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勝間さん、努力で幸せになれますか の商品レビュー

3.2

128件のお客様レビュー

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    7

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2010/02/19

今話題の、香山リカさんvs勝間和代さんの対談をまとめた本。 二人のやりとり、特に香山さんの勝間さんへの刺しっぷりに、ヒヤヒヤしながら読みました。 「働きたくても働けない、ばりばり働く気がない、弱い人たち」の目線に立ち、そんな人たちでも幸せに生きられる社会にすることの必要性を訴える...

今話題の、香山リカさんvs勝間和代さんの対談をまとめた本。 二人のやりとり、特に香山さんの勝間さんへの刺しっぷりに、ヒヤヒヤしながら読みました。 「働きたくても働けない、ばりばり働く気がない、弱い人たち」の目線に立ち、そんな人たちでも幸せに生きられる社会にすることの必要性を訴える香山さんと、「教育の機会さえ与えられれば、大多数の人は今よりもっと自分の可能性を広げて、幸せになっていくことができる」という勝間さん。 私的には、どちらの意見にも賛同する部分がありました。「もっと頑張りたい、もっと素敵な自分になりたい、成長したい」という気持ちもあれば、「働くのやだ。疲れた。もうすべて投げ出して、食べていけるだけの収入でゆっくり生きていきたい」と思う日もある。 そんなふうに気持ちが揺れ動きながら、日々暮らしています。 この本が、勝間さん関連の本で一番最初に読んだ本になったので、香山さんがたくさん勝間さんにつっかかって、疑問をぶつけてくれたことで、勝間さんの本=難しそう、というイメージを和らげてくれました。 他の勝間さんの本も、(すでに積読なので)読んでみようと思いました。

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2010/02/17

2010/2/17 読み終わり。 「しがみつかない生き方」を読んだとき、勝間さんはどんな風に感じたんだろうとか、反論はあるのかなとか思ってたので、即購入。 香山りかが著書の中で述べていた「努力しないと幸せにはなれないのか?」という疑問を直接何度も勝間本人に問いかけてるのが印象...

2010/2/17 読み終わり。 「しがみつかない生き方」を読んだとき、勝間さんはどんな風に感じたんだろうとか、反論はあるのかなとか思ってたので、即購入。 香山りかが著書の中で述べていた「努力しないと幸せにはなれないのか?」という疑問を直接何度も勝間本人に問いかけてるのが印象的だった。 それに対する勝間の答えは答えているようで答えになっていないかんじでのらりくらりと同じ議論の繰り返しのように感じた。 やはり突き詰めていくと、表紙にもあったけど「幸福論」なんだなと思う。 それぞれもつ「幸福論」があまりにも違いすぎるからかみ合わない議論だったのかな。 おもしろかったのはそれぞれの素の部分を垣間見ることができたところかな。香山りかの意外なダメっぷりとか(そんな風に自分を表現してるだけかもしれないけど)。あと勝間さんが幸せを感じる瞬間とか。 二人ともキャリアーってかんじなので意外だった。

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2013/05/25

香山さんは職業柄、世の中になじめない人とたくさん関わっておられるから、他の人が無視するところが見えちゃうんだろうな。勝間さんの言わんとすることももっともだし。ここで第三者の自由人が現れ出て、ぽーんとなんか言ってほしいかんじ。

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2010/02/06

私は香山リカ同様、勝間和代のブームがいまいち腑に落ちないため、読みたかった本。 最後まで、勝間和代と香山リカの思考の立ち居地が違うまま対話が続き、最後までかみ合わない。 しかし、おかげでわかったことは、(勝間和代の本を読む際は、当前のこととして読んでいなければならなかったのだろ...

私は香山リカ同様、勝間和代のブームがいまいち腑に落ちないため、読みたかった本。 最後まで、勝間和代と香山リカの思考の立ち居地が違うまま対話が続き、最後までかみ合わない。 しかし、おかげでわかったことは、(勝間和代の本を読む際は、当前のこととして読んでいなければならなかったのだろうけど)勝間和代の論じることは、一部の人にのみ当てはまるということ。 (ただ、影響力が大きく、新聞や、政治活動の中で彼女が発言する機会も多いため、「一部の人向けの発言」だということを、忘れてしまう。) 弱者と向き合うことの多い 香山リカ と ビジネスで成功を求めようという人と向き合う 勝間和代 では、そら、論点、かみ合いませんよ。 私は、最後まで、香山リカの立場に共感します。 ラストの、あとがきが印象的。 勝間和代は“対談を通じて、よい方向への変化がおきた。またぜひ、鋭い質問力をこれからも炸裂させてください。”というような、まるでまた話しましょうね。といっているようなトーン。 比べて、 香山リカは「今後は、遠くからご活躍をお祈りしています。・・・どうぞお元気で。」と書いている。 んー。この違い、それまでの160ページほどの対話を、がっつり表している感じがします。 『香山リカ:おそらく、勝間さんとは日常の中で見ている人間が違うんじゃないでしょうか。私の仕事は、患者さんのマイナスの状況をゼロにするところまでです。勝間さんの本を読んでいる人たちは、ゼロになりたいわけではなくて、すでにプラスなのに1から5へ、5から10へとなっていきたい人たちです。』

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2010/02/04

最後まで立ち読みしてしまった。どちらも信念のある主張でうなずける部分あり。結局は幸せの基準は人それぞれってことなのか…。

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2010/02/04

勝間派か香山派か。 0か100かじゃないから、どっちかというと私は勝間派。 うなずける部分が多いという点で。 とても楽しかった。対談の本に今まで触れてきてないのでこうも意見が交わらないのかーと関心してしまった。それでこそ対談なんだな。 幸せの居場所は人によって違う。だからそれ...

勝間派か香山派か。 0か100かじゃないから、どっちかというと私は勝間派。 うなずける部分が多いという点で。 とても楽しかった。対談の本に今まで触れてきてないのでこうも意見が交わらないのかーと関心してしまった。それでこそ対談なんだな。 幸せの居場所は人によって違う。だからそれを間違いだの足りないだの人のモノサシを使ったって幸せになんかなれない。 けどもこの現代において勝間和代は崇拝され、その考え方に反するものは駄目だという間違った理解が横行される。それにストップをかけたい香山リカ。どっちが正解なんていえないけど、色んな人が居ていいんだ助け合って生きていけばいいんだって思えた。 わたしはもしかしたら誰かを助けるためにここに居るのかも知れない。

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2010/02/02

カツマー対カヤマー。 今のところ僕のなかでは6対4って感じですかね。 二人ともの考えに異論は結構ある。 僕自身は努力することに喜びを見つけ出すタイプ。でも、ときどき頑張ってる自分、本当は怠けたいところも頑張るそんな生活にうんざりしてしまうこともあります。 ぼくだっていつ起き上がれ...

カツマー対カヤマー。 今のところ僕のなかでは6対4って感じですかね。 二人ともの考えに異論は結構ある。 僕自身は努力することに喜びを見つけ出すタイプ。でも、ときどき頑張ってる自分、本当は怠けたいところも頑張るそんな生活にうんざりしてしまうこともあります。 ぼくだっていつ起き上がれなくなるかわからない。勝間さん60%香山さん40%の生き方がちょうどよさそう

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2010/01/21

香山リカの負け 勝間和代つよし。結局どうしろというのか二人ともわからんまま話が続いていくという結構シュールな会話。 10年くらい上の香山リカがやりこめられているような気がする。

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2010/01/20

☆気になった言葉 ・守破離 ・今は情報が見えすぎてる  -たとえばクラスで一芸に秀でていても、ネットでもっとすごい人がたくさんいることを思い知ってしまう。 ☆香山さんの主張 ・努力を止めてもいい ・会社では成長を見てくれる、仕事の相談は出来ないけど気軽に愚痴を聞いてくれる  -こ...

☆気になった言葉 ・守破離 ・今は情報が見えすぎてる  -たとえばクラスで一芸に秀でていても、ネットでもっとすごい人がたくさんいることを思い知ってしまう。 ☆香山さんの主張 ・努力を止めてもいい ・会社では成長を見てくれる、仕事の相談は出来ないけど気軽に愚痴を聞いてくれる  -こういったことも大切なのではないか。 ・ダメな人間を置いてかないでほしい。というメッセージ ☆勝間さんの主張 ・がんばり方を間違えてる人が多い。 ・遊軍を入れると企業が成り立たない ・美人すぎるとそのスキルだけを使って生き残るから残りのスキルを磨く必要がなくなり、退化する。 勝間さんと香山さんでは、今まで接してきた人間達があまりにも違うからこのように意見の相違が起きるのではないか。というのがこの議論を読み終わって最初に思った感想です。 勝間さんは日本の経済や企業の成長を意識した「人」をとらえている。(今まで0~5の力の人を10~90まで引き伸ばしたい)香山さんはウツ状態など、どこか故障を抱えてしまった「人」を拾い上げるところに重点を置いている(今まで-50~-10の力の人を0~5まで引き伸ばしたい)のではないかと。 また、香山さんは「感情」で話していて勝間さんは「論理」で話していました。 僕は精神的に調子が悪くなったこともないし、努力すれば大概のことは何とかなると思ってる人なので、勝間さん派です。勝間さんの方がアイディアや具体案が沢山出ていましたしね。 ただ、勝間さんを誤解されてたり、信者になりきっている人もいるっぽいので、そういう人たち(偽カツマー)を止めるストッパーの役割を香山さんとこの著書が担っているのでしょう。

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2010/01/19

会話がかみ合っておらず、読んでも特に何も残らない。 勝間和代は他人を幸せにするために努力しないと幸せになれない、というようなことを言っていたと思うが、そこには需要に応えないと対価を得られないという市場の原則のこと以上の意味はないと思うし、それ以上の意味を与えるとしたら、それはも...

会話がかみ合っておらず、読んでも特に何も残らない。 勝間和代は他人を幸せにするために努力しないと幸せになれない、というようなことを言っていたと思うが、そこには需要に応えないと対価を得られないという市場の原則のこと以上の意味はないと思うし、それ以上の意味を与えるとしたら、それはもはや宗教だと思う。 一方で毎日おいしいパンを食べることが幸せ、とも言っていた気がするが、さっきの幸せ論と矛盾してないか? 他方、香山リカも勝間和代を目指さないと書いて時代の空気をつかんだまでは良かったが、じゃあどうするというと明確な対抗軸を示せておらず、勝間的生き方はなんか嫌、ということしか言えてないのががっかり。 敢えて言うなら、香山リカの努力をしないでも(できない人でも)生きられる社会が望ましいという点には賛成だが、生きる権利とは思わない。努力しなくても生きられる世の中かどうかは、われわれがどんな社会を選択するかにかかってくるので、普遍的に努力しなくても生きる権利などないと思うし、普遍的に認められることなどないだろう。 まあこの辺は程度問題なので言ってもしょうがないが、境界線を引くとすれば「人は他人に迷惑をかけない限り何をしてもよい」、という他害原理は普遍的だと思っている。 何をしても良いので当然生きてもいいわけであるが、誰かが自動的に私を生かしてくれるわけではない。 それにしても、そもそも話題性だけで売り出したような本なので内容を期待するべくもないのだが、これほど深まらないとは思わなかった。 頑張らない生き方はOKか、的なテーマは朝日新聞らしいのだが、結論がぜんぜん導き出されないところも新聞記事をまとめた本のようである。

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