一歩を越える勇気 の商品レビュー
無酸素・単独エベレスト登頂を目指すアルピニスト、栗城史多さんの本。 お正月にNHKの番組で泣きながらダウラギリに登っていたのを観て、どんな人なのか気になってネットで調べ、本書を購入。 私自身が今進路に迷いを感じている事もあって、自分の好きな事に迷いもなく取り組んでいる人は一体...
無酸素・単独エベレスト登頂を目指すアルピニスト、栗城史多さんの本。 お正月にNHKの番組で泣きながらダウラギリに登っていたのを観て、どんな人なのか気になってネットで調べ、本書を購入。 私自身が今進路に迷いを感じている事もあって、自分の好きな事に迷いもなく取り組んでいる人は一体どうやって打ち込めるものを見つけたんだろうと疑問に思った事、又、自分の進路に迷いを感じているというのは、実際は現実の嫌なことから単に逃げたいだけなんじゃないかとも思っていたので、頑張っている人の努力を知る事で自分の甘さを戒めたいと思った事から、読みたいと思った。 特に印象に残ったのは、「夢をかなえる方法」。 夢を周りの人々と共有する事で、夢は近付いてくるんだという事。今まで似たような事を耳にした事はあったものの、いまいちピンとこなかったのだが、「本気」と「無欲」である事が周囲の共感と支持を呼び、自分の夢の実現に大きな力になるという説明はとても納得できた。 「エベレスト生中継の資金は莫大で、どうしても必要だった。だが、僕は正直に言って資金が集まるかどうかというのはあまり重要ではないと思っていた。それよりも、今日の前にいる人の話を熱心に聞いていた。スポンサーになってくれる事はとれもうれしいが、その前に、人として人を大切にすることの方が重要だと思う。だから、社長さんと接している時でも、実は僕はよくを持たない。厳密に言うと、無欲と言うよりは素直なのだ。」 人間関係もコミュニケーションのスキル云々ではなく、目の前の相手を尊敬する事で出来上がっていくんだなあと改めて実感。 何かと気付きが多い本でした。 あと、お父さんと温泉のエピソードが素敵。 心があったかくなりました♪ くりきさんありがとう~
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体力・体格は平均以下の著者が、 世界7大陸最高峰無酸素単独登頂を目指す。 残るはエベレストのみ!コレが成功すれば世界初!! 今私が一番応援していて、 尊敬していて、心配していて、 感動をもらっている生ける伝説兼ヒーローの著者。 以前から応援していて、本を買うことで応援できたらと...
体力・体格は平均以下の著者が、 世界7大陸最高峰無酸素単独登頂を目指す。 残るはエベレストのみ!コレが成功すれば世界初!! 今私が一番応援していて、 尊敬していて、心配していて、 感動をもらっている生ける伝説兼ヒーローの著者。 以前から応援していて、本を買うことで応援できたらと思って購入。 山を登る理由。 死と隣り合わせの登山の戦い・葛藤。 夢を持つ大切さ。語る大切さ。 登山に目覚める以前の様子。 などのエピソードが描かれます。 語り口は軽く読みやすい。 若い著者は普通の人間だというが、確かに普通の人間で 歳も近いこともあって勇気をもらえるし、私も夢を持とうと思うようになる。 しかし普通の人間でもないところもあっておもしろい(どっちだw) なんで卒業式直前に・・・・www ただ登頂するだけが目的じゃない。 目的は感動を共有すること。それが死ぬ確率が高まろうとも。。。 本当に死と隣り合わせ。 コレを読んだ弟が言ってたが「なんで今生きているのかが分からない。」 確かに卒倒するほど馬鹿みたいに過酷な状況。 だって酸素が足りなくて目が見えなくなったり、 一歩足を出すのに深呼吸を10回もしないといけなかったり。 そんな過酷な状況へ果敢に挑む。 確かに死んでいてもおかしくない。 エベレスト登頂とはこういうものなのか。 喜びも悲しみも楽しみも勇気も感動も全部ゲージマックスで味わえる本。 彼を応援せずして誰を応援する!是非読んで!
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単独・無酸素でのエベレスト登頂に挑戦する若きアルピニスト、栗城史多。これから絶対に有名になること間違いありません。彼の夢に向かう姿勢に感動します!!
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