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不幸な国の幸福論 の商品レビュー

3.8

61件のお客様レビュー

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2014/06/06

幸福の得方には疑問が残った。現代人が不幸な理由についてはなるほどと思った。特に悩み抜く力の欠如はひしひしと感じている。

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2014/01/05

作家にして医師である加賀乙彦先生による警世の書。 いきすぎた物質主義に対して、古今東西のデータでもって科学的に批判している。ところどころ首を傾げたが、全体的には納得できた。「常識的な」当世批判だ。 とりわけ面白かったのが、老人の生き方についての部分だ。肉体が衰えていくなか、時間を...

作家にして医師である加賀乙彦先生による警世の書。 いきすぎた物質主義に対して、古今東西のデータでもって科学的に批判している。ところどころ首を傾げたが、全体的には納得できた。「常識的な」当世批判だ。 とりわけ面白かったのが、老人の生き方についての部分だ。肉体が衰えていくなか、時間をいかに主体的に使うか。要は気の持ちようなのであるが、その例示が面白い。動けないなら眺めればよいではないか。など。

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2013/11/04

世間一般の幸福論から 日本人特有の考え方からとらえた幸福論。 精神科医でありながら小説家でもある著者ならではの視線から見た、 不幸な国日本。

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2013/08/24

だれがみても とても不幸な国の日本 そこで、幸福を生むにはどうするか。 吾唯知足(われただたるをしる)だとおもいます。

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2013/04/28

時代がどんなに暗かろうと、その人の置かれた状況がどれほどつらいものであろうと、自分なりの目的に向かって歩き続け、希望を抱き続けることで、人は幸せになれる。

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2013/03/20

筆者の考えをひたすら書いてある。共感できるものだが、論は一般的なものだと思う。結局考え方次第というような結論に聞こえた。

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2013/02/20

幸福とは何か?人類普遍のテーゼである幸福の在り処や人の生き方を描いたもの。著者の体験談や本の引用が各所に散見され、著者の考えに肉付けがなされ説得力のあるものになっているように思われました。 現代社会に蔓延る「不幸」は、実は自分自身が招き寄せたものではないか? 政治が上手く動かな...

幸福とは何か?人類普遍のテーゼである幸福の在り処や人の生き方を描いたもの。著者の体験談や本の引用が各所に散見され、著者の考えに肉付けがなされ説得力のあるものになっているように思われました。 現代社会に蔓延る「不幸」は、実は自分自身が招き寄せたものではないか? 政治が上手く動かないのを政治家だけの責任にしていいのか?私達国民が「考える」ことを放棄したことが幸福を逃しているのではないか? 幸福はしなやかな生に宿る。考え方を柔軟にすることで、私達は「快楽のトレッドミル」から降り、幸福を正しく捉え、死を怖れることなく悔いのない人生が送れるのだと、著者は言っています。 単に幸福論を読みたい方にもおすすめですが、著者の読書経験の豊富さに圧倒された私は、次に読む本を探すうえで非常に参考になったため、幸福論やそれに関係する書物を探している人にも是非読んでいただきたいと考えています。

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2013/01/03

作品を少し読ませてもらいましたが、私は自分の考え等をはっきり言えなく、悩みでもありましたが、この本を見たらもっと自分の考えをしっかり伝えようと思えたし自信もわいてきました ! ほとんど読んでませんがほんとに感謝です♪ 読んで思ったのが、日本人の控えめなところはそれはそれで日本の特...

作品を少し読ませてもらいましたが、私は自分の考え等をはっきり言えなく、悩みでもありましたが、この本を見たらもっと自分の考えをしっかり伝えようと思えたし自信もわいてきました ! ほとんど読んでませんがほんとに感謝です♪ 読んで思ったのが、日本人の控えめなところはそれはそれで日本の特徴というか個性というか、日本の文化による性格なのではないかと思いました。 それでもこの本のおかげで、私は自分の意思をしっかり持ちつつ、今の性格も尊重していこうと思えることができたので、よかったです。

Posted byブクログ

2012/11/28

1929年生まれの精神科医で、東京拘置所の医務技官や東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を務めた人の話。少々右寄りだが、国際的感覚を持った日本人であれば、正道な主張と感じる。 高齢者による万引きや介護疲れ殺人が急増していること、パスカルの賭けの話(パスカルは、著書『パンセ』の中で...

1929年生まれの精神科医で、東京拘置所の医務技官や東京医科歯科大学助教授、上智大学教授を務めた人の話。少々右寄りだが、国際的感覚を持った日本人であれば、正道な主張と感じる。 高齢者による万引きや介護疲れ殺人が急増していること、パスカルの賭けの話(パスカルは、著書『パンセ』の中で、神はいないとしても、いると信じると考えた時の利益の方が大きいことを指摘したもの)は面白い。 「神よ、私たちにお与え下さい。 変えることのできないものを受け入れる冷静さと、 変えることのできるものを変える勇気を、 そして、その二つを見分けるための知恵を」 (ラインホールド・ニーバー牧師の1943年マサチューセッツ州での祈り) これには、感動しました。

Posted byブクログ

2012/10/16

一般論。流し読みでよし。受験のとき小論文でこういうの書いたー。 日本人がひとと違うことに対して悩んで精神科にかかるのに対し、フランス人は人と同じになってしまうことに悩むってのはおもしろかったけど、あとはほんと読まなくていいと思われ。

Posted byブクログ