TRIP TRAP の商品レビュー
旅の過程やそこからうまれるもやもやとしたやり場のない感情、愛しい人を通して芽生える当人でも名付けられない消化不良な感情を綴った短編集。なんというか、まるくなったなあ、全体的に。面白さとか、ストーリー性が皆無でも、この人の書くモノはなんだって、いつだって気になっちゃって、読まずには...
旅の過程やそこからうまれるもやもやとしたやり場のない感情、愛しい人を通して芽生える当人でも名付けられない消化不良な感情を綴った短編集。なんというか、まるくなったなあ、全体的に。面白さとか、ストーリー性が皆無でも、この人の書くモノはなんだって、いつだって気になっちゃって、読まずにはいられないので買ってしまいました。多分書き手本人に興味があるからだと思うのだけど。ゆるゆると気ままに酒でも飲みながら読むのがお似合い。TRIP TRAPというタイトルは非常に素敵だと思います。だって旅先は罠だらけ。帰って来る頃には自分も、他人と行ったらその関係性だって変わってしまうかもしれないもの。
Posted by
蛇にピアスのイメージしかなかったので、ドキドキだったが、しっかり読めた。旅の連作で、主人公ユイの年代記と読めなくもない。人物設定が謎のままの作品もあった、作者の体験がどこまでなのか不明だが、4ヶ月の子供連れての飛行機の旅は笑えた。
Posted by
この人どこかしら自分に似た部分を感じて無視できないです。 「憂鬱のパリ」と「夏旅」が特に良かった。
Posted by
この手の本はあまり読まないから、まぁ楽しめた。 ハワイの話は共感できる部分も多かった。 旅で、大人になるというよりも、旅が成長を実感させるといった方が近い気もしたけど・・・
Posted by
正直なところ、面白いと思える点がありませんでした。 海外旅行とかに興味がある人ならまた違った感想なのでしょうか。
Posted by
まあいつも通りの金原ひとみさんでした。ストーリーも無ければきっとたぶん意味も無い。でも読みたいと思う気持ちを抑えられないのはどうしてなのか分からない
Posted by