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晩夏に捧ぐ の商品レビュー

3.2

124件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    63

  4. 2つ

    12

  5. 1つ

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2012/09/12

『配達あかずきん』を読んでからずっと気になってた本。 とにかく楽しかったし、スッキリした! 何読むか迷ったら、またこの本を読もう(*^^*)

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2012/08/06
  • ネタバレ

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成風堂の女の子二人が血なまぐさい殺人事件&幽霊話に挑む。 長い短編のようで寸足らずな印象。一作目のほのぼのとした本屋裏話のほうが好きだなぁ。 短編ではユニークに感じられた主人公の気性が、長編になるととたんに鬱陶しい。本屋がなくなることに鳥肌が立つなんて箇所はいくらなんでも共感できない。ミステリーとしても不十分。妙絵と小松に共通項を当てはめようとしたところや、作家の著作の描写とかが、もう。 折角の長編だから登場人物の掘り下げが読みたかった。

Posted byブクログ

2012/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集の方が好みかな、この作者のは。 本屋の裏側が楽しくて前作に引き続き購入。 一番気になるとこ、犯人とされて獄中死した男には事件発見時に 返り血はついていたのかどうか???? 教えて欲しい。

Posted byブクログ

2012/06/28

成風堂書店事件メモシリーズの長編 長編だけあって、いつもの「日常の謎」とはちょっと違う、骨太感があるミステリでした。 前半は地方の書店事情も交えつつ、いつもの感じで幽霊騒動が進展していきます。旅先でもついつい本屋を探してしまう同類としては、杏子さんの書店愛には共感できるところも...

成風堂書店事件メモシリーズの長編 長編だけあって、いつもの「日常の謎」とはちょっと違う、骨太感があるミステリでした。 前半は地方の書店事情も交えつつ、いつもの感じで幽霊騒動が進展していきます。旅先でもついつい本屋を探してしまう同類としては、杏子さんの書店愛には共感できるところも多く頷きながら読み進めて行きました。 物語の後半は核心に迫るにつれて、ミステリっぽい感じになっていきます。 解決編にむけてはちょっとあっさりとそしてパタパタと進んでいってしまった感があって残念かも。もう少しドラマっぽさがあると個人的にはもっと感情をもって読めたかも。 最後は今までの同シリーズと同様に明るさあふれるエンディングでさわやかな読後感がありました。最近小難しい本が多かったので、とても良いリグレッシュでした。

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2012/06/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 成風堂書店シリーズ第2作目。今回は長篇。そしてサブタイトルに「(出張編)」の文字が(笑) 駅ビル内にある書店・成風堂に勤務する杏子のもとに、元同僚で現在は長野県の老舗書店・宇都木堂書店に勤める美保から手紙が届いた。その内容は、今月に入って書店で数回も幽霊が目撃され、どうやらそれは27年前の作家・嘉多山殺人事件の犯人として逮捕され、獄中死した書生・小松秋郎だという噂までもが出ていること。 加えて関係者の周囲で小火や空き巣が相次ぎ、当時ゆかりのあった宇都木店主も気落ちし、店存亡の危機。ひいては、以前から何度も謎を解いている名探偵の大学生バイトの多絵といっしょにこちらに来て、事件を解決してくれというのだ。 あまり乗り気になれない杏子とやる気満々な多絵が休暇をもらい、いろいろと聞いてまわるうち、27年前の事件が紐解かれていく…。 『書店の謎は 書店人が解かなきゃ!』 とはいえ、まさか成風堂から舞台を出ちゃうとは思いませんでした(笑) 第1作目は短編集だったってこともあるけど、殺人事件とはまた物騒な謎になったなぁ…。個人的には冒頭の「本屋に2時間アリバイ証明」みたいなネタの方が庶民的で合ってるような気がしますが。うーん、杏子&多絵コンビにしては少々血なまぐさい事件すぎるかなぁ、と。27年という歳月の風化があるとはいえ。 ただ「書店への愛」というか「書店員のこだわり」感は強く感じて好印象。まるう堂本店みたいな書店も、息子さんの支店みたいなオシャレ書店も、どっちもそれぞれ個性ですよね。私はあまり意識しないで棚を見て回るけれど、馴染みの本屋にもこだわりディスプレイがあったりしてるのかなぁv ところで多絵ちゃんは、ぶきっちょなうえに、絵も壊滅的だったか…(笑) そして「多絵ちゃんのプレゼント包装」が報われない代名詞にまでなってるとは! いや、なんか、がんばれ多絵ちゃん…! 読んでいたら長野に遊びに行きたくなってきました。

Posted byブクログ

2012/06/11

感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201206/article_4.html

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2012/06/07
  • ネタバレ

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本屋の描写が秀逸。 本屋萌えな主人公もかわいらしい。 その空気感はとても良いのですが、 いくら二十七年前とはいえ殺人事件は ちょっとそぐわないような気がします。 前作ってこんなかんじだっけ? 個人的には、加藤警部の本屋に対する深い愛情が 語られずじまいなのが残念でした。

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2012/05/16

配達あかずきんの続編。現代の幽霊騒動と27年前の殺人事件が絡みあうミステリ。 真相は切ないし、後味もいいとは言い難いんだけど、導入部のアリバイを立証するエピソードや杏子さんと多絵ちゃんの人柄がよくて安心します。続編が楽しみ。

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2012/05/06

本屋舞台のミステリー、第2弾*1にして初長編です。 面白くないことはないし、ミステリーとして無理もしてないし、ひかれるものはあるのだけれど、なんか、手放しに好きとはいえないんですよねぇ。 なんでかなぁ。 まぁ、ミステリー自体、ものすごく好きなジャンルというわけではないのですが...

本屋舞台のミステリー、第2弾*1にして初長編です。 面白くないことはないし、ミステリーとして無理もしてないし、ひかれるものはあるのだけれど、なんか、手放しに好きとはいえないんですよねぇ。 なんでかなぁ。 まぁ、ミステリー自体、ものすごく好きなジャンルというわけではないのですが。それでも、もちろん嫌っているわけではないし、この物語の舞台そのものである書店には、すごく好きなんだけどなぁ。 なんとなくながれるやおいのにおいも、わたしは基本気にならない人間だしなぁ……。 なのに、なぜ? 多分、大崎 梢の本の読み方は、わたしの読み方と違うんだろうなぁ。どこか、わからないけど。 そして、桜庭 一樹の本の読み方には、ものすごくあこがれます。

Posted byブクログ

2012/03/10

配達赤ずきんの続編。 杏子は元同僚から老舗書店に出る幽霊の謎を解いて欲しいと頼まれ、 探偵役の多絵と共に長野へ向かう。 書生が著名な作家を殺害した事件に鍵があると、真相を調べ、幽霊騒動を解決するお話。 本屋にまつわるあれこれは面白いものの、 短編でも充分だったのでは、、。 むり...

配達赤ずきんの続編。 杏子は元同僚から老舗書店に出る幽霊の謎を解いて欲しいと頼まれ、 探偵役の多絵と共に長野へ向かう。 書生が著名な作家を殺害した事件に鍵があると、真相を調べ、幽霊騒動を解決するお話。 本屋にまつわるあれこれは面白いものの、 短編でも充分だったのでは、、。 むりくり長くした感が。 ミステリとしてはネタがしょぼすぎるし、深い人間ドラマがあるわけでもなく。 なんかいまいち何がしたいのかわからない話だった。

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