ワーキング・ホリデー の商品レビュー

坂木司【著】

2013/02/24

設定としては、割りとよくあるような子供がいきなり来ちゃってどうしようって言うお話。
不器用なお父さんと、しっかりした子供がひと夏を過ごしてわかりあうっていう。
終わり方も、前向きでだけど全部は語らない感じがちょうど良い。
進くんが言うことは家事が苦手なわたしにとってちょっと耳が痛いことも。

2013/02/02

話自体はいかにもフィクションなんだけど、
父子の関係がだんだんとできあがっていく感じは、
なんかわかるかもなぁ~と思えました。
男親にしかできないことってやっぱりあるだろうし、
なんかうらやましい（笑）
ここぞ！というときに頼りになったり、
男としての生き方を教えてくれるところは、
チャラチャラしてててもカッコイイなぁ。

最初、進がやたらとしっかりしていて、かわいげがないくらいだったけど、
だんだん子どもらしい部分が見えてきて、かわいかった♪
周りの登場人物もいい人だらけだし、
安心して読めるほのぼのしたお話でした。

2013/01/27

元ヤンのホストの元に突然息子を名乗る子どもが現れ…と、どこかで聞いたようなあらすじだと思ったら、昨年秋に映画化されていたんですね。

これまで読んだ坂木作品では、和菓子の世界、クリーニング業界と身近なようだけど、その奥深さは知られていない職業の話が興味津々で楽しかった印象があります。本作では宅配業界が舞台になっていますが「和菓子のアン」「切れない糸」ほど、職業話には余り興味が持てず…

裏を返せば、不慣れな父親としての役割を懸命に勤める主人公と、大人びてしっかりものだけど甘え下手な息子の関係を描いた、ハートフルなドラマに集中できたと言えるかも。ベタなお話な印象もありますが、クライマックスで主人公が冷蔵庫の前で豆腐を食らう場面は少々ジーンとくるものがありました。

前に読んだ２作ほどではありませんが、そこそこ楽しめました。続編も出ているそうなので、機会があったら手に取ってみようと思います。

2013/01/17

元ヤンでホストの大和。ある夏休み小学生が大和を訪ねてやってくるところから始まる。
割とベタな展開ですが、宅急便という仕事をよく取材して、読みやすくハートフルに仕上げてきたかんじ。悪人が出てこず、あったかな雰囲気。

2013/01/12

分かり切ったストーリーなのに、読み終わってほろりとするのは、なぜなのか！
不器用なふたりの気持ちが、絶妙によかった！

2013/01/10

ちょっと前に和菓子のアンを読んで軽く読めるタイプの作家さんかなーと、坂木さんの他の本も読んでみたいと思いました。
引きこもり探偵シリーズを薦められたけど、本屋で見つからず本書を購入。

凄い可愛らしい話でほっこりしちゃいました。買って良かった。続編あるらしいので早く読みたいなあ。

てか、ワーキング映画化してるんですか？AKIRAが大和かあ…
観たいような観たくないような。

2013/01/10

ホストが宅配便ドライバーに突然息子まで！早くドラマ化して欲しいー！と勝手に頭の中でキャスティングして読んじゃいました。

2012/12/16

坂木司さんの本は前にシンデレラティースを読んで、正直そんなにハマれませんでした。
でもこの人の他の本も読んでみたいなと思ってレビューとか見てて、ワーキングホリデーが１番気になりました。
評価も高かったし、あらすじ読んだら内容がすごい面白そうって思いました。

読み終わったら子供がほしくなりました(笑)
進がすっごくかわいいです。
しっかりしてていい子で、進みたいな子供だったら文句ないですね。
母性本能がくすぐられます。
あと元ヤンでホスト上がりの宅配屋さんがいたらなんか楽しそうって思いました。

内容は漫画とかでありそうな感じだけど、期待通り面白かったし読みやすかったです。
読んだ後幸せになれるような、思わず笑顔になれるようなそんな話でした。

2012/12/12

町で見かけるクロネコヤマト便が好きになってしまいました。今度、荷物が届いたらすぐにハンコ持って出て、ありがとうございます!! て言おう。あと料理も頑張ろう。そういう本です。

2012/11/24

大人のファンタジー。やまとは人のために働く喜びとか、創造力とかを知り、できることをしよう、と思えるようになった。たいした進歩だわね。
進も可愛い。けなげだけど子供。つっぱったりするところこそ「子供らしい」っていうことなんだろね。
いつか一緒に暮らせるといいなあ。そのときのお話もよみたい。幸せの思えるようにお裾分けされたい。
あ、やまとのように過ごしてればいいかな？