空の彼方(1) の商品レビュー
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電撃大賞ってこんな感じだったっけ?という感想です。 超絶美人の防具屋主人、ソラが「私は籠の中の鳥」と発言するのにイタさを感じたり、いかに彼女が美人かを毎話長々と説明されるのにうんざりしたり…。誤植も1頁に2箇所もあったりと全体的に多いです。
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1人の少女をもとに、人と人が結び合って命を繋げていく、ジャンルはなんだろ、、、。 ただただ優しい物語
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武器屋、防具屋、薬屋、魔法屋、旅人向けの無骨な店が目立つトラマンテ通りの狭い裏路地を進むと、見逃しそうな細い下り階段がある。 「防具全般取扱店 シャイニーテラス」 薄い色彩の華奢で小柄な女性、ソラの防具の店。 この店には3つのルールがある。 ・この街に住み、帰ってくると決めていること ・生きて帰るため、最大限の努力をすること ・帰ってきたら旅の出来事を話してくれること 貴族社会を飛び出した若者、弟を失った素材屋、女性騎士、それぞれがソラの防具を身に纏い旅に出る。 ソラは防具屋からは一歩も出ないのに、いつの間にか話の中心に彼女がいる。 彼の最後の呟きに熱いものが込み上げてしまう。 チクショー!みんな男前すぎー! 私は、何も変わらない。私は、この店[シャイニーテラス]の主人。この店で大陸中で戦う防具を作り、旅人に「いってらっしゃい」を言う。 そして「おかえりなさい」と言い続ける。籠から出られないからではなく、自分の意思で。 これからも、私は旅人の帰りを待ち続ける。 待ち続けたいと願っているの。
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日光に弱く外に出ることのできない防具屋の女主人と、旅の話をするお客たちの話。 元貴族の用兵、弟が処刑されたハンター、女騎士の話を進めながら、それぞれの行動がひとつの事件に絡み合う。行方不明の幼馴染の死が明かされ、防具のみが帰還する話。 やさしい雰囲気に乗れて、よい。
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防具屋シャイニーテラスの女主人、ソラとシャイニーテラスに訪れる兵士たちの姿を描くファンタジー。 世界観はRPGゲームに近いものの、基本的にソラとそのお客たちの会話が中心となるのでファンタジー色はそこまで濃くないです。 とある理由により店の外に出ることのできないソラ。その...
防具屋シャイニーテラスの女主人、ソラとシャイニーテラスに訪れる兵士たちの姿を描くファンタジー。 世界観はRPGゲームに近いものの、基本的にソラとそのお客たちの会話が中心となるのでファンタジー色はそこまで濃くないです。 とある理由により店の外に出ることのできないソラ。そのため彼女は防具を売った客にある約束を交わし、そして「いってらっしゃい」と声をかけます。 この「いってらっしゃい」という言葉と防具が結び付くのがこの本です。「いってらっしゃい」はそれ単体だと宙ぶらりんの言葉だと作中であります。「いってらっしゃい」があり「おかえりなさい」という言葉があってこそ、この言葉は成立するのです。 そしてもちろん、おかえりなさいためには帰ってくる必要があります。無事に帰ってきてほしいからこそ、ソラはそれぞれにあった命を守る防具を売るのです。 世界観に文章、そして登場人物たちの思いの優しさが温かい小説でした。 第16回電撃小説大賞選考委員奨励賞
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綾崎隼さんの吐息雪色の中で読まれている、と綾崎さんが話されていたのが気になり購入。 (綾崎さんもオススメされてました) RPGで遊んだ経験があるせいもあり、 なんだか読みやすく、 戦闘シーン等もなく、ただただ待つことしかできない視点は面白かったと思います!
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私としては、これ、すごい王道なファンタジーに感じました! なんか、ファンタジーといったらコレ!みたいな小説です!RPGっぽいです!! どこかブレイブストーリーを彷彿とさせます!!
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小さな路地にある、誰かに紹介でもされない限り分からない防具屋。 そこの客となるには、主人との約束を了承せねばならない、という決まり。 プロローグは、過去と、初めてのお客さんと店主と 店のルールについて。 そこからは連続短編集のように、3人の人物が 店にやってきて話していく。 ...
小さな路地にある、誰かに紹介でもされない限り分からない防具屋。 そこの客となるには、主人との約束を了承せねばならない、という決まり。 プロローグは、過去と、初めてのお客さんと店主と 店のルールについて。 そこからは連続短編集のように、3人の人物が 店にやってきて話していく。 少年と軍人の繋がりはうっすらと分かったのですが 冤罪で捕まっていた彼については、どう繋がるのか。 首を傾げていたら、きれいに繋がりました。 だからなのか、と。 ヒントはあったのに、まったく気が付かないのは どうなのでしょう?w 当人にとっては緊迫感のある状態が続いた事でしょう。 しかし体験した本人の口から語られているので 確実に帰宅できた、という終点のおかげで ゆっくりと聴く事ができました。 物語なのですが…なんだかこう、童話に近いものを読んだような? 鳥かごにいる少女。 ドアから外に出るか、中のままでいるか。 選ぶのも自由、というのに頷けます。
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ネタはすごくいい。雰囲気も好き。 ただちょっと、作者の癖なのか、それとも単に未熟なのか文章が下手というか何と言うか…今見たら二巻以降もあるようなので、縁があれば読みたいとは思う。
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全体を通して透明感があり、好きな雰囲気でした。でもソラの容貌の表現が毎回あって少ししつこかったかも。 想像通りのラストでしたがまとまりはきれいでした。上手くまとまりすぎて続編はいらないんじゃないかな。
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