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サクリファイス の商品レビュー

4.3

736件のお客様レビュー

  1. 5つ

    312

  2. 4つ

    275

  3. 3つ

    98

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2024/12/03

作者がラジオに出演していました。 リスナーからのおすすめ投稿で、この本のことを知り読みました。 自転車のレースは全く未知の世界でしたが、わかりやすく説明されており、一方で、登場人物の心情もわかりやすく表現されていたと思います。

Posted byブクログ

2024/10/14

 ロードレースを主軸にしたサスペンスで、序盤の不穏な場面が物語にどう繋がるのかという謎や迫力があるレースの臨場感、主人公とチームメイトやライバル、元恋人との人間関係が複雑に絡みあって最後まで目が離せない本だった。またロードレースに『アシスト』と呼ばれる役割があることを知れたのも良...

 ロードレースを主軸にしたサスペンスで、序盤の不穏な場面が物語にどう繋がるのかという謎や迫力があるレースの臨場感、主人公とチームメイトやライバル、元恋人との人間関係が複雑に絡みあって最後まで目が離せない本だった。またロードレースに『アシスト』と呼ばれる役割があることを知れたのも良かった。読了後にタイトルの意味を考えたらより深い余韻を味わえた。

Posted byブクログ

2024/10/04

久しぶりに飲み食い忘れて没頭してしまった! スポ棍もの? ミステリー? どんな切り口で読んでも面白い。 続編もあるようなので 間髪入れずに読みたいですね。 解説も面白かったー!

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2024/09/25

#9奈良県立図書情報館ビブリオバトル「チーム」で紹介された本です。チャンプ本。 2011.11.12 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-700.html?sp

Posted byブクログ

2024/09/15

読んだ本は貸出希望者を一周したら譲渡希望者に進呈することにしています。同著者の『みかんとひよどり』を差し上げた人が「好きだなぁと思ったら、“ビストロ・パ・マル”シリーズの作家なんですね。道理で」と言うので、もしや「そっち」のみの書き手と思っているのではと不安になり(笑)、これを読...

読んだ本は貸出希望者を一周したら譲渡希望者に進呈することにしています。同著者の『みかんとひよどり』を差し上げた人が「好きだなぁと思ったら、“ビストロ・パ・マル”シリーズの作家なんですね。道理で」と言うので、もしや「そっち」のみの書き手と思っているのではと不安になり(笑)、これを読んでもらおうと買い直したついでに私もほぼ15年ぶりに再読しました。 本作をきっかけに自転車競技に興味が湧いたように記憶していたけれど、アニメ映画『ベルヴィル・ランデブー』(2002)が先ですね。今回再読して『疑惑のチャンピオン』(2015)ももう一度観たくなりました。 映画『ベルヴィル・ランデブー』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/edaf3f2c2b6a709a6a2eadcc89c53df7 映画『疑惑のチャンピオン』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/519073e6273359bd2896af6b7fa5b7c3

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2024/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

白石誓 チーム・オッジ。新人。「チカ」と呼ばれる。身長一七〇センチ、体重六〇キロ。高校時代は陸上の中距離走でインターハイ一位になった実力者だった。夜中にテレビで見たロードレースに惹かれ転向を決める。陸上で推薦が決まっていた大学を蹴って、自転車部の強い大学に入った。大学を卒業すると同時に、スカウトされてチーム・オッジへと加わった。 伊庭和実 チーム・オッジ。白石と一緒にチームに入った新人。大学を卒業したばかりの二十三歳。実力はベテランのチームメイトを追い越して、石尾の次の位置にいる。 石尾豪 チーム・オッジのエース。普段は物静かな人だが、自転車のこととなると厳しい。峠を得意とするクライマー。日本を代表する自転車選手。三十三歳。身長一六二センチ、体重五二キロ。 赤城 チーム・オッジの最年長。三十六歳。オールラウンダー。七年以上石尾のアシストをしている。 斎木 チーム・オッジの監督。 監督就任前からエースの座にいる石尾にはあまり強く言えず、扱いづらく感じている。 江口 チーム・オッジ。 の一員。白石の1年先輩に当たる。 山中 チーム・オッジ。中堅どころのアシスト。 篠崎 チーム・オッジ。中堅どころのアシスト。 沖田 白石の大学時代の先輩。ホリカワサイクルチーム。 初野香乃 白石の幼なじみ。元恋人。白石が試合に行く時いつも「わたしのために勝って」と言っていた。大手新聞社の週刊誌の記者。 マルケス・イグナシオ スペインのコンチネンタル・プロチーム、サントス・カンタンの選手。 ウォン 香港チームの選手。 フェルナンデス スペインのコンチネンタル・プロチーム、サントス・カンタンの選手。 袴田一平 元チーム・オッジ。三年前のレース中に、下り坂で石尾が斜行してクラッシュが起き、脊髄を損傷し下半身付随なった。現在はウィルチェアラグビー(車椅子ラグビー)の選手。 ロベルト・ペロス スペインのコンチネンタル・プロチーム、サントス・カンタンのエース。 木村 マッサー。 富樫 マッサー。

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2024/09/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み始め:2024/08/23 インスタで目に留まり、図書館でレンタル。 最初からおもろい。初っ端から不穏な描写あり。それがいつくるのかびくびくしながら読んでしまう。ずるい。 読み終わり2024/09/10 サクリファイスの意味がわかった途端鳥肌だった。 79 それでも、そのことばは、ぼくの力だった。

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2024/08/03

「アシストを徹底的に働かせること。それが勝つためには必要だ。自分のために働かせて、苦しめるからこそ、勝つことに責任が生まれるんだ。奴らの分の勝利も、背負って走るんだ。わかるか」 2024/5/25読了 再読。初読は’10年頃。エースを勝たせる為に、アシストが使い捨てられることも...

「アシストを徹底的に働かせること。それが勝つためには必要だ。自分のために働かせて、苦しめるからこそ、勝つことに責任が生まれるんだ。奴らの分の勝利も、背負って走るんだ。わかるか」 2024/5/25読了 再読。初読は’10年頃。エースを勝たせる為に、アシストが使い捨てられることもある、自転車ロードレースの特異なシステムがあったればこそのストーリーである。それは兎も角、仮にも職場での役職を背負った今、他職種(Ns、ME)のアシストあってのDrであるということが沁みて、おこがましくも石尾豪(作中設定、圧倒的に歳下なんだが)の矜持が僅かながら理解できるような気がしてきた。

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2024/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結末に驚愕した。 そして、ロードレースの世界に魅せられた。 主人公の白石の人柄もいい。 かっこいいのだ。 もちろん石尾さんも。 続編もあるらしい。 もちろん読みます!

Posted byブクログ

2024/07/04

おもしろい! スポーツ漫画のような躍動感かと思いきや、後半の急激なミステリー。 人間模様も描かれていて引き込まれました。 これは忘れた頃にまた読みたい。 きっとこの考え方は私にも大きな影響を与えるんだろうな

Posted byブクログ