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ロジカル・ディスカッション の商品レビュー

4.2

25件のお客様レビュー

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2021/02/20

会社の会議や打ち合わせで頭の中がこんがらがってしまう人にオススメです。 書いてあることを実跡すれば、ロジカルな議論ができるようになります。とてもオススメの一冊です!

Posted byブクログ

2019/06/28

案外一番の問題は、「ロジックが通じない人もいる」ということ。同じルールの中でディスカションをできるのならばスムーズに結論に行き着くだろう。実際にはそんなことはなかなかない。上の人がロジックを理解しないことが一番しんどい。 互いが納得のいく結論を得るために、ロジカルな議論の仕方...

案外一番の問題は、「ロジックが通じない人もいる」ということ。同じルールの中でディスカションをできるのならばスムーズに結論に行き着くだろう。実際にはそんなことはなかなかない。上の人がロジックを理解しないことが一番しんどい。 互いが納得のいく結論を得るために、ロジカルな議論の仕方・考え方について述べている。ファシリテーターにスコープしているようだが、議論する人も知っておくべきことばかり。 本書に記載の指摘の仕方には少々角がある。 F だから何なんですか? F それで、何をおっしゃりたいのですか? F で、ご意見は何ですか? ロジカルディスカッションには3つのメリットがあるという。 1.複雑な事象を扱える 2.物事の本質を捉える 3.説得力のあるコミュニケーションができる

Posted byブクログ

2016/12/30

ファシリテーターの会議の進行部分について、ロジカルディスカッションになるためのポイントをまとめている。 ロジカルにするための会議への戦略、会議の流れの分析、会議をロジカルにするためのテクニックなどが図解も入れながら上手に解説されている。 5つの役割と12の基本動作(P.18)...

ファシリテーターの会議の進行部分について、ロジカルディスカッションになるためのポイントをまとめている。 ロジカルにするための会議への戦略、会議の流れの分析、会議をロジカルにするためのテクニックなどが図解も入れながら上手に解説されている。 5つの役割と12の基本動作(P.18)をまとめておく。 1.要約する ①論点を明らかにする ②ポイントをまとめる ③わかりやすく言い換える 2.検証する ①筋道を明らかにする ②筋道のゆがみを正す ③筋道の偏りを正す 3.整理する ①テーマを分解する ②意見を分類する 4.統合する ①優先順位をつける ②上位概念をつくる 5.構造化する ①構図を選ぶ ②切り口(視点)を選ぶ 別巻のファシリテーション・グラフィック(見える化)を入れたり、巻末のフレームワークの説明などをいれながら、より洗練すると良いのではと思った。

Posted byブクログ

2016/09/12

ファシリテーションスキルのうち、「ディスカッションをどうコントロールするか」にフォーカスした本。章立てとして必要事項がよく整理されており、具体的にどういう考え方で何をすればよいのかもわかりやすい。ただ、文章の端々から会議の主体である参加者に対する敬意が欠けているような姿勢が読み取...

ファシリテーションスキルのうち、「ディスカッションをどうコントロールするか」にフォーカスした本。章立てとして必要事項がよく整理されており、具体的にどういう考え方で何をすればよいのかもわかりやすい。ただ、文章の端々から会議の主体である参加者に対する敬意が欠けているような姿勢が読み取れるのがマイナス要因。それを差し引いてインデックスと使うのが良さそう。

Posted byブクログ

2015/09/23

議論をまとめて全員が受け入れられる結論に至るまでの要点、特にファシリテーションの観点からのポイントを分かりやすくまとめている良書。たまにこういうスキル系の書籍を読むと、頭が整理されて気持ち良い。 基本的なことは「ロジカルに考えること」とある。感情的にならず、ヒトではなくコトに焦点...

議論をまとめて全員が受け入れられる結論に至るまでの要点、特にファシリテーションの観点からのポイントを分かりやすくまとめている良書。たまにこういうスキル系の書籍を読むと、頭が整理されて気持ち良い。 基本的なことは「ロジカルに考えること」とある。感情的にならず、ヒトではなくコトに焦点を当てて冷静に物事に向き合う姿勢が大切ということ。さらには「考え得る最良の結論を導き出す」という意思と思考の粘着力が必要だろう。それがないと、安直な答えに飛びついてしまう。 ①要約する、②検証する、③整理する、④統合する、⑤構造化する、というステップを踏んで議論をまとめていく。最初は発散しながら、本当かどうかを確認し、統合へ移っていく。最終的には構造化して真の課題にたどり着き、分かりやすいコミュニケーションを実行するということになる。 単なるスキルの羅列ではなく、参加者の感情面も考慮した記載となっており、実践的な内容だった。特に、上位役職の人たちに読んでもらいたい書籍である。

Posted byブクログ

2015/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ファシリテーションに関する本。 ロジカルな視点から、ファシリテーションを行うためのコツを紹介。ロジカルシンキングも合わせて学べそうな本。 <メモ> ・「まとめようとするな!整理をせよ!」 ・ファシリテーターの役目は議論をまとめることではなく、議論がまとまるようにすること ・ファシリテーターの役割は①要約する②検証する③整理する④統合する⑤構造化する。 ・5つの役割を基本動作にわけると  ■要約する ①論点を明らかにする②ポイントをまとめる③わかりやすく言い換える  ■検証する ①筋道を明らかにする②筋道のゆがみを正す③筋道の偏りを正す  ■整理する ①テーマを分解する②意見を分類する  ■統合する ①優先順位をつける②上位概念をつくる  ■構造化する①構図を選ぶ②切り口(視点)を選ぶ ・議論のプロセスにはパターンがある。起承転結型、問題解決型、目標探索型、発想企画型、環境適合型など ・論点を明らかにする → 話がずれたら発言のテーマを確認する ・ポイントをまとめる →要するにでまとめてみて確認する。主語+述語の文章になるよう注意。 ・わかりやすく言い換える →たとえば。具体的には。で言い換えて確認する ・筋道を明らかにする →なぜ?だから何?の質問で筋道を整理する ・筋道のゆがみを正す →本当にそうなの?で立ての論理の妥当性を検証する ・筋道の偏りを正す →他にないの?の質問で視点を広げる問いかけをする ・頭が固い人には立ての論理を上下に揺さぶったり、横の論理で左右に揺さぶったりするのが常套法 ・優先順位をつける →どれが重要ですかと優先順位をつけていく。何を持って重要するか判断基準も明らかに。 ・上位概念をつくる →何が言えるかを導く。個別の意見を抽象化したり、包含関係を明らかにしたり、共通の前提をあぶり出していったりする。これらをまとめるとの世界 =他を包含するものを選ぶ、言葉をつむぐ、裏にある共通の思いを言葉にする ・名詞一言でまとめようとせず、メッセージにする。SOWHATに答えるメッセージに。 ・どうやってもまとまらないとき。  ①ここまでの議論を総括する。チェンジオブペースの効果を導く。ちょっと振り返ってみることでアイデアは出やすくなる。議論がどんな流れだったか、何が決まってその理由は何だったか、何と何が対置されているか、何が決まって、合意できているか  ②前提を合わせる 同じ言葉を違う意味で使っていないか、今日は何をする会議であったかなどを整理する  ③対立があってまとまらないときは、誤解をなくす。一致点を見つけ出す。どうやったらみんなが満足できるかを考える  ④最後はみんなの力を借りる。まとめ方が思いつかないとみんなに投げかける ・ビジネスフレームワーク  ■意思決定系→プロコン表やペイオフマトリックスを活用、緊急度重要度マトリックス ■アイデア創造系→マインドマップ、マンダラート、オズボーンのチェックリスト ■マネジメント系→PDCAサイクル、5W1H、報連相、KPT(継続すべき点keep、問題点problem、挑戦tryを整理) ■組織開発系→人仕組み風土をつくることで決まるといわれる。知識技能態度で捉えるのが一般的。willskillマトリックス ・フレームワークを使う作法  ツールを持ち出すタイミングはこれ以上意見が出なくなり、議論がぐるぐる回る混沌状態になった時に用いる。

Posted byブクログ

2015/06/28

ファシリテータとして会議を上手にまとめるための技法を、 例題を活用して紹介している。 要約する、検証する、整理する、統合する、構造化する。 実践を積み重ねてきた著者らしく、会議参加者のくせにおうじで、どう振舞うべきか紹介しており参考になる。 文章も理解しやすくすらすら読める。 ...

ファシリテータとして会議を上手にまとめるための技法を、 例題を活用して紹介している。 要約する、検証する、整理する、統合する、構造化する。 実践を積み重ねてきた著者らしく、会議参加者のくせにおうじで、どう振舞うべきか紹介しており参考になる。 文章も理解しやすくすらすら読める。 付録に、MBAで多用されてるフレームワーク集があり、 これは必携。

Posted byブクログ

2014/09/15

論理的な議論の進め方、まとめ方について述べた本。 議論進行における基本的なポイントがよく整理されており、読みやすい。 また、議論で起こりうる事例がわかりやすく書かれており、理解しやすいと思います。 議論の進め方を学ぶ方が、最初に手に取る本としては良い。

Posted byブクログ

2016/12/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まずは、本日のゴールの設定をしてください。もうひとつは、ゴールに向けて、どんな手順で話し合っていくのか、議論のテーマ、すなわち論点の設定です。(p.22) 曖昧言葉に敏感になる必要があります。「この言葉は放っておけない曖昧言葉だ!」とアンテナが立つようになってください。(ex. 「コミュニケーションが悪い、競争優位の源泉、多くの人の意見だ、多い、覇気が足りない、推進する、強化する、徹底する」)(p.42) みんなで話し合うときには、隠れた前提を持ち合わせていない人もいます。そういう人にとっては、「売上低下」がどうして「パンフレットのつくり直し」という主張の根拠になるのか、さっぱり理解できません。そういうときこそ、ファシリテーターが、「推論のステップはちゃんとつながっているだろうか?」「隠れた前提は何だろうか?」と考えて、発言者が省略してしまったステップを表に引っ張り出すようにしてください。(p.82) 演繹法でも帰納法でも「原因→結果」の筋道は入念なチェックが必要です。「本当にこの結果の原因がこれなのだろうか?」を立ち止まってチェックするということです。実社会の話は因果の証明が難しいという事情もありますが、多くの人は因果関係の飛躍にはおそろしいほど無頓着です。(p.86) 大切なのは、それが現場で取り出せるかです。知っていても取り出せなかったら、知っていないのと同じです。普段から本や新聞を読んで教養を高めるとともに、それを引っ張り出す訓練をしておきましょう。(p.182) 人を問題解決への行動に駆り立てるのは納得感(腹落ち感)です。頭で分かることも重要ですが、腹(腑)に落ちないとやる気になれません。合理性は納得の必要条件にすぎません。合理性のない、すなわち筋道の通らない答えは納得できません。かといって、合理性だけあれば納得感があるのかといえば、そうではありません。人は参加しないものには、納得しないからです。(p.213)

Posted byブクログ

2014/04/08

ファシリテーションの手法がよく分かる。 実用的なフレーズが掲載されています。 数多くのフレームワークも紹介されています。

Posted byブクログ