[映]アムリタ の商品レビュー
ホラーに近い話。ラストでざわざわした。犯人がなんでそんな事したかったのかわからない。ほんとざわざわするなぁ。20100818
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久しぶりにガッツリと引き込まれた。キャラのかけあいはテンポ良いし、文体もドライブ感があってスイスイ読める。 ラストの展開にはびっくりしたし、読み終わったあとにうおお…と唸っちゃったw 気持ちの良い読書体験でした。
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ミステリー要素とSF要素のある青春小説。 変装に気付かないのはどうだろう・・・。 表紙の人は最原というより画素のイメージ。
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最初はただ映画を作るだけの恋愛物語かと想っていましたが、中盤からものすごい勢いで作品に惹き付けられました。 終盤の二転三転する展開には恐怖に似た感情と共に異常なまでの興奮を抱いた。 現実離れした飛んでいる内容ですが、この作品に出会えたことに感謝したいです。
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思春期の頃にノートに書いて途中で放り出したような、隔絶された楽しい青春の世界。 天然ボケとつっこみの会話はちょっと寒かったかも。 最後まで読んでから、再読すると伏線がわかって面白い。 でも同時に登場人物の意図がわかってぞっとする。 以下、ネタバレ感想。 再読すると...
思春期の頃にノートに書いて途中で放り出したような、隔絶された楽しい青春の世界。 天然ボケとつっこみの会話はちょっと寒かったかも。 最後まで読んでから、再読すると伏線がわかって面白い。 でも同時に登場人物の意図がわかってぞっとする。 以下、ネタバレ感想。 再読すると、ブルース・ウィリス主演のあの映画を観たときの気持ちが甦る。 すでに殺されていながら、それに気づかない被害者の一人称ってことだもんね。 「犯人」が手に入れようとしたものと、それに対する犠牲の比重がすごく歪んでいる。そこが怖かった。 全てギミックととらえて読むべきで、感情移入するのはいかん小説なのかな? 「犯人」が欲しかったものは最初の頃に明示されている。 けど、それを、本文中にあるような方法で手に入れてしまったら、その価値が台無しになってしまう。 それに気づかなかったのだろうか。 きれいな蝶々をつかまえて、自分の手元に置こうとして殺してしまうようなものだ。 ことさらに、亡くなった彼を凡人・俗物と描いていたのがにくい。 そこまでしてつかみとったものは、そんな価値があったのか? あんな風に人を試したりしない方が、かえって本当に欲しいものに手が届く道だったのではないか。 「犯人」が才能と労力を尽くして手に入れたものが、あれだった… というのが、 いちばんぞわっときたたポイント。
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【ストーリー】 自主制作映画に参加することになった芸大生の二見遭一。その映画は天才と噂されるつかみどころのない性格の女性、最原最早の監督作品だった。最初はその天才という呼び名に半信半疑だったものの、二見は彼女のコンテを読み始めた瞬間、その魅力にとりつかれてしまう。彼女が撮る映画、...
【ストーリー】 自主制作映画に参加することになった芸大生の二見遭一。その映画は天才と噂されるつかみどころのない性格の女性、最原最早の監督作品だった。最初はその天才という呼び名に半信半疑だったものの、二見は彼女のコンテを読み始めた瞬間、その魅力にとりつかれてしまう。彼女が撮る映画、そして彼女自身への興味が二見を撮影へのめりこませていく。そしてついに映画は完成するのだが―。第16回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”受賞作。 【コメント】 文体は淡々としていていながらも適度な軽さがあって、中盤辺りまでは何も考えずにスラスラと読み進めることができる。良い意味で問題なのはそれ以降。突如急加速する物語に魅き込まれ、そこからラストまでは一心不乱に読み切ってしまった。いや、読み切らされた。そしてラストで憶えたのは『戦慄』。 詳しく書けば書くほど魅力が損なわれる気がするので、とりあえず読んでみて下さい。
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ミステリ風ホラー、あるいはホラー風ミステリ。前半のテンポ良い掛け合いで進む青春小説風のノリがある時点から一転し……。ラノベだからと侮る事なかれ。謎解き要素は少し薄いもののラストのサプライズは衝撃的。この後味の悪さが素晴らしい。
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予想していたよりも、内容的に考えさせられたりしました。 ラストは、この作品らしいというか、最原という人間を象徴させるようでした。
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なんともいえない後味です・・・。表紙の雰囲気に騙されました。 最初は、芸大生が自主制作映画を撮る青春ストーリーなのかと思いきや、話はどんどん怪しい方向に進んでいき、しかも落ち着いたと思ったところでまた落とす、というまるでホラー映画っぽい作品でした。 ホラーではありませんが。 ...
なんともいえない後味です・・・。表紙の雰囲気に騙されました。 最初は、芸大生が自主制作映画を撮る青春ストーリーなのかと思いきや、話はどんどん怪しい方向に進んでいき、しかも落ち着いたと思ったところでまた落とす、というまるでホラー映画っぽい作品でした。 ホラーではありませんが。 自主制作映画の監督を務める天才少女・最原最早のつかみどころのなさが、ひたすら怖かったです。 彼女の作る映像にはありえない力があるのですが、それが科学的に説明されており、妙なリアリティがありました。 文章が少し読みにくい感じがしましたが、なんともいえない吸引力のある作品だったので、★3つ。
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恋愛アドベンチャーのバッドエンドみたいな終わり方。俺はあまりこういう作品は好きではないです。 でも最後まで読み続けてしまう何かは持っていると思う。実際俺はなんかなーと思いつつ読み続けてしまいました。 こういう作品は読んでて悔しくなるなぁ。
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