前巷説百物語 の商品レビュー
今回も素晴らしき作品でした。 若き日の又市。まだ、仕掛けが甘く隙があれど、それでも強い思いを持っているのが読み取れます。この若き日の話がこの先に繋がってくるのかと思うと本当に面白い。前3作とはまた違う意味で面白かったです。はらはらするというか、なんというか。
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『了~』に向けて。 おそらく本作から初読の筈。 まだ青い又市と仲間たちとの出会い、別れ。 いつになく爽やかな連作と思っていたところで終盤の2編。 まさか若かりし頃の又市と"祇右衛門"の対決が見れるとはね…。 ということは当然おぎんさんも出てくるし、チラッと考物の百介まで現れたりファンサービスも充実していて大満足です。
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再読。 『病葉草紙』を読了した後、気になって読み返した。 前半はとても楽しく読めたんだけれど、後半がね……もう、人が沢山死んじゃうので、痛々しい感じになってしまう。 切ない…… シリーズ読み返そうかなあ……
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切ない。 読み終わった後の無常感…… 又さん林さんコンビが好き。 青くても何とかしようと悩んで足掻いてる又さんの姿は、なんというか、読みながら応援してた。
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最高!面白かった〜 切ない読後感。旧鼠が「続巷説」の狐者異、「まだ生きるつもりかえ」というおぎんさんの言葉につながると思うとシリーズ構成の旨さに震えるし、犠牲になった宗右衛門さんに思いを馳せてしまう。 御業の又市になる前の損料屋時代の話。 若い又市もとても良い。本当に青臭く書か...
最高!面白かった〜 切ない読後感。旧鼠が「続巷説」の狐者異、「まだ生きるつもりかえ」というおぎんさんの言葉につながると思うとシリーズ構成の旨さに震えるし、犠牲になった宗右衛門さんに思いを馳せてしまう。 御業の又市になる前の損料屋時代の話。 若い又市もとても良い。本当に青臭く書かれているのがすごい。又市の御業乞食の原点がここにあった。 読みやすい美しい文章はもちろん構成やキャラクター作りの旨さ、事件の面白さでぐいぐいその世界に引き込まれて物語に没頭してしまう。是非、初めは時系列ではなく刊行順に読み進めることをオススメ。極上の余韻と京極先生の職人技に浸れるはず。 京極先生の本はレンガ本とか言われているけど面白すぎていつもあっという間に読了してしまうから分厚さに怯むことは一切ないな。
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久しぶりの百物語シリーズ。 久しぶりすぎて前作の内容を思い出せない。シリーズものを記憶できなくなってきたのは年かもしれない。一気読みしたほうがいい。 巷説百物語につながるのでどうなるかわかってはいるものの。呪術2期と同じでちゃんと楽しめる。又市が相変わらず照れ屋で優しくていいやつ...
久しぶりの百物語シリーズ。 久しぶりすぎて前作の内容を思い出せない。シリーズものを記憶できなくなってきたのは年かもしれない。一気読みしたほうがいい。 巷説百物語につながるのでどうなるかわかってはいるものの。呪術2期と同じでちゃんと楽しめる。又市が相変わらず照れ屋で優しくていいやつ。 自分は散々青臭いと言われてきても、百介には絶対言わないところが優しい。 そんな又市の青春が見られます。 何度も書くけど、一作目の潔さが1番好きです。登場人物への感情移入はそこそこでいいのよう。でも続き読みますけどね。 夏なので京極夏彦どんどん読みます。
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2度目の読了なのに 全く覚えがなかったので とにかく新鮮に読めた。 こんなに面白かったっけ? 京極夏彦の作品は京極堂シリーズから入ったので、 時代もキャラクターも全く違うこのシリーズは面白くないって思い込んでいたのかな。 ただ、最後の話はいただけない。 人が死にすぎる。 そ...
2度目の読了なのに 全く覚えがなかったので とにかく新鮮に読めた。 こんなに面白かったっけ? 京極夏彦の作品は京極堂シリーズから入ったので、 時代もキャラクターも全く違うこのシリーズは面白くないって思い込んでいたのかな。 ただ、最後の話はいただけない。 人が死にすぎる。 そこだけが残念。
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最初はこんなに読みにくいの、大丈夫かなあと思った。 でも他の人のコメントを読んで、これは途中で投げたら、勿体無いかもと読み進むうちに、どっぷりとはまってしまった。 現代にも通じる人間の心理を、なるほどと思いながら読了 辛抱強く読み始めることを勧めます。
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再読。巷説百物語シリーズ第四弾にして又市が御行の又市になる前の物語。再読というだけあってちらほらとは覚えていたのだがこのシリーズは何度読んでも感情が揺さぶられる。特に今作はまだ青臭い又市さんが語り部というのもあって、今までのシリーズでは分かりにくかった彼の根っこの部分がよく見える...
再読。巷説百物語シリーズ第四弾にして又市が御行の又市になる前の物語。再読というだけあってちらほらとは覚えていたのだがこのシリーズは何度読んでも感情が揺さぶられる。特に今作はまだ青臭い又市さんが語り部というのもあって、今までのシリーズでは分かりにくかった彼の根っこの部分がよく見えるようになっている。こういう下地があってこそあの又市さんになったんだなぁ…。
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いやー、面白い。最後の旧鼠に至ってはホントに読むのが止まらなくなった。又市にあんな過去があったとは。続きが読みたいなぁ。
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