超訳 ニーチェの言葉 の商品レビュー
きちんと考える人になるには、最低でも三つの条件が必要になる。 人づきあいをすること。 本を読むこと。 情熱を持つこと。
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60万部突破を記念して限定2万部刊行された「赤ニーチェ(表紙の文字が赤いバージョン)」を購入した。 長谷部誠選手(ウォルフスブルク)がワールドカップ中に読んでいたというのはものすごい宣伝になったのだと思う(Numberに載っていた長谷部選手の本棚には僕の好きな本がいっぱい並んで...
60万部突破を記念して限定2万部刊行された「赤ニーチェ(表紙の文字が赤いバージョン)」を購入した。 長谷部誠選手(ウォルフスブルク)がワールドカップ中に読んでいたというのはものすごい宣伝になったのだと思う(Numberに載っていた長谷部選手の本棚には僕の好きな本がいっぱい並んでいた!)。 刺激を受けた言葉が20以上あったが、全部書くと著作権に触れるおそれがあるので特に好きな言葉を10だけ紹介。 016「いつも機嫌よく生きていくコツは、人の助けになるか、誰かの役に立つことだ」 025「もっと喜ぼう。ちょっといいことがあっただけでも、うんと喜ぼう。…笑おう。にこにこしよう。素直な気持ちになって、子供のように喜ぼう」 030「一緒に黙っていることは素敵だ。もっと素敵なのは、一緒に笑っていることだ」 040「今のこの人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわないという生き方をしてみよ」 061「勝利した者はもれなく、偶然などというものを信じていない」 076「友人とたくさん話そう。いろんなことを話そう。…友人を持ち、互いに話し合い、互いに尊敬していくのは、人間が高まるうえでとてもたいせつなことだと言える」 180「何の役にも立たなさそうに見える今の勉強ひとつでさえ、自分が人間としてよく生きていくことの土台となっていくと言える」 185「おおむね読書はたくさん益をもたらしてくれる。古典は特に滋養に富んでいる。…行き詰まったときの古典は、知性への特効薬だ」 213「きちんと考える人になりたいのであれば、最低でも次の三条件が必要になる。人づきあいをすること。書物を読むこと。情熱を持つこと」 218「絶えず進め。より遠くへ。より高みを目指せ」 もう1つ。 今の僕の心をいちばん大きく動かした言葉。 021「高みに向かって努力を続けることは、決して無駄ではない」 今多くの日本人がこの本を(ニーチェの言葉を)必要としているのは何となくわかる気がする。 1度きりの人生、最高に楽しみたいって誰もが思っているんだな。
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最短の道は現実が教えてくれる 数学では、最短の道は始点と終点を直線で結んだ道だと教えてくれる。 しかし現実における最短の道はそうではない。 昔の船乗りはこう教えてくれる。『最も都合よく吹いてきた風が船の帆を膨らませて導かれた航路が最短だ』と。 これこそ、実際に物事を成し遂げよう...
最短の道は現実が教えてくれる 数学では、最短の道は始点と終点を直線で結んだ道だと教えてくれる。 しかし現実における最短の道はそうではない。 昔の船乗りはこう教えてくれる。『最も都合よく吹いてきた風が船の帆を膨らませて導かれた航路が最短だ』と。 これこそ、実際に物事を成し遂げようとする場合に通用する最短の道理論だ。頭で建てた計画通りに物事は運ばない。現実の何かが、遠い道を最も近い道にしてくれる。それが何かは前もって分からず、現実に踏み出した時にようやく分かってくるのだ。 「漂泊者とその影」
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人生の教科書 普段の当たり前の事を当たり前に出来るように再認識したり、新たな発見があったり… どう生きていくべきか、どう考えるべきか、どう行動するべきか 改めて考えさせられる
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ニーチェを初めて読んだが、ナチスのプロパガンダに利用されていたという事で、厭世間の強い哲学と思い込んでいたが全くの誤解だった。 それどころか今読んでも全く新鮮で、現代でも役に立つメンタル思想が詰まっている。 超訳のせいか、全く時代の古さを感じさせるものもなく、新刊本のよう。 結局、メンタル的な心理学(脳化学)は普遍のものということであり、ニーチェはいち早くそれをまとめあげたということだろう。
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すごい本です。ニーチェはあまり知りません。 ひとつひとつの言葉のパンチ力がヘビー級です。 哲学に免疫が無いときっと脳震とうを起こすでしょう。
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さらりと短時間で読めるニーチェの言葉の抜粋本。 寝る前なんかのゆるりとした読書には向いてると思いますが、もう一歩踏み込んで原書を読むきっかけになると良いですが。 ニーチェの言葉そのものは、人の心に寄り添う良い言葉たちだと思いますが、表面をさらっと撫でた程度の印象。 軽くゆるくマジメな本を読むには適していると思います。 いかにもディスカヴァー・トゥエンティワンっぽい本。
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「きみの立っている場所を深く掘り下げてみよ。泉はその足下にある」こんなフレーズがとても印象的でした。ニーチェは知っていましたが、その思想や言葉をこの本で、より分かりやすくとらえられて、気持ちが前向きになるメッセージも多く、読んでよかったなと思えた本でした。 ★本書含めた名言紹介動...
「きみの立っている場所を深く掘り下げてみよ。泉はその足下にある」こんなフレーズがとても印象的でした。ニーチェは知っていましたが、その思想や言葉をこの本で、より分かりやすくとらえられて、気持ちが前向きになるメッセージも多く、読んでよかったなと思えた本でした。 ★本書含めた名言紹介動画を作りました ⇒https://youtu.be/OocPmNAWYsc
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ニーチェ(1844~1900)という哲学者の名前は知っていましたが、24歳でスイスのバーゼル大学教授になったことは知りませんでした。「ニーチェの言葉」、2010.1発行、己、喜、生、心、友、世、人、愛、知、美の10のジャンルで彼の言葉がまとめられています。例えば、①疲れたらたっぷ...
ニーチェ(1844~1900)という哲学者の名前は知っていましたが、24歳でスイスのバーゼル大学教授になったことは知りませんでした。「ニーチェの言葉」、2010.1発行、己、喜、生、心、友、世、人、愛、知、美の10のジャンルで彼の言葉がまとめられています。例えば、①疲れたらたっぷり眠れ ②表現は素直に ③心の生活習慣を変える ④愛する人は成長する ⑤学ぶ意志のある人は退屈を感じない など。白取春彦氏の超訳です。
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