海街diary(3) の商品レビュー
父の一回忌、陽子にははや次の恋人ができて土地を離れてた/陽子の息子のうち和樹は河鹿沢温泉に残っていた《あたしたちはとうとう家族にはなれなかった》p.40/すずは裕也のことが気になりはじめるが裕也には彼女(らしき相手)がいた/幸の不倫が妹たちにバレた/幸と新設の緩和ケア病棟/佳乃と...
父の一回忌、陽子にははや次の恋人ができて土地を離れてた/陽子の息子のうち和樹は河鹿沢温泉に残っていた《あたしたちはとうとう家族にはなれなかった》p.40/すずは裕也のことが気になりはじめるが裕也には彼女(らしき相手)がいた/幸の不倫が妹たちにバレた/幸と新設の緩和ケア病棟/佳乃と坂下係長/裕也が試合形式の練習に参加、皆がショックを受ける中、風太だけは反応が違った/幸の別れと新たな道。 ■簡単な単語集 【浅野陽子】→陽子 【あづまや】父が働いていた旅館。河鹿沢温泉にある。 【アライ】さちを悩ませることが多いドジ看護師。姿をなかなか見せてくれない。この人と組むと急変多発。おたんこナースって感じやけど本当に重大なミスはしないし患者への手当はていねい。 【アロマテラピー】井上に聞いて幸も講習会に参加してみた。 【飯田】陽子の叔父で司法書士。 【井上泰之/いのうえ・やすゆき】湘南オクトパス監督で市民病院リハビリ科勤務の理学療法士。この人のおかげで裕也の命が助かったという面が強い。オクトパスの子どもたちからは「ヤス」と呼ばれている。 【岩井寛/いわい・かん】朋章と同じショップで働いている。 【岩崎光司/いわさき・こうじ】朋章のとこに出入りしていた植木屋の息子。自殺した。朋章は「おれが殺した」と言った。 【大船】通称「大船」、名字不明。香田三姉妹の大叔母。ぶしつけ攻撃あり。 【尾崎光良/おざき・てるよし】風太の兄。 【尾崎風太】→風太 【和樹】陽子の息子。河鹿沢温泉に残った。 【カマドウマ】茶色っぽいコオロギのような昆虫。一部ではGとええ勝負なくらい嫌われている。佳乃の天敵。個人的には知人の別荘開きを手伝ったとき倉庫にビッシリいるのを見てゾッとしたことはあります。一匹一匹ではそんなに気になりません。 【緩和ケア病棟】市民病院に新設される予定。そこにいかないかと幸に打診が来る。 【嫌い】《「嫌い」は「好き」よりずっと早く伝わってしまうのかもしれない》第三巻p.39 【坂下】佳乃の上司、係長。お人好しっぽい。たぶん佳乃のお相手になりそう。 【佐助稲荷】ご近所の稲荷神社。 【幸/さち】長女。香田幸。佳乃は「シャチ姉」と呼ぶ。市民病院の看護師。 【椎名和也】市民病院の小児科医。裕也と親しい。クリスマス会でトナカイのかっこうをしていた。奥さんとは別居中。幸とつきあっている。箸を噛む癖がある。 【湘南オクトパス】地元の少年サッカーチーム。 【すず】浅野すず。腹違いの四女。父の不倫→再婚相手の娘。仙台にいた頃少年サッカーチームの強豪青葉JFCでレギュラーだった。出会ったときは健気さが前面に出ていたが、サッカーをやってるときは活発で強気な面が出ている。 【父】不倫して離婚、その相手と結婚しすず誕生。その相手が亡くなった後陽子と結婚した。 【千佳/チカ】三女。香田千佳。葬式に出るにあたってなぜかパンチパーマにした。スポーツマックス藤沢店勤務。ヘビが苦手。 【朋章/ともあき】藤井朋章。佳乃の現在の恋人だが高校二年生だと発覚。稲村のマリンショップで夜だけバイトしている。ルックスは良い。佳乃はガテン系の男とつきあうことが多かった。母親は医師のようだ。今度叔母さんのいる小笠原のショップで働くことになった。 【智樹】陽子の息子。陽子といっしょに出ていった。 【浜田】チカの勤めるスポーツマックス藤沢店店長。 【原尚之/はら・なおゆき】朋章と同じショップで働いている。 【風太】尾崎風太。湘南オクトパスの選手。背番号十八番。 【藤井美佐子】旧姓。さちの看護師の先輩。伝説のスーパーナース。甥っ子がうちのショップで働くことになったと言っているので朋章の小笠原にいる叔母さんて人のことなのだろうと思われる。 【藤井病院】朋章の実家。藤井産婦人科のドラ息子は有名らしい。 【藤沢女学園】通称「ふじじょ」。お嬢様学校。みぽりんはそこの生徒。 【将志/まさし】緒方将志。湘南オクトパスの選手。関西出身。 【みぽりん】坂下美帆。湘南オクトパスのゴールキーパー。腰越漁師の娘。兄は佳乃の上司で係長。 【都】香田三姉妹の実母。 【面掛行列】九月十八日。 【ヤス】→井上泰之 【裕也】多田裕也。湘南オクトパスの選手。主将。重篤な病気が発覚脚を切り落とすことになった。 【陽子】父の今の奥さん。父は再再婚ですずを連れ、陽子さんは再婚で男児二人を連れてきた。 【佳乃/よしの】次女。香田佳乃。スタート時二十二歳。鎌倉八幡信用金庫勤務。父親は優しかったという印象が残っている。酒好き、男運なし。カマドウマが苦手。
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何を怒るのか 何を怒らないのか 流すところは流して 進むところは進む 嫌い 好き 言葉にできることから始まるけど 言葉にする前に 一緒に過ごして 過ごした時間を重ねて いつの間にか一年間 描いてくれた場面以外にも いろんな時間を重ねていたのだろうね 見える部分から 見えない部分を想像する 少しだけタイミングが違えば どうなったのか 少しだけ想像するとき
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すずちゃん中心の話は一旦落ち着き、長女の恋愛話。 話の中で姉妹たちが行く鎌倉のいろんな名所を地図で確かめたいと思い(3巻まできてようやく)、まずは光明寺を。材木座にあった。行ってみたい。
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4人の姉妹を設定することで、それぞれの物語を並行して走らせ、かつ絡み合いながらということに成功している。巧みである。一部映画化にも盛り込まれたエピソードがあった。この巻では、長女・幸の問題が一段落するところが描かれていた。先が読みたいが、まずは映画版を再度見ておきたいと思う。
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3人姉妹と、昔に離婚した父親の母親違いの子供の4姉妹の物語。焦点を個々に当てることで、ここまで瑞々しく新鮮に見える景色があることに驚く。さすが。
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すずが鎌倉に来て1年。かたくなだったすずが少しづつ心を開いてきて、本音が出せるようになってきた。幸と喧嘩したり、裸で扇風機に涼んだり。でも、カーテンは使えない。 幸や佳乃にも新しい出会いがあったような、ないような。
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お父さんの一周忌。あれから1年が経ったんだな。すずは少しは中学生らしくなれただろうか。花火にまつわるエトセトラ。それぞれの想い。 鎌倉の坂ってすごいんだ・・生活圏内にあったら大変そう(- -;)
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気になるのは。。 和樹の行末。 あの街で、彼はどんな暮らしをし、どんな成長をするのだろうか。。。 家族を持つことができたすず。 家族から話された和樹。 すごくそれが気になっている。
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お父さんの一周忌 花火大会 幸の恋の行方 辛いことや悲しいことに向き合いながら生きていく。 元気をもらえる。そんなストーリー
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すずが香田家三姉妹と鎌倉で暮らすようになってから1年。すずの中で止まっていた時計がまた動き出してほんとうに良かった。 恋の終わりと、そして始まりの予感がいろいろ…。 由緒ある鎌倉の町が生み出す人情とか情緒、良いなぁ。
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