1,800円以上の注文で送料無料

江(下) の商品レビュー

3.6

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2014/11/06

珍しく歴史ものを読んでみたがなかなか奥が深い。 どこまでが史実でどこからがフィクションなのかは分からないが、日本の歴史の中でもかなり密度の濃い数年だったのだろう。 高校のときの日本史はつまらなかったが、もう少ししっかり勉強しておけば良かった。 いずれにしても、来週からの大河...

珍しく歴史ものを読んでみたがなかなか奥が深い。 どこまでが史実でどこからがフィクションなのかは分からないが、日本の歴史の中でもかなり密度の濃い数年だったのだろう。 高校のときの日本史はつまらなかったが、もう少ししっかり勉強しておけば良かった。 いずれにしても、来週からの大河ドラマを楽しみにしよう。

Posted byブクログ

2012/02/21

ドラマでは江が秀忠と心を通わせる切欠となる火事のシーンがあったが、震災前に書かれた本書ではそれが文禄五年(1596年)の慶長伏見地震となっている。 配慮から脚本を変えたのだろうか?

Posted byブクログ

2012/01/09

文句なしにおもしろかった! 読了後しばらく余韻覚めやらず……。 江&秀忠夫婦がすごく良い。

Posted byブクログ

2011/11/06

戦国時代ものは好みではないけれど・・・という人におすすめだと思います。難しい部分はあまり無いように感じました。小6の子供にも読ませたいなと思いました。

Posted byブクログ

2011/12/18

とても読みたかった本が、図書館から届き、P337だったが一気に読み終えました。素敵な本でした。信長の『お江。おのれを信じ、おのれの思うまま存分に生きよ』の言葉どおりの人生だった様に思う。つくづく江の人生は波乱にとんでいたことか!。江のそのものの存在感と後世に残したものがいかに大き...

とても読みたかった本が、図書館から届き、P337だったが一気に読み終えました。素敵な本でした。信長の『お江。おのれを信じ、おのれの思うまま存分に生きよ』の言葉どおりの人生だった様に思う。つくづく江の人生は波乱にとんでいたことか!。江のそのものの存在感と後世に残したものがいかに大きかった事でしょう。同じ滋賀の地で生まれ育ち、足元にもおよばない自分に頑張らねばと力を与えてくれた本でもあった。

Posted byブクログ

2011/07/13

読み終わってしまった( ̄▽ ̄;。ドラマがあんまりにもあれなので。 時代物として、単純明快でよかった。小説で満足しました。 佐治一成、豊臣秀勝、そして徳川秀忠。政の道具としての3度の結婚。 秀勝との子は茶々こと淀殿が育てる。秀忠との長女千姫は淀の二人目の子に嫁ぐ。大阪の陣では初と...

読み終わってしまった( ̄▽ ̄;。ドラマがあんまりにもあれなので。 時代物として、単純明快でよかった。小説で満足しました。 佐治一成、豊臣秀勝、そして徳川秀忠。政の道具としての3度の結婚。 秀勝との子は茶々こと淀殿が育てる。秀忠との長女千姫は淀の二人目の子に嫁ぐ。大阪の陣では初と一緒に江戸に戻る。 五番目、六番目が男。いつかの大奥でみた跡継ぎ問題がやっとわかったような気がする。竹千代と国松。国松のほうを可愛がったお江と秀忠。のちの春日局との件。 浅井三姉妹。初が姉と妹の架け橋。一番の長生き。 やっぱり石田光成は嫌い。策略家のようで、秀吉に使われてそれで終わればよかったんだ。明智光秀と同じ。野望なんて持たなければいいのに。

Posted byブクログ

2011/07/10

下巻では、江は徳川秀忠に嫁ぎます。これまでも様々な男性と真っすぐに向かい合ってきた江ですが、後に2代目将軍になる秀忠との相性は…。 ページの厚さを感じさせない読みやすさでした。

Posted byブクログ

2011/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あー、この秀忠なら向井くんだなって思った。そして戦国なのに軽すぎる人物たち。読みやすく、重みはない。手には取りやすいけど。漫画ぽい。

Posted byブクログ

2011/02/16

(2011.02.11読了)(2011.02.02借入) 2011年のNHK大河ドラマの原作の下巻です。上巻と同時に借りることができたので、上巻を読み終わってすぐ読み始めることができました。 下巻は、1590年冬からはじまります。江は、1573年生まれですので、18歳です。 15...

(2011.02.11読了)(2011.02.02借入) 2011年のNHK大河ドラマの原作の下巻です。上巻と同時に借りることができたので、上巻を読み終わってすぐ読み始めることができました。 下巻は、1590年冬からはじまります。江は、1573年生まれですので、18歳です。 1591年1月、秀吉の実弟、秀長が逝去した。 2月、利休は切腹して果てた。秀吉を支えていた二人が相次いで、いなくなってしまった。 8月、淀君が生んだ秀吉の子供、鶴松が亡くなった。3歳であった。 12月、秀吉は、豊臣秀次を関白に任じた。秀次はこの時24歳。秀吉は、もう自分の子供は生まれないものと決めていた。 1592年2月、秀吉の命により、江は、豊臣秀勝と婚礼の儀を挙げた。秀勝は24歳、江は20歳となっていた。(26頁) 3月、秀勝は、朝鮮出兵に駆り出され、出陣していった。 7月、秀吉の母、大政所が亡くなった。76歳。 9月、秀勝が九州で、病死した。江は、妊娠していた。 秀勝と江の子供は、無事に生まれ、完子(さだこ)と名付けられた。 1593年、淀君が二人目の子供を身ごもった。8月、淀は、第二子を出産した。 拾と名付けられた。後の豊臣秀頼である。(42頁) 1595年7月、豊臣秀次は、謀反の疑いにより切腹させられた。28歳。 9月、江と徳川秀忠は婚礼の儀式を挙げた。江は23歳、秀忠は17歳。(84頁) 完子は、淀の子として育てられることになった。 1597年4月、江は秀忠の長女を出産した。千姫と名付けられた。(124頁) 1598年8月、秀吉が病死した。62歳。 1599年6月、江は第二子を産んだ。子々姫(ねねひめ)と名付けられた。 1600年9月、関ヶ原の合戦が行われ、東軍の家康が勝ち、西軍の三成が破れた。 江は、秀忠の第三子を産んだ。勝姫と名付けられた。 1603年、徳川家康が征夷大将軍に任じられた。 7月、豊臣秀頼と千姫の婚儀が行われた。秀頼は11歳、千姫は7歳であった。 江は、秀忠の第四子を産んだ。姉の初の子として育てられることになった。 1604年7月、江は男児を出産した。竹千代と名付けられた。後に家光となる。 1605年4月、秀忠が第二代将軍となった。 1606年6月、二人目の男児を産んだ。国松と名付けられた。 1607年10月、江は5人目の女児を産んだ。和子と名付けられた。 1614年11月、大阪冬の陣が戦われた。 1615年5月、大坂夏の陣が戦われ、豊臣家を滅亡した。 1616年4月、家康が亡くなった。75歳。 ●秀長と利休(8頁) 「内々の儀は利休に、公儀については、この秀長に相談されるがよい」 ●男とは(40頁) 役に立たないことに命を賭けられるのが、男という生き物なのだろうか。戦だって、役に立つこととはとても思えない。 ●徳川方の条件(287頁) 秀頼「徳川方の出した条件の、どれを飲んだところで、豊臣家が一大名になり下がることは必定。私とて関白秀吉の子、そうまでして、家を保つつもりはありませぬ」 物語の主なところは、家康の死までで終わってしまいます。ドラマはそうはいかないでしょうけど。 江は、利休の命を助けようとしたり、秀吉の秀次に対する処分について抗議したり、次々と生んだ子供たちの行き先をどんどん決めてしまう家康に困惑したり、竹千代をお福に取られたので、国松は、自分で育てたり、いろいろと男社会の論理、戦国時代の論理に疑問を呈しますが、流れを変えることはできなかったようです。 利休亡き後の茶道は、古田織部が担ったのでしょうか。 ☆関連図書(既読) 「江の生涯-徳川将軍家御台所の役割-」福田千鶴著、中公新書、2010.11.25 「江史跡紀行」小和田哲男監修、新人物往来社、2010.11.25 「江-姫たちの戦国-上」田渕久美子著、日本放送出版協会、2009.10.30 (2011年2月16日・記)

Posted byブクログ

2011/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

信長の時代から、家康とその息子秀忠が泰平の世の礎を築くまでを 江という女性の視点から描いた作品。 時代小説に出てくるお姫様とはかけはなれた江の描写に ちょっとつかれてしまいました。 江が怒ってばかりなので。 茶々が、父親の敵である秀吉の側室となり、 最後は豊臣家をまもろうと息子とともに果てることになるも、 心理描写が薄すぎてあまり共感がもてませんでした。 全体的にあっさりしすぎなのですね。 徳川の世が始まる激動の時代の入門書として読むのにいいと思います。

Posted byブクログ