勝間さん、努力で幸せになれますか の商品レビュー
勝間和代と香山リカの対談。 効率が上がったあとに幸せはあるのか、頑張れない人に幸せはないのか、独身者は結婚するべきか、いま日本に必要な改革は何なのか、二人が話し合う。 勝間さんの言いたいことは理想としてわかる。だが、理想と現実は違う。 私の性格上、香山さんの思想のほうが近い。し...
勝間和代と香山リカの対談。 効率が上がったあとに幸せはあるのか、頑張れない人に幸せはないのか、独身者は結婚するべきか、いま日本に必要な改革は何なのか、二人が話し合う。 勝間さんの言いたいことは理想としてわかる。だが、理想と現実は違う。 私の性格上、香山さんの思想のほうが近い。しかし、とりあえず「でも」と反論から始める話し方が気になる。そんな否定的で精神科医が務まるのかな?患者さんの承認欲求満たせないんじゃないかな?と余計な心配をしている。
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何も考えずにコンサルに憧れてた2年前は勝間さん支持派だったけど、就活の最中で、仕事の意味や人生の意味を再考している今は中立ないし香山さん寄りの意見だな。勝間さんにとっての努力と幸せの定義は理解出来る。でもプロセスを楽しめる努力や、自分の好意が循環して自分に戻ってくる幸せは100%...
何も考えずにコンサルに憧れてた2年前は勝間さん支持派だったけど、就活の最中で、仕事の意味や人生の意味を再考している今は中立ないし香山さん寄りの意見だな。勝間さんにとっての努力と幸せの定義は理解出来る。でもプロセスを楽しめる努力や、自分の好意が循環して自分に戻ってくる幸せは100%では無いと思う。その割合が100%でない以上真理では無いし、それをどう捉えるかは人次第。社会階級の低い余裕の無い人はそれを肯定的に捉えず、その人が別の人に影響を与えることを繰り返して意識の格差は拡大していくんだろうか。自分も勝間式の努力や幸せを体験した経験はある。あるけどその頻度が低いから信念として心中することが出来ない。本当に辛い時に保てない信念なら持たない方がましだと思う。だから昔ほど勝間さんの言うことに疑いを持たずにいられない。 結局問題なのは人間の本質ではないか。人間の本質に弱さがあってそれを強さで囲うように出来ているなら香山さんが正しい。人間の本質が中立であり、環境によって全て決まるなら勝間さんが正しい。・・・でもその答えは何処にも無い。
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見事にかみ合っていない対談。 自分は勝間さんよりだな。 香山さんが、「でも…」で、切り返す所も、もっともだなぁというところも多々あった。 勝間さんの説明もわかんないところあった。 でも、やっぱ勝間さんよりだなぁ。
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二人の考え方の違いは最後まで縮まらず、後味は良くなかった。論理では勝間さんの方が勝っていたが、香山さんの考えを変えるには至らなかった感じ。
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精神科医の香山リカと経済評論家の勝間和代の対談。どちらの話しも一理ある。二人の立ち位置の違いから来る意見の相違は永遠に相容れることはない。ただし、一点だけ二人が共感していたのが、「幸せは自分の中にある」という言葉かもしれない。現代人が忘れかけている大切な真理である。
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香山りかの主張のほうがフィットする。「がんばる」ということに限度がないからだ。ゆえに、壊れる人も出てくるのは、人により持ってうまれた生理的機能が違うわけだから当然の帰結であろう。
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香山リカさんが「しがみつかない生き方」の中で 『勝間和代を目指さない』と銘打った事件からの 香山リカさん×勝間和代さんの対談本。 最近、対談本っていうと両者が「そうなんだよね!」 って確認しあうばっかりのものが多かった中で、 がっつり対立しまくってて新鮮でした(^_^;) 私...
香山リカさんが「しがみつかない生き方」の中で 『勝間和代を目指さない』と銘打った事件からの 香山リカさん×勝間和代さんの対談本。 最近、対談本っていうと両者が「そうなんだよね!」 って確認しあうばっかりのものが多かった中で、 がっつり対立しまくってて新鮮でした(^_^;) 私は元々「どうせ私なんて、無理」という無気力系 かーらーの、カツマー化(してる?)系のタイプ。 なので、両者の意見、どちらも「あーわかる」なのに がっつり対立しまくる。でも、そうよねと。 ポジティブなのも、ネガティブなのもバランスよね。 楽したい、頑張りたい、評価されたい、休みたい。 当たり前じゃん! ポイントは、どんな自分も愛して許してあげること。 ああもう、私ってば仕方ない奴だなぁ☆まで。 それには「教育」という「機会と経験」だなと思う。 あとがきでまで、完全にもの別れしてたのもすごい。 勝間さん「また、説明させて。もっとお話しましょ」 香山さん「遠くからご活躍をお祈りしています」ってw 疲弊したんだろうな、そりゃ、するだろなとw
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アマゾンのレビューでは相当に低い点数がついている。いわく「ぐだぐだ」「噛み合ってない」。 まったくそのとおりだと思うが、そもそも本書を手に取った人々の中でこれ以外の展開を期待していた人がどれほどいるのか?カツマーもカヤマーも、また多くのそれ以外の読者にとっても、想像通りの議論が想像通りに展開されたのではないか? 勝間が「感謝される幸せ」をとき、香山が怠惰にふける幸せをとく。しかしその間に個々人の答えを見つけることなどできそうもない。わかりきった話だ。 あえて言えば二人とも慎重に避けているテーマ、「能力の格差」こそが本書の裏テーマだ。教育も機会均等も与えられたときなお残酷にも露呈されるこの格差に対してどのような振る舞いが可能なのかを念頭に置きつつ本書を読めば、星がひとつくらいあがる気がする。
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経済評論家の勝間和代と精神科の香山リカ。 あい違う性格、考え方を持つ2人が現代の問題、現状について激しく語り合う。
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http://tacbook.hatenablog.com/entry/2013/09/21/063850
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