不幸な国の幸福論 の商品レビュー
2009/12/19 著者は日本の小説家で精神科医である、加賀乙彦。 『他者を過剰に意識することは、 言い換えるなら、自分の評価を他人に ゆだねてしまっているということです。(p.60)』 現代を生きる日本人独特の陥りがちな心の問題について、 精神科医としての多彩な経験から...
2009/12/19 著者は日本の小説家で精神科医である、加賀乙彦。 『他者を過剰に意識することは、 言い換えるなら、自分の評価を他人に ゆだねてしまっているということです。(p.60)』 現代を生きる日本人独特の陥りがちな心の問題について、 精神科医としての多彩な経験から誠実に語りかけてくる。 自分を客観的、冷静に見つめなおすよう働きかけてくれる良書。 また、著者が影響を受けたいくつかの書籍も紹介しており、 見地が広がりました。
Posted by