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晩夏に捧ぐ の商品レビュー

3.2

124件のお客様レビュー

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    4

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    63

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2014/08/07

シリーズ2作目。前作は短編日常ミステリーだったのが、今作は長編、まさかの本格? 短編のほうが味が出ていいかも。

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2014/07/21

幽霊騒動、過去の殺人事件、消えた原稿。 と、ワクワクさせるわりに解決はあっさりして、ちょっぴり肩すかしな印象。 短編の方がテンポよくて好きだった。

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2014/07/05

長編も良かったけど、杏子さん・多絵ちゃんにはいつもの成風堂を舞台にした事件を解決してもらいたいです。そのためには短編の方がいいのかな。

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2014/05/14

シリーズ2作目。今回は長編でした。信州のまるう堂での幽霊事件を解決するために、杏子と多絵は行く羽目に。幽霊事件には、27年前の殺人事件が絡んでいたというお話。事情を探り謎は解決するのだけれど、いろいろな部分が何だか足らなくて、しっくりこない気持ちが残りました。前作のような短編の方...

シリーズ2作目。今回は長編でした。信州のまるう堂での幽霊事件を解決するために、杏子と多絵は行く羽目に。幽霊事件には、27年前の殺人事件が絡んでいたというお話。事情を探り謎は解決するのだけれど、いろいろな部分が何だか足らなくて、しっくりこない気持ちが残りました。前作のような短編の方が好みかもしれません。 信州のまるう堂のような書店の常連になりたいなと思いました。

Posted byブクログ

2014/01/12

シリーズ中の長編作番外編。 舞台は成風堂を離れて信州の老舗書店。しかも27年も前の殺人事件の真犯人を暴く旅。 それでも本格的なミステリーとは趣きは異なり、多絵の最後の謎解きまで、数ある証拠や容疑者の情報は整理されることなく、推理好きな読者にはじれったいことこの上ないだろう。 ...

シリーズ中の長編作番外編。 舞台は成風堂を離れて信州の老舗書店。しかも27年も前の殺人事件の真犯人を暴く旅。 それでも本格的なミステリーとは趣きは異なり、多絵の最後の謎解きまで、数ある証拠や容疑者の情報は整理されることなく、推理好きな読者にはじれったいことこの上ないだろう。 やはり本書は、書店員や本屋フリーク、純粋に本が好きな人たちのためにあるのだと思う。 作家の原稿用紙へのこだわりや、懐かしい書生という言葉など、読者の立場では触れることのできない世界を垣間見せてくれるのが、このシリーズの大きな魅力。 現に私は推理小説、ミステリーの類いは好きなジャンルではない。なのに、このシリーズにはわくわくするし、読み終えるとそわそわする。「ビブリア古書堂…」と同じ気持ち。 私も素敵な書店、時の流れを封じ込めたような書斎や図書館がこよなく好きなのだ。作家も、出版社も、書店員も…本を愛し、本に関わって生きる人たちが好きなのだと思う。 この作品はとても暗く哀しい結末を背負っているけれど、本を愛する人たちがたくさん登場する。その世界に触れているだけで、私の中で自分の居場所を探してむずむずする本の虫が騒ぐ。 個人的にはやはり、成風堂を舞台に小さなトラブルや謎を解きほぐしてゆく多絵と杏子を描いた短編集の方が好きだなあ。謎解きの経過をここまで長いストーリーの中で最後まで少しも明かさないのは不自然だ。 かつて、杏子が多絵に紹介した本…おそらくはファンタジー…とはなんだろう。調べてみよう。

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2013/12/19

シリーズ二作目。今回は短編ではなく長編。 この作品は前作の短編のようにぽんぽん話が進み、尚且つしっかり事件解決へと導くスッキリ感がある方が個人的には合うかも、という印象。 但し、今回の舞台である信州の書店の描写や、書店裏話はやっぱり面白かったです。 本好き、書店好きとしてはどうし...

シリーズ二作目。今回は短編ではなく長編。 この作品は前作の短編のようにぽんぽん話が進み、尚且つしっかり事件解決へと導くスッキリ感がある方が個人的には合うかも、という印象。 但し、今回の舞台である信州の書店の描写や、書店裏話はやっぱり面白かったです。 本好き、書店好きとしてはどうしたって訪れてみたくなる。 多絵ちゃんのキャラが好きだなー。 次作はまた短編のようですので楽しみです。

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2013/11/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

信州の書店を舞台に起きた幽霊騒動の謎をときます。 とぼけた多絵ちゃんのキャラが爆発です。 ここまで不器用だったんだって笑っちゃいました。 また杏子さんの本屋好きぶりもはじけているのもツボでした。

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2013/11/16

BOOK DATE: 駅ビルの書店で働く杏子のもとに、長野に住む元同僚・美保から手紙が届いた。彼女の勤める地元の老舗書店に幽霊が出るようになり、おかげで店が存続の危機にあると知らされた杏子は、アルバイトの多絵と共に信州へ赴いた。だが幽霊騒ぎだけでなく、二十七年前に老大作家が弟子に...

BOOK DATE: 駅ビルの書店で働く杏子のもとに、長野に住む元同僚・美保から手紙が届いた。彼女の勤める地元の老舗書店に幽霊が出るようになり、おかげで店が存続の危機にあると知らされた杏子は、アルバイトの多絵と共に信州へ赴いた。だが幽霊騒ぎだけでなく、二十七年前に老大作家が弟子に殺された事件をめぐる謎までもが二人を待っていて……。人気の本格書店ミステリ、シリーズ初長編。

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2013/10/26

夏を好きな僕が、夏を背景にした物語を読もうと思い、選んだ小説がこれ。で、それを10月末に読み終わるという事実。そして夏を背景にした小説があと少なくとも2冊はあって、それを今からまた読もうとしている。歴史は繰り返す。 ミステリー小説ですが、壮大な舞台ではなくてとても身近なスモール...

夏を好きな僕が、夏を背景にした物語を読もうと思い、選んだ小説がこれ。で、それを10月末に読み終わるという事実。そして夏を背景にした小説があと少なくとも2冊はあって、それを今からまた読もうとしている。歴史は繰り返す。 ミステリー小説ですが、壮大な舞台ではなくてとても身近なスモールワールドで事件が起きます。こういう狭い世界の物語がまた良い。 著者はすごく本が好きそうで(書店が好き)その熱が読者にも伝わってきました。 あとがきに書いてましたが著者は書店員だったそう。やっぱそうかい! ストレートにミステリー小説です。 このストレートさにロック魂を感じました。

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2013/09/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

成風堂シリーズ第二弾。 今回は長編です。 今回は過去の殺人がテーマだったので、いつもよりも大事件を解決させちゃいましたね。 でも、私は短編の方がすきかもしれません。 すぐそばにある謎を解いている面白さ、がいいのかも。 それでも、美味しい食べ物とか温泉とか出てきて、魅力的でした。

Posted byブクログ