ねにもつタイプ の商品レビュー
時間つぶしにはいいです。 箸休めみたいな、ウエハースみたいな、そんな本。 私の好きな宮沢章夫にちょっと似てるかも。
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エッセイと妄想の挟間。 ロープウエイ風呂がいつまでもイメージがのこっていて、ふとしたときに思い出してしまう。 以前図書館でハードカバーを借りたのですが、面白かったので文庫で買って再読。
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頭の中でリフレインし続ける「ホッホグルグル」との格闘。コアラの鼻の材質。自分以外は誰も覚えていないあったはずの「べぼや橋」…くだらなくともつい笑ってしまう奇想妄想のエッセイ集。 とてもどうでもいいことばかりなのだけれど、不思議な妄想に笑ってしまう。よくこんなこと考えるなぁとつ...
頭の中でリフレインし続ける「ホッホグルグル」との格闘。コアラの鼻の材質。自分以外は誰も覚えていないあったはずの「べぼや橋」…くだらなくともつい笑ってしまう奇想妄想のエッセイ集。 とてもどうでもいいことばかりなのだけれど、不思議な妄想に笑ってしまう。よくこんなこと考えるなぁとつい感心してしまいます。そして本業はさすが翻訳家というべきなのか…文章とても上手で読みやすく、ついつい引き込まれてしまう一冊です。
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素晴らしい翻訳家である岸本佐知子さんは、とどめを知らぬ妄想力とただしいユーモアの持ち主でもあるのだ。読み終われば世界がほんのすこしちがって見えてくる。
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妄想がしだいにおかしな方向へいき、それが連鎖してとんでもない方向へ向かっていく。その妄想大爆発が、とてもかわいらしい。
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なんだか変なワールドなんだけど、けっこう読んでしまう。いちいち日常の細かいところにつっこんでいく筆者に、感動すら覚える。なんだかひとつの芸術って感じがした。ゴキブリに戦闘機みたいな名前をつけてるとことか、面白い。
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コアラの鼻の素材は何か。「人間」の読み方は本当に「ニンゲン」で良かったんだっけ。プリティウーマンの歌の出だしの所だけ永遠に頭の中で回る。 日常の小さな妄想が、生活すべてを支配していつしか世界を覆いつくす不可思議なエッセイ。 クラフト・エヴィング商会の装丁と挿絵が、いい味を出して...
コアラの鼻の素材は何か。「人間」の読み方は本当に「ニンゲン」で良かったんだっけ。プリティウーマンの歌の出だしの所だけ永遠に頭の中で回る。 日常の小さな妄想が、生活すべてを支配していつしか世界を覆いつくす不可思議なエッセイ。 クラフト・エヴィング商会の装丁と挿絵が、いい味を出している。
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2007年に第23回講談社エッセイ賞を受賞した、翻訳家・岸本さんのエッセイ集。 この1月に文庫版が発行されたのをきっかけに、ある書店の「おすすめ本」になっていた。これ、「クラフト・エヴィング商會」が挿画・装丁を担当していて、1編ごとに内容に応じた機知に富んだ絵がついてくる実に贅...
2007年に第23回講談社エッセイ賞を受賞した、翻訳家・岸本さんのエッセイ集。 この1月に文庫版が発行されたのをきっかけに、ある書店の「おすすめ本」になっていた。これ、「クラフト・エヴィング商會」が挿画・装丁を担当していて、1編ごとに内容に応じた機知に富んだ絵がついてくる実に贅沢な本。 読んでいて、声に出せない笑いがこみ上げて来て、思わずにやり、クスリとしてしまう。収録されている48編で取り上げられる話題が全編これでもかという可笑しさに満ちている。
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エッセイともほら話ともつかぬ、でもどれかは一度は感じたことのあるような、そんなお話し集。わたしも「目玉遊び」は幼い頃からやってました。最近はそれが酷くなり「飛蚊症」だと知りました。
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大好きです。この人と、友達になりたい。 絶対気が合うと思うんだ。 ずっと手元に置いて、気が向いた時に。 眠れない夜にも最適。 さらに眠れなくなります。
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