む闇の部分は読み手を引き連れていく。誰にも依存することなく一人で生きていけるようになりたいと望む彼女。そんな彼女を突き動かす原動力は暗い過去からだった。 他にもどこか歪んだ登場人物が多数。西崎真人の執筆した「灼熱バード」もなかなかのものだ。ていうか、湊さんの描く登場人物はどうしてこんなに曲者ばかりなんだろう。

Posted byブクログ

2018/01/04

久しぶりの再読。同じ事件・出来事を多様な視点で描く、という手法はやはり面白い。しかし登場人物のほとんどを好きになれないというのが、たいへん湊かなえらしい…^_^;

Posted byブクログ

2017/09/24

難解。しかし、全貌が分からなくても、関わった人を慮って、口を閉ざす。日本人でないと分からない感覚だなぁ。これが世界から誤解を受けるところ。汚いものを直視せず物事を解決できる能力、、、なのかな?英語版は絶対に受けないだろうなぁ、、

Posted byブクログ

2017/05/08

殺人事件の参考人たちから語られた「事実」は、愛する人を守るためのひとつひとつの嘘が作り上げたフィクションだった。 湊かなえさんの真骨頂、独白形式のミステリー。 初めに参考人たちの証言で語られる殺人事件の顛末は実は真実ではなく、真実はその後それぞれの独白で読者に密かに明かされる...

殺人事件の参考人たちから語られた「事実」は、愛する人を守るためのひとつひとつの嘘が作り上げたフィクションだった。 湊かなえさんの真骨頂、独白形式のミステリー。 初めに参考人たちの証言で語られる殺人事件の顛末は実は真実ではなく、真実はその後それぞれの独白で読者に密かに明かされる。 登場人物それぞれも片鱗しかしらない真実。 嘘で作り上げられた「事実」が真実であってもいいのではないか。愛する人を守る嘘は暴かれなくてもいい。そんな気づきを得る作品。

Posted byブクログ

2017/03/18

登場人物みんなNばっかりや。 このストーリーより、小説「灼熱バード」の方が面白かった。 しかし、湊かなえの登場人物は嫌な人ばかり。

Posted byブクログ

2017/01/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何年か前の過去の話しと最近の過去の話しが入り乱れていてわかりにくい。 希美ちゃんは望と成瀬くん、両方自分を変えて(?)くれた存在だけど、恋愛感情はなかった。 で正解?

Posted byブクログ

2016/11/20

湊かなえで読んでみたい本・・・ドラマで見た「Nのために」を読んでみよう!と思って読みました。 (「BOOK」データベースより) 超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚...

湊かなえで読んでみたい本・・・ドラマで見た「Nのために」を読んでみよう!と思って読みました。 (「BOOK」データベースより) 超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。なぜ夫妻は死んだのか?それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか?切なさに満ちた、著者初の純愛ミステリー。 杉下希美、安藤望、西崎真人、成瀬慎司の独白から始まり、10年後の今が終わり。 ドラマを流し見ていたので大まかなストーリーはわかっていましたが、細部はドラマは描かれ方が違っていたように思います。 原作の方が当然のことながら、成瀬くん、西崎さん、安藤、杉下の過去の記憶や想いはすごく良かったです。 それぞれの「Nのために」は、個人的にはドラマの方が呑み込みやすかった。 榮倉奈々は、イメージピッタリです。

Posted byブクログ

2016/07/10

途中までは本当に惹き込まれて、続きが気になって仕方なかったが、最後は結局、大したどんでん返しはなかったなという印象。しかし、読ませる力のある小説だと思う。

Posted byブクログ