空の彼方(1) の商品レビュー
なんていうか、雰囲気というか舞台設定というか、その世界観が好き。待つことしか出来ないソラのいじらしい事。すっかり感情移入してしまった。ただ文章が単調で寂しい。その分読みやすいんだけど、盛り上がりに欠ける。もう一歩だと思う。けど、純粋にシリーズ化して欲しいと思った。
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透明感のある文体が最高。このまま続編とかやってほしい。読みやすいので本格ファンタジーにつかれた人におすすめ
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久々ラノベ的なファンタジーを読みました。人情味があるストーリーや防具屋の人形のような美しい店主という設定は嫌いじゃないが、作家の文章・文体そのものに物足りなさを感じる。文章力がもっと欲しいところ。ずっと語り口で話が進むので盛り上がりに欠けると感じた。やさしい作品だなってかんじ。嫌...
久々ラノベ的なファンタジーを読みました。人情味があるストーリーや防具屋の人形のような美しい店主という設定は嫌いじゃないが、作家の文章・文体そのものに物足りなさを感じる。文章力がもっと欲しいところ。ずっと語り口で話が進むので盛り上がりに欠けると感じた。やさしい作品だなってかんじ。嫌いではない。
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気のせいか、誤字が多かったような。それに冗長な文が多く見られ、少し読みづらい。話の後半からは慣れましたが、完全なファンタジーでありながら、遠回しな言い方も多いので、咀嚼するのに時間が掛かり、頭に入りにくかったです。 戦闘シーンは一切含まれていないし、ファンタジー小説は冒険ものだと...
気のせいか、誤字が多かったような。それに冗長な文が多く見られ、少し読みづらい。話の後半からは慣れましたが、完全なファンタジーでありながら、遠回しな言い方も多いので、咀嚼するのに時間が掛かり、頭に入りにくかったです。 戦闘シーンは一切含まれていないし、ファンタジー小説は冒険ものだと思っていた私には、正直物足りなかったのですが、ソラと同じ空間を共有しているようで面白かったです。特に第四章の話がお気に入り。 物語は店の客と同じ目線で繰り広げられているので、いつも見送り、出迎えることしかできないソラが、切なくもいじらしく思えて好きだと思いました。ただ、青年アルにあまり魅力を感じられなかったのが残念ですが。 優しくてほんわかしているけれど、どこか切ないお話。
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新登場のアスキーメディアワークス文庫 ちょっと様子見で買ってみました。 苦手なライトノベル風と思いきや、 ファンタジー過ぎない設定も良かった。 通好みの防具屋店主と、客たちの奇縁なお話。
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10/02/04 読了。 とある変わったルールを守れる客にしか商売しない防具屋と そこに集う客たちが語る話を綴った連作短編形式の一品。 店主と客との絆がじわじわ育まれていく様子もさることながら それが客同士の繋がりに結びついていく物語の展開は どこかオーソドックスな展開ながらも...
10/02/04 読了。 とある変わったルールを守れる客にしか商売しない防具屋と そこに集う客たちが語る話を綴った連作短編形式の一品。 店主と客との絆がじわじわ育まれていく様子もさることながら それが客同士の繋がりに結びついていく物語の展開は どこかオーソドックスな展開ながらもいい雰囲気。
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文章は少々気になるところがあったものの、全体的に優しい雰囲気がよかったです。今までたった一人だった人が、ただ一つの共通点を持つことでお互いを支えあう存在になる。そんな空気がとても心に残りました。
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物語の舞台設定がしっかりしていて、登場人物ひとりひとりの気持ちの表現や 状況の描写がとても上手だと思いました。 これ、ホントに新人作家さんの作品ですか?と思いたくなるくらい、 文や話のまとめ方も違和感なく読み終えました。 誤字が数箇所。しかも割といいシーンでの誤字はちょっと残念で...
物語の舞台設定がしっかりしていて、登場人物ひとりひとりの気持ちの表現や 状況の描写がとても上手だと思いました。 これ、ホントに新人作家さんの作品ですか?と思いたくなるくらい、 文や話のまとめ方も違和感なく読み終えました。 誤字が数箇所。しかも割といいシーンでの誤字はちょっと残念でした。 1章ごとに違う人の視点で物語は進んでいくのに、全て繋がった物語として完成しているので 防具屋さんを中心にいろんな角度からその世界を覗いている気持ちになりました。 「最近、私の周りでは自由が大流行なの」 ほかにも気持ちのいいコトバが沢山でてきます。 この方の次の作品が楽しみです。
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この本は、とても私好みな作品でした。 防具屋の女店主ソラが共通して話に出てくるのですけど 終始この子に感情輸入しっぱなしでした。笑 待つ者にはその人が帰ってこないと知ったときの 辛さや哀しさが付きまといます。 けれど、その人が帰ってきた時にはこれ以上ない喜びと安心感がありますね...
この本は、とても私好みな作品でした。 防具屋の女店主ソラが共通して話に出てくるのですけど 終始この子に感情輸入しっぱなしでした。笑 待つ者にはその人が帰ってこないと知ったときの 辛さや哀しさが付きまといます。 けれど、その人が帰ってきた時にはこれ以上ない喜びと安心感がありますね。 待っていてくれる者がいるひとは、仮令、今一人だとしても 大きな困難が目の前に立ちはだかっていても、自分が帰る場所、 帰りたい場所を思えば、とても心強いものです。 その場所に、待っていてくれるひとに助けられるものですね。
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